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脚本：高山直也 演出：落合正幸
サブストーリーの司馬先生担当の食道がんの妊婦の話はとてもいい話なのに、メインの方の日向家の赤ちゃんの話がすでに昼ドラどころかホラーすぎて、司馬先生の方の話が全然いい話に思えませんよ？どうなってんの。（苦笑）
食道がんの妊婦の方、佐藤仁美と近藤公園の夫婦だけど、司馬先生自身が自分が生まれたと同時に母親を亡くしてるという設定だってのは視聴者は忘れてないはずで、一応その決断と行動は司馬先生を描くためには使ってるけど、そこで妊婦にそれを明かして泣けるイイ話にもっていくわけでもなく、真っ当に医者モノとして解決したのはいいと思う。でもたぶんそのせいでそっちのカタルシスは感じなかったんだよね？そういう狙いかも‥‥や、間違いなくそういう狙いなんだろうけど。そっちに感情移入しないよう、単なる患者エピで終わらせるという。
まあ司馬先生のやったことは医者として正しくて、無茶なこともしてないし根回しもしてるし、説明だってしてたから、旦那の言い分は言いがかりでしかないと思うんだけど、そこで謝りつつ治療しましょうという司馬先生は良いお医者様だしカッコいいよな。いつもキツいこという水原先生もちゃんと協力してくれたし、それは否定してないしな。
だから院長先生と産科医の軋轢はともかく、そっちの話としてはちゃんと終わってるはずなのに、何だろこの終わってない、とってつけた感は（^_^;）
想像妊娠だの赤ちゃんがいるふりだの佳子さんはどんどん怖くなっていくし、そもそもそんな圭子さんを避ける敏雄さんがわからない。そんな奥さんがいやならどうして佳子さんと結婚したの？それがわかるまでは何度でも聞いてみたいよ（笑）あと普通に考えて、あんな大きなお屋敷にお手伝いさんがいないわけないと思うし（夫婦二人で住むにしてもいい家すぎゃしないか？）、夫婦しかいないはずの家に若い女性が出入りして住んでたらご近所の噂になることまちがいなしだと思うんだけど。
そして圭子さん妊娠のお祝いに呼ばれる前妻とその跡取り息子って‥‥どゆこと？前妻は一体何がしたいの？
大体圭子さんの子宮取ったって話、なんで家族は知らないの？そこからだよね、話としては。取った理由もわからないし秘密にする理由もわからない。謎すぎる。取ってさえなけりゃ機能してなくても誤魔化せるだろうに、一体なんのための伏線？（ドラマ、もしくは原作に言ってます）
代理出産って、他人だろうが姉妹だろうが、ありがちな話として十月十日自分のお腹で育ててるうちに情が移って子供の引渡しを拒むというトラブルが相当多いらしいってのはよく聞く話だけど、だから契約書を書くわけで、それを気の毒だからとか圭子さんの愛情に共感してとかいって拒む三恵さんもちょっとどうかと。恐ろしい形相でそれを強要する春日井師長も相当怖いけど、むしろ三恵さんが怪しいよなあ。というか三恵さんもかなり頭がヤバそうだけど‥‥？どうなってんの？つか、圭子さんを裏切ったら確実にお姉さんは三恵さんを殺すよ？
つーか圭子さんと三恵さんって仲いいのか？良くないだろ。
と思ってたら、もしかして敏雄さんと三恵さんはそういう関係なの？三恵さんが妊娠してる子供は本当に確かに人工授精した圭子さんの子供なんですか？敏雄さんは何が後ろめたいわけ？まあそこを言い始めると、そもそも敏雄さんの行動すべてがどうかって話だし、日向家おかしいだろ？ってことでしかないんだけど。
まじめに相当ホラーだよ？このドラマ。司馬先生の病院の方の話と日向家の代理母の話、いろんな意味で微妙にまともじゃなくて、不安感がいや増すよ。すでに昼ドラではないなｗ
あ、おかしいといえば、わりとまともな人だと思ってた司馬先生のお父さんも、いくら何でもお友達が何針も縫うような額の怪我してるのに、血を流しながら電車に乗って１時間もかけて大久保病院にやって来るって、相当おかしいと思う。だって息子さん、今医者になったわけじゃないでしょうよ。常識的にご近所の医者に行ってくださいよ。（ツッコまずにはいられない）つか、電車で女子高セに写メ撮られたって言ってた気がするけど、写メどころか薄気味悪いです。あんな大量に出血してるのそのままで電車とか。このドラマの描写の基準ってどうなってるの？（大真面目に）
