そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

宇宙戦艦ヤマト2199第一章「遥かなる旅立ち」

http://www.yamato2199.net/index.html
脚本:出渕裕 絵コンテ・演出:出渕裕・榎本明広

 
■第1話「イスカンダルの使者」、第2話「我が赴くは星の海原」相当の(wikiより)、主にヤマト発進まで。
なんかもうね、オレが見たかった「ヤマト」はこれなんだよ!って感じ。
公式動画で冥王星会戦を見た時も古代守と沖田艦長のやり取りにちょっとホロリときたけど、あの発進シーンを見てるだけでなんか泣けた。そこまでの展開のTVシリーズ再現率に泣けた。もちろん原典の中では好きなシーンなので、逆に違うとこは脳内で違和感あったけど(笑)(爆雲の中から出てくるヤマトはああじゃないんだ…!)←たぶん勝手に思い入れてる
一応オレ、リアルタイム放送世代の完全ヤマトっ子でそのあとの再放送も相当何度も見てるし、その後大人になってからは見てなくて最後に見たのは3年前の年末にCSでやってた時に久しぶりと思って見たけど、リアルに考えると突っ込みどころ満載のあの展開も別に問題あると思ってなかったのね。復活編だって実写版だって楽しめたし。
でもこうやって、あるべき手続きや当たり前の状況設定、描かれるべき描写がちゃんと入った状態で、この2012年の新しいアニメとして見ても別段遜色ないようなSFフィクション的リアリティを見せてもらえたことは本当に嬉しいよ!しかも超ハイクオリティ!
とにかく結城さんのキャラデザは絶妙にカッコよくてカワいくて、作画が超ハイクオリティだった!あのレベルで全話やってくれるんだろかと思うとワクワクが止まりません!動き的に超絶作画ってわけじゃないけど、普通のTVシリーズとしてならあれくらいで十分だし、艦隊戦はCGだからよく動いてたんで満足。劇場の大画面で見てもまったく問題なし。
まんまリメイクってわけじゃないのは特番とかも見たから知ってたけど、熱血漢じゃないちょっとナイーブな青年の古代もいいね。そして島がやたら楽天家だし、森雪はツンケンしてて南部と仲良かった!というか南部、変わりすぎ。公式のキャラ表は見てたのに誰だかわかんなかったw
他のキャラはこれからかなーと思うけど、加藤とかもちょっと違うのね。そして山本玲は山本の女体化ではなく妹だったー。でもってスターシャにはサーシャの他にもう一人ユリーシャという妹がいたとか。まあ確かにサーシャが届けに来たあのタイミングから設計図を元に戦艦を‥‥ってのは無理があると思うんで、別の使者が来てたってのは妥当だけど、じゃあなんで起動コアを別にして後から届けるんだよ‥‥と思わなくもないけどまあいいや(^_^;)
だから二人目の使者のサーシャが来ることがわかってて回収班が火星にいたってのは納得だし、そういう感じで細かく辻褄合わせてるけどあんまり無理は無いよな、たぶん。(いいけど冥王星から火星まで3週間か‥‥)
山崎貴監督の「SPACE BATTLESHIP ヤマト」も、お話自体はともかく映画的リアリティについてはそれなり満足はしたんだけど、そのせいでスターシャたちイスカンダル人が人間型の生命体だってのことはちょっと違和感あったりもしたぞ。くそ。
あとは原典の、ヤマト発進のパレードをやってそこで家族と別れの挨拶をしたり、地球のみんなに見送られて発進するシーンはあれはあれでありだけど、まあ本当ならあの状況でそんなにのんびりしてる暇ないよね(笑)暴動とか起こってるのに。
まあいろいろリアルになった分、古代と島が整備も済んでないのに勝手に乗りパクしたコスモゼロをぶっ壊して放置とか、あの状況を考えると加藤にぶん殴られるっだけじゃ済まねーだろって気もするけどそれもいいか(苦笑)コスモゼロ1台いくらだw
そしてガミラスの惑星間弾道ミサイル発射は美しかった!
もうちょっと感想というか思ってたことだけど、「SBヤマト」では映像的な見所としてヤマト発進があったけど、オレも原典で大好きな一連のシーンだけど、あそこってホントに重要なのはヤマトが発進するシークエンスじゃないと思うんだよね。
ヤマト目掛けて飛んできてる、遊星爆弾よりも遙かに破壊力の高い弾道ミサイルを発進→撃破してヤマトが無事だということが重要じゃないかと思うんだよ。あそこで溶けたんじゃないかと司令部が不安になったということは、今までの戦艦はその程度のものでしかなかったということで、それで無事なヤマトが悠然と爆煙の中から現れるというのがカッコいいんじゃないかと思うんだ。
ただまあ弾道ミサイル撃破はいいけど、発進のためのエンジン始動に必要な電力供給のくだりで、足りない電力を世界各国から分けてもらうとこはもう少し盛り込んで、パレードがない分地球の希望を一身に背負ってる感がもっとあればなあとは思ったかなあ。各国の状況説明のとこで、日本のヤマト計画にかけてるってのはあったからまあそこら辺はわかるっちゃわかるけど、もうちょっと盛り上げて欲しかったかも。というか、頭の中で「ヤシマ作戦」という単語がよぎったのは気のせいw
とにかく上手いこと原典の取捨選択は出来てるっぽいから違和感ないし、普通にみても面白かった。
とりあえずこんなとこかな。デスラーさん登場は次じゃろか。これならなんとか劇場へ通い続けられると思うけど、映画館じゃもう一回そこのシーンを‥‥ができないのがツライよw そして作画はまずは劇場で見ること前提なら最低限このクオリティを保って欲しい。遅れてもいいから。
あと本編終わったあとにノンクレジットのOPが流れた、あれって今回の正式OPってこと?部分的に昔のまんまなのがちょっと妙な感じだった(笑)
どうでもいいけど古代の誕生日は7月7日か。蟹座かよwwwあーなるほどw(島は8月だったー。何となく分かるーw)
あとまあどうでもいいんだけど(書き忘れてたぜ)、女性乗組員はあのボディラインばっちりのピチピチスーツ、恥ずかしくないんじゃろか‥‥?オレだったら悶死するレベルw
 
あとメモ的に置いとく。

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