http://www.toei-anim.co.jp/tv/precure/・http://asahi.co.jp/precure/
脚本：米村正二 演出：芝田浩樹
やよいちゃん、スーパーヒーローの目覚まし時計は本格的にヤバいと思うよ‥‥（^_^;）「一般人のちょっとヲタクな人」の範疇ではないよ、それ。真性すぎるｗ
やよいちゃんの「あした転校する」という嘘がそんなに悪いとも思えないというか、エイプリスフールの嘘なら大丈夫な程度だと思うんだけど、それを言った相手のみゆきが転校生で慌てん坊の早とちりキャラだった‥‥というのがマズかったよな（笑）本人はちゃんとすぐ嘘でしたーって言うつもりだったんだし。
しかもそういやみゆきもあかねも転校生か。メンバーの中に転校生二人って多くね？
そして何気にそれをクラス中にふれ回ってお別れ会とかやっちゃうれいかさん。アンタの正しいと思ってることは必ずしも「良いこと」ではないよ！‥‥ってのは誰か突っ込んどいたほうがいいような気はする（苦笑）
つか、れいかさんも謝っとこうよ、少なくともクラスのみんなには‥‥（^_^;）やよいちゃんが謝るべき相手は本来はクラスのみんなじゃないよな？いやそれをいったらやよいちゃんが謝る必要もあんまないんだけど‥‥
でも今回の話は「嘘はいけない」以上にお話の転がし方としては上手いなあ。
本当のことを言えなくてどんどん事態が悪くなっていく状況を一転させるのが敵のアカオーニだというのもなんか皮肉。しかもあの戦ってる合間の状況ならウヤムヤに‥‥とかじゃなくて、ちゃんと和解するまで見守ってくれるアカオーニさんってばとても親切！（笑）
というか、アカオーニとやよいちゃんて絶対相性良さそう。アカオーニはやよいちゃんと正義とヒーローについて語り合えばいいと思うよ？部分的にはすごく意気投合しそうな気がする（笑）そして異世界の悪者が世界をバッドエンドにしましたっていう漫画描いてもらったらどうかな？アカオーニはバカだからメッチャ感謝しそう（笑）もちろんそのあと悪者はやっつけられるエンドだろうけどね！
しかし何気にやよいちゃんの描いた漫画でやよいちゃんがキュアピースで描かれてたのは、「ヒーローならホントのこと言わなきゃ」っていうことだったのかな。
あくまでも嘘をついた本人の思惑以上に周りがそれを広めてしまって収拾つかなくなって大慌て、解決自体は非日常展開だけど、それって現実的には勇気を持って本当のことをいえば本人が思っている以上に意外と丸く収まるんだよって話だよね。
もともとやよいちゃんはエイプリルフールで嘘をつくこと自体は、どういう嘘なら良くてどう言うのがダメなのかっていうのはちゃんと理解してるんだし。必要なのは自分が悪く言われるかもしれなくても、勇気を持って本当のことをいえるってことだし。
そしてたぶん重要なのは、ちゃんとそういうやよいちゃんにフォローが入ってることだと思う。
自分に注目が集まるなら‥‥でこういう嘘をつく子っていなくはないと思うけど、本当のことを言ったらどうなるかという恐怖→言ってみたら意外と大したことなかった→だったら気軽に嘘ついちゃえ〜を許さない「こんな嘘つくやよいちゃんは大嫌い」でトドメ刺しとくって、ねえ（笑）
あとそういう人騒がせなことをしてもみんな許してくれる、つまり自分が愛されてるという勘違い自己愛を否定するってことじゃん。
まあやよいちゃんの場合、うっかり変な嘘ついちゃったことの代償としてはこんなもんだと思うけど、学校に行ってるこの年代の子にとって、友達の信用をなくす（仲間はずれになる）って相当な恐怖だと思うから、やよいちゃんの気持ちもわからんでもないかなあと（^_^;）
真っ当な話でキレイにまとまってたし説教臭くもなくアカオーニさんがむしろいい人ポジションだし、作画もスバラシくて面白かった！
そして当日TLに流れてきててああ〜と思ったけど、今年の4月1日は日曜日なんですが（だからスマプリやってる）、その日に学校があるっていうのはまさにエイプリルフールの嘘ってことでしょうか？（笑）
