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脚本：小林靖子 監督：柴崎貴行
ウサダとヨーコちゃんが一緒に受けた任務を、喧嘩したという理由でウサダだけで遂行‥‥（-_-;）
それはアカンのちゃう？突っ込みどころとしても相当微妙。
世界観とか描写はリアルだけど、ストーリーは子供目線ということの悪いとこだけ出ちゃった感じだなあ。さすがにこれはオレでもどうかと思うな。
まあ比べてもアレだけど（そしてオレも全話見てるわけじゃないけど）レスキュー○○シリーズの場合は、敵が子供目線のバカで毎回騒動引き起こすけど、それに対する正義側は毎回任務はまじめに遂行してるんだよね。仕事だからっていう基本スタンスがあるからってのもだけど、喧嘩したり問題が発生したとしても任務は仕事だから別という線引きはあったと思う。というか、だからそこにドラマの作劇としてカタルシスがあるんだけど。
そこら辺でちょっとゴーバスの場合、脚本というよりもっと根本的なとこの認識がマズいような気はしてきた。見た目の描写がリアルっぽければいいというわけじゃないと思うんだよなあ。もう少し真面目にやってくださいって感じ。真面目にやるのはドラマ展開じゃなく劇中の任務であるべきです。
あとまあ今回のウサダ奪還にしても、せっかくおバカな誘拐犯を設定してるのに、それは上手く使わないで結局エンター絡みにしちゃうのも面白くないよなあ。
お話がどうこういうより、子供的に何が楽しいのかといったらドタバタコメディっぽいことだと思うんだけど。表向きの話ではドタバタコメディをやってるけど、その中でヒロムたちとエンターの戦いを上手く絡めて実は‥‥みたいな話のほうが好みです。靖子たんがコメディ得意じゃないから妙に真面目な話になるのかもしれないけど、そこら辺はもうちょっと考えてほしいなあ。
今回の話も、この流れだといつもは強気で任務をこなすヨーコちゃんが実は子供っぽくて勉強嫌いっていうとこが見せたかったんじゃね？そのせいで今回の大ピンチを引き起こしたんだから、そこはもう少しヨーコちゃんが反省して大人になるとか、そう見せつつも結局いつも通りウサダに甘えてんじゃんみたいな、ヨーコちゃんのダメっぷりを見せる話じゃなかったのかなあ？なんでこうなった？
脚本のせいばかりじゃないけど、シリーズとか話の構成としてこないだの新人整備員のミスの話もそうだけど、登場人物の行動に共感できない上に下手に真面目にやろうとするから面白くなくなるんだよな。
そして今回の話で言えば、ウサダ奪還といってもウサダが爆破されるはずないとか、無事に救出されるだろうというのはそもそも話の結末として大前提だと思うんだよね。だから救出できるかどうかでハラハラさせられてもハラハラ出来るわけないじゃんというね。
まあいくつまでのお子様ならこの話で本当にウサダが爆破されちゃうと思ってハラハラ出来るのかはわからないけど、そもそもそういうお子さんはあの状況設定でウサダが爆弾仕掛けられて危険な目にあってるってこと自体理解できないんじゃないかと思うから、それ自体ムダじゃね？と思うんだけど‥‥
こういう時の展開って、出来ればウサダを助けるためのハラハラじゃなく、助かるのが当たり前と考えて、助かったあとのもう一捻りが欲しいんだよなあ。
ヨーコちゃんがウサダを助けるとこもモタモタし過ぎだよ。そのせいでピンチになるって、プロ集団を描いてる話の展開としてちょっといただけないし、この話はそもそもどこがポイントなのかわからないよ。ウサダ奪還なのかプランBのトリックなのか。むしろ話のメインはヒロムのプランBのほうが面白いと思うんだけどな。「ウサダ誘拐」とか「ウサダ奪還」ってのはキャッチーさ狙ったフックでしょ。
ウサダはさくっと助けて、メガゾード相手に苦戦してるゴリサキとニックのところに三人でさっそうと駆けつけてウサダ大活躍で逆転勝利くらいして欲しかった。みんなで戦ってる云々〜はいらないし。そこが見たいんじゃないよ。
面白くなくはないけど、根本的なとこがズレてる気がするなあ。なんとか今のうちに軌道修正を‥‥
それと今回のことは特命の完全なミスだけど、それを把握してない司令はどうかと思うし、感知しないという管理局の方針もおかしいんじゃないかなあ？一体どういう命令系統になってんの？対ヴァグラスって人類の命運がかかってるんじゃないの？
まあ司令の模範解答ネタはちょっと和んだけど、今んとこ司令ってキャラ的に中途半端だなあ（^_^;）
あ、ヨーコちゃんの足は今回もスバらしかったです（笑）ヨーコちゃんとか比奈ちゃんの足は細すぎずエロすぎず健康的で大変によろしいですｗ
予告。
ああそうかヒロムのねーちゃんが例の噂の吉木りさかー。
