http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/garo-makaisenki/
脚本：江良至・雨宮慶太 監督：雨宮慶太
むうううん、流れとしては特に言うこともないんだけど、ここまでが良かっただけにちょっとイマイチかなあ。
映像面でもこういう感じのCGだとちょっと前シリーズに戻った感じになっちゃうし、話のほうも前回の感想で指摘した通り、目指すものがちょっとボケ気味で単にシグマと鋼牙の対決で今鋼牙がちょっと負けちゃってるっていうありがちな状態になってるしなあ。展開としては問題がないんだけに、もうちょっと‥‥というか、カオルを連れてくるって話なら、そこまででもうちょっと鋼牙とカオルで盛り上げてて欲しかったから、今この流れだと唐突だし。
カオルたちの対話と決意はいいんだけど、シグマが何を目指してるのかっていうのはここではっきりさせて欲しかったかな。
目標はあくまでも魔戒騎士に代わってのホラーの全滅のはずなのに、ホラーが結界破って出てきちゃってたらダメじゃん。そこら辺、シグマの思惑通りかどうかもわからないし、結局あんた何なの？何がしたいの？っていうか‥‥
シグマが本当に間違ってるならそこははっきりさせて鋼牙に突っ込んでから負けて欲しかったし、この場合シグマを最後に倒すのは定石だとレオのはずだろうと思うんだけど、その割にレオが絡んでないってのもね。烈花はともかくなんで零なんだと。そこの邪美も加わって、ちょいと役割分担もできてない感じかなあ。最後の最後でもったいない。
あとはカオルの関わり様だけど、今回そんなにカオルと鋼牙って絆を感じるようなエピソードってなかった気がするよ？カオルと鋼牙たちの世界との関わりはあったけどそれもレオ絡みだから、そこはレオとか烈花を上手く使って欲しいかなあ。なんか作品として何がやりたいのかはうっすら見えるだけに、ちょっと今回の話は間延びしてたかも。嵐の前の‥‥ってほど盛り上がったエピでもないしなあ。
