そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

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家族八景 Nanase,Telepathy Girl's Ballad #8「亡母渇仰」

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脚本:前田司郎 演出:藤原知之
 
あ、そうか。これまだ最終回じゃないんだ。(原作では最終話)そういや頭のほうで一話飛ばしたよな。
今回は最終回だと思ってたから脚本も佐藤二朗さんかと思ってて、二郎さんがあえてあのエロ叔父さんをやるのか?と思って見てたけど、今回は二郎さんじゃなかったよw まあそれは置いといて。
ザコン息子が黄川田将也ってのはあまりにもハマりすぎだけど、髭はインパクト弱いかなあ。もうちょっといろいろ堤的シュールさでもいいのに。話はどうせアレなんだしw
原作だとわりと普通にマザコン息子の気持ち悪さ全面に出しつつ七瀬の葛藤を描いて終わったけど、ドラマの方は七瀬の葛藤の方をもうちょっと突っ込んでる感じか。
たぶん原作にはなかったと思うけど(後で気が向いたら確認するー)七瀬がテレパシー能力を持ってることで、神にでもなったかのような傲慢さを心のどこかに持っている‥‥というエピを付け足して、その引き換えとしての苦しみっていう話に仕立ててるのが原作との相違点かな。たぶん。まあ引換えになるのが何なのかって気はするけど。
つまり能力を持つことでの目的意識とか社会的な意義を考えてないと、人の生き死にに関わるような今回のケースみたいな話の場合、その葛藤に押し潰されてしまう危険があるってことだよな。でもただこれだけじゃ、お話的にはまったくそこまではいってないなあという気がするのが、今回のドラマ化の一番微妙でもにょるところで(^_^;)
いいけど、七瀬が庭に見かけたあの怪しい男は何なのかなあ。怖い方への伏線ならいいんだけど、今回それについては何も触れてないし。もしかして次回にそれっぽい何かを出してくるつもりか?あれって妄想の産物でなければ、組織の人‥‥だよねえ?
えーと今回の話については、とりあえず奥さんがあんなマザコン男と結婚してしまったことは、七瀬と同じくはっきりいってバカだなと思うけどな。まああそこまで悪しざまに言うこたないと思うけどさw でもああいうのって、本当にわからないものなのかなあ?単に好きフィルターが掛かって気がついてないだけだと思うけど。もちろんお義母さんの性格も問題ありだとは思うけど、少なくともお世話になったと感謝してる身内の人がいる以上、まあ息子への愛情が逆上がってしまったか、どちらにしても頭おかしくなってることには変わりないな。そしてあの旦那が最悪だってことも(^_^;)
最終回は堤監督は戻ってくるのかなあ。全体にいろいろ微妙なところがあって期待したほどのシリーズでもなかったけど、最後くらいは堤風で締めて欲しいよ?
あと奥さんの人、どっかで見覚えがと思いつつ思い出せなくて、出演者名見ても「東風万智子って誰や?」と思ってたが、真中瞳のことか!いつの間に改名してたんだ?しかも回文かよ!(笑)
いやー知らんかった。というかいくら最近見てないらといっても、あの特徴的な顎のほくろを見て思い出せないオレがおかしいw