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ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

海賊戦隊ゴーカイジャー#51「さよなら宇宙海賊」(終)

東映 http://www.toei.co.jp/tv/go-kai/index.html テレ朝 http://www.tv-asahi.co.jp/go-kai/
脚本:荒川稔久 監督:竹本昇
『じゃあな、アカレッド
 
リアルタイムで最終回を見ていたのに感想はこんなに遅くなってしまった‥‥のは別にいつまでも終わってほしくないとか思ってたわけじゃないんだからね!(別にツンデレではない)
実際気持ち的には前回のラス前のほうが盛り上がってて、最終回自体は皇帝陛下と直接対決したものの皇帝が巨大化するわけでもなく(巨大化担当のインサーン死んじゃったし)、ロボ戦があるわけでもなく(竹本監督なのにw)派手な空中戦があるわけでもなし、皇帝陛下と死闘を繰り広げるわけでもなかったんだけど、これでよかった気はする。
まあ等身大の皇帝陛下を寄ってたかってなぶり殺し‥‥なのはともかくだけど(^_^;)
皇帝陛下、殆ど戦うところがなかったせいか、権威付けの根拠はあるもののデザイン的にもむしろ洗練されててカッコよかったし、往生際悪くキワモノに進化するわけでもない真っ当な戦いだったせいもあって、そこだけ妙にリアル戦闘として終わってるからそういう意味で盛り上がりにかけたのは確かだと思うんだけど(自分的にはハリケンジャーくらいの盛り上がりを期待してたんで)、まあ3.11の大震災があったこの年にあえてそんな気持ち的に滅入るような死闘を見せる必要はないのかなあと思うと、こういう現実的な帝国の最後ってのもこれはこれでありかなって気がするしな。
その後が内部分裂で崩壊ってのも、結局圧政に苦しんでる人たちの自己努力で取り戻せってことかもしれないし。だってゴーカイジャーは海賊だし、帝国を倒したっていうより気に入らないからぶっ潰したわけで、その相手が皇帝陛下だった‥‥ってことだもんな。これはこれで(笑)
 
初っ端からスゴイサブタイの入り方で「さよなら宇宙海賊」で始まって、トリ大活躍!トリ、役に立つ!(笑)そういやフリージョーカーがあった!ってことでマーベラスと鎧が乗り込む展開。
マーベラスが船を操ってるあいだに鎧の援護で、皇帝陛下に『てめえは俺だけ見てろ!』ってのが超カッコいいわけですが! (*゚∀゚)=3 ムッハー
そしてまさかのギガントホースを乗っ取って艦隊全滅って!ギガントホースの火力が仇になったってことか。あっけなさすぎる(笑)
対ダイランドー戦は、ダイランドーさんがギガントホースが落ちたショックを受けてるあいだにトドメという海賊っぽい卑怯さ。ダイランドーなんかに卑怯って言われたくない気がするけど、アイムが『海賊ですから』っていうのがいいな!もうお姫様じゃなく根っから海賊(笑)
そして変身解除した生身でガレオンバスターもすごいけど、マーベラスと鎧で最凶最悪の皇帝陛下もジ・エンド?まさかの皇帝陛下ご崩御でCMだし!きっとまだ生きてるよーと思ったらやっぱり生きてた!
でもそこで全員揃った海賊たちが皇帝陛下に全員で大見栄きるとかカッコよすぎるなあと。

 マベ「そいつは無理だな。てめえは俺たちには勝てねえよ」
 陛下「なんだと?」
 ジョー「この星を狙ったのが間違いだったんだ」
 ルカ「この星にはね、あたし立ち海賊でも手を出せない大きな力があったのよ」
 ハカセ「お前には見えないだろうけど、僕たちは6人だけじゃない!」
 アイム「私たちの後ろには、この星を守り続けてきた人たちがいます」
 鎧「34のスーパー戦隊がいるんだ。その力‥‥今見せてやる!」

リアルタイムではそうでもなかったけど、見返してたらもうここで涙腺決壊。泣けるわ〜。・゚・(ノД`)・゚・。
34のスーパー戦隊の力!本当に1年積み上げてきたエピソードが生きてる!彼らだけじゃなくオレたちも、思い入れのある戦隊はもとよりうっすらとしか記憶がなかった戦隊とか見てない戦隊の思いをもこの1年の間に補完してきた、その積み重ねが‥‥ (´Д⊂ヽ
そこでマーベラススーパー戦隊の名乗りアーンド、海賊のポリシーだし!海賊なのにスーパー戦隊という両立がキッチリ成り立った!ヽ(゚∀゚)ノ

 マベ「俺たちは35番目のスーパー戦隊だが、海賊だからな」
 鎧「お前みたいな気に入らない奴は‥‥」
 全員「「「力の限りぶっ潰す!」」」「海賊戦隊ゴーカイジャー!」
 マベ「最後だからな、ド派手に行くぜ!」

海賊カッコいい‥‥! (*゚∀゚)=3 ムッハー
確かにまあ、ノーマルのままトンデモ感がなく皇帝陛下がお亡くなりになるならそれはそれでかな。
そして地球人代表としてシルバーが最後の最後のトドメとか!
そういや鎧が戦闘時に常にマーベラスと肩を並べてるのは地球人代表だからってのは前回も言ったけど、最後にトドメを刺す権利もあるんだよな。地球人代表だってこと以上に、数年前にレジェンド大戦を体験した人間だからこそ、劇中では殆ど語られてないけど、ザンギャックへの憎しみは他のメンツと同じようにあるわけで、脳天気なヒーロー志願の青年じゃないんだよなーと改めて思うと、やっぱり自分たちのことは自分でってことか。
マーベラスの『愚痴ならあの世で息子にいえ』で、ちゃんと殿下のことは忘れてなかったーってのは、なんか嬉しかった(笑)倒しちゃったけどさ。
最後のみんなの「やったー!」もマーベラスの「やべえ‥‥スッゲェ気持ちいい‥‥」もナヴィの憎まれ口も何もかも終わりとして良し!ああスッキリ!
しかも数カ月後にカレー!(笑)
というかガレオン直すためとはいえ、数カ月もいたんだ?そして1話のカレー屋再建はいいけど、あの地域(あえて地球とは言わないw)、他にも相当被害被ってるんじゃないのか?大丈夫かよw

最後は1話の保母さんも再登場。また1話と同じセリフのやり取り。

 保母さん「だってあなたたちは地球を守ってくれたヒーローですし、お礼も言いたいし」
 ジョー「何いってんだ?あんた」
 保母さん「え?」
 ルカ「私たちはただの宇宙海賊。別に地球を守ってなんかないわよ」
 保母さん「え?でも‥‥」
 アイム「そうです。たまたまお宝探しに来たこの星で、邪魔なザンギャックを排除させていただいただけです」
 鎧「(にぱ)」
 ハカセ「だから、お礼を言われる理由はないよ」
 保母さん「はあ‥‥」
 マベ「んじゃ、またな‥‥」
 子供たち「ありがとうゴーカイジャー!ありがとう!ありがとう!」

なんだけど、1話の時のめんどくさそうな感じじゃなく、同じセリフなのに今度は言い方が謙虚になってる!海賊は成長した!(笑)
最後はレンジャーキーを大いなる力共々ばらまいて返還。
「こいつはこの星の奴らが持つべきもんだ‥‥あばよ!」
何回見てもマジ泣ける。・゚・(ノД`)・゚・。
しかも過去戦隊のみんなもとにレンジャーキーが‥‥ってことで、ダメ押しのカメオ出演!。・゚・(ノД`)・゚・。
最後の締めはアカレンジャーだし「ゴーカイジャー、よくやってくれた‥‥つかみ取れよ!今度は君たちの夢を!」って、海賊だけどまったくもってヒーローだしスーパー戦隊だし、カッコイイ!カッコいい!ザンギャックの本星に言って宇宙で二番目のお宝を‥‥ってのはともかく、海賊の冒険はまだまだ終わらねえ!
よく考えたらまだ宇宙にも出てない(たぶん‥‥だけど戦隊的歴史があるなら別か?w)地球人初の宇宙海賊である伊狩鎧が言ってたように『俺、もっと立派なヒーローになって、お正月ぐらいは帰ってきますからー!できれば夏休みとか冬休みとか!』って、まあいわゆるVSとか夏映画とか‥‥ってことかっていう大人の事情的なってことか?(笑)とりあえずはゴールデンウィークに帰ってくるんだよな(笑)待ってるぜ!(笑)
 
ああ本当に本当に面白かった!面白かった!あんな大災害があったのに、無事に1年終わってよかった!心から!
何回見てもなんか泣けるけど、こうやって子供たちにもスーパー戦隊の魂が受け継がれればいいなあーと思うですよ。
本当にキャスト&スタッフの皆さんありがとう!そしてお疲れ様でした!まだいろいろ終わってないけど!
 
新番組:ゴーバスターズ。
始まってみないとわからんけど、とりあえず靖子たん&柴崎監督だと期待せざるを得ない!理屈っぽい靖子たんと情報処理能力の高い柴崎たんは相性いいと思うの。期待!
引継ぎ!
ゴーカイレッドからレッドバスターへの引き継ぎ。ゴーカイレッドの中の福沢さんが今年からアクション監督になり、いつもは青担当の押川さんが今度はレッドにってことで、いろんな意味での引継ぎに胸が熱くなった‥‥!おっしー、おめでとうレッド!
 
今年の音楽は超お気に入りの山下康介さんてことで劇版サントラも超オススメ。劇場版のせいでいつもより多いんだけどさw
サントラ4&5全曲解説のブックレットありなのでこれはてにいれねば…と思ってるんだけど、とりあえず1はレンタル屋になかったから買っちゃったよ。海賊のテーマ曲は最高だよね!
ああオレがお金持ちならDVDも一気買いするのに‥‥!(今は無職の主婦だよ!)