そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

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聖なる怪物たち#5,6

http://www.tv-asahi.co.jp/seinaru/
脚本:高山直也(5話)、荒井修子(6話) 演出:常廣丈太
 
2話続けて見ちゃったけど、いい意味で何が何やらですよ。もう「えー?ええー?」としかいいようがないハチャメチャさ。
なんとなくまともなドラマの体は保ってるからよけいにおかしい気がする。面白いというよりオカシイよな、このドラマ。
5話は1話の冒頭に戻って、結局あの妊婦はやっぱり三恵さんで、やっぱり帝王切開でお亡くなりに。というか帝王切開とか以前に階段落ちして致命的な事になってる‥‥ってのは、手術前にわからんもんかね?いくら緊急手術でも。
そして司馬先生が勝手に良心の呵責と手術の責任を感じて勝手に動き回るという、つまり「聖なる怪物」ってのは司馬先生ってことですか?無垢なるものが一番始末に悪くて強いってこと?
でもいくらなんでも大人なんだから、個人情報をおおっぴらに言うのはやめようよ。お前の自己満の正義感のためにパーティで隣に誰がいるのかも確かめずに赤ん坊のこととか話すなよ。それ以前に何か秘密があるって気がつけよ。子供じゃねーんだから。出版パーティの方でもあの場所でそんな大事な事を声高に‥‥誰が聞いてるかわかったもんじゃないんだけどー?アホなのか?そこまでやる理由は?というか、師長もさっさと金でも握らせてホントのこと言って黙らせときゃいいのによー‥‥( ´∋`)
そしてなんと哲司が!オレの田中哲司登場。つーか市役所職員で三恵さんと不倫カップルだったって?そんな小さな町で?そりゃ噂になるだろうよ‥‥おいおい。三恵さんもやることやってんなーという意味ではなんかもう何が何やら。もう敏雄さんのお手つきでしたーって言われても何の同情もできねえ。だって恋人いたんじゃん!恋人いたのに敏雄さんとやっちゃったの?そこ、誰も何もツッコまないけど。というか誰が突っ込むのかという‥‥(^_^;)
師長も司馬先生のはあくまで圭子さんと敏雄さんの子供で押し通してるし、三恵さんの不義密通は完全スルー。冷静になってみたら何が何やら。
そしてオレの長谷川朝晴は曜子ちゃん(大政絢)のお兄さんで刑事?いやそれもだけど、いきなり司馬先生の転勤でお友達の竹内先生が金で釣られてんだから曜子ちゃんも金だよな。というかその金は何のため?お兄さんに流れるわけ?なんで?
そして日向家の方は嫁姑戦争勃発。その前に前妻はあっさり切り捨て!ビックリ(笑)現妻の圭子さんに男の子ができたら用済みですか‥‥はいいけど、だからどうして前妻から圭子さんに乗り変えなきゃいけなかったのか(しかも公に)その理由をだなあ‥‥前妻放逐の理由も何が何やらですよ。まあ慶ぶと書いてけいと読むの慶ちゃんは確かに敏雄さんの子供なんだから正直妻は誰でもいいんだろうけど、この日向家というものが社会的にどれだけのものなのかは未だにわかりません。幼稚園経営ってそんなにウマウマ?そして家の中はどういう封建社会?とりあえず何があるかわかんないんだから前妻の子供も同待遇でキープしとくべきじゃね?賢い姑としては。放逐する理由もわかりません。(子供カワイソー)
大久保病院の方は院長ウハウハはいいんだけど、とにかくそれだけ金を積んで守らなければいけない秘密なのかと言われたらやっぱり何が何やら。そもそもそんなことになることがマズいよな。
まあでもそれはともかくとして、院長的にはそれをキッカケというか踏み台として病院を上手いこと立て直せばまったく問題ないんだし、その引き換えともいえるべき司馬先生は元の大学病院に戻り、お友達はたぶん期限付きで金積まれて大久保病院に来てるんだからいいんでしょう。つまり全部金ですね。日向家が果たしてそれだけの投資をするほどの価値があるのかどうかよくわからん事情なのですが、まあ三恵さんが死んだのも別に法的刑事的に問題があるってことでもないし誰が悪いってわけでもないからなあ。
本当にドラマとしてはなんとなくちゃんとしてるように思えるのが、よけいに何が何やら(笑)
あ、忘れるところだったオレの糸川さん!(笑)
相変わらず胡散臭さギリギリだけど、この人本質的には良い人で若様・司馬先生の味方なんだろうけど、予断を許さない怪しさ。この人は何だったら釣れるのかなあ、金ってこともなさそうだし、実は一番扱いにくい人かもしれん。というか、今回の若様異動で自暴自棄の逆ギレしなきゃいいなあー。司馬先生は無垢なるおバカさんなだけなんだから、なんとかその情報網と想像力を駆使して若様を助けてあげてよー。
とまあ、とにかくこれで明日の放送には間に合ったってことですね。よし。