そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

ラッキーセブン#5

http://www.fujitv.co.jp/lucky-seven/
脚本:野木亜紀子 演出:成田岳
 
リタイヤはしないけど、なんかもうすでに視聴モチベーションがない。まだ5話なのに。
今回の話はアクションもなければカタルシスもなかったよ?カタルシスは必要でしょう、事件ものなんだから。
つか、有り体に言ってつまらねえ。なんか根本的な部分の物語の構成とか設定でつまらないって感じ。この設定なら普通に誰がやってもそこそこ面白くはなるでしょうよと思うのに、なんでこうなった‥‥って出来上がり。いつもの、というかここ最近の月9クオリティすぎる。脚本家が下手なんじゃねーの?それとも企画が全然詰まってなかったの?
結局新田が嵌められたのも「新田だから」ではなく単にラッキー探偵社が上手く使われただけ。じゃあなんでそこで終わらなかったかっていうと、関わったのがたまたま「新田だった」から。そりゃねーだろよ。だったらむしろ、探偵としては素人の駿太郎がハメられて、それを嫌々ながら新田が助けるってほうが萌えるんだけど?根本的にスタッフ、バディ物ってのをわかってねーなあ。
そもそもハメようとする相手くらい見極めようよと思うけど、ラッキー探偵社じゃなきゃいけない理由はあるんだよね?それは社長のお父さんの事件が関わってるから?といっても、今回の2週続きの事件話でそこまで踏み込んでなくて、実はハメられました、新田は辞めました‥‥で終わられてもなんだかなあーっつか。これで面白いつもりなのかなあ?
たぶん作り手側としては「新田が辞めた」ってことが番組的な「事件」だというつもりだったんだろうけど、それ間違ってると思う。まず劇中的な事件をカタルシスをもって解決してよ。話はそれからだよ。
事務所がハメられた経緯と方法、その結果だけを描いたからって、そこに何も残らないから物語として全然面白くないんだよな。キャラが活き活きと動いてるってわけでもないし。(せめてハングリーくらいに動いてたらそれはそれで楽しいんだけど)
しかも別に探偵社のメンツが活躍したって気もしてないんだけどさ、特に主人公のはずの駿太郎とがあんまり活躍してないよね。というかよくわかんなかったんだけど。そもそもなんかこの事件をやることでドラマとしては何をやりたかったのかがよくわかんない。新田と駿太郎は嫌い合ってても実は仲良しさんでしたってこと?
あとはまあ新田が本当にいいとこのお坊ちゃんだったってことだけど、なんかそれも「それがどうした?」程度のことだよね?萌えネタなの?誰向けの?正直、そんな腐女子向けのキャラネタいらねーから。
というか、このドラマどこに行きたいの?なんか今回の事件で、先の展開にあんまり期待できなくなったんだけどさー。一応見るけどこれ以上面白くなりそうにないなあ。話が面白くないときは、ストーリーが破綻しててもいいからアクション入れてよ。瑛太を脱がせてアクションさせてよ。それがサービスってもんだよね?