そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

37歳で医者になった僕〜研修医純情物語〜#3

http://www.ktv.jp/37doctor/index.html
脚本:古谷和尚 演出:三宅喜重
 
回復してきたっぽい木島さん(甲本雅裕)がまさか死ぬんじゃないだろうなーと思ってたら、案の定やっぱり‥‥という展開( ´∋`)
今回の話は理想がどうたらいうより、患者の側に立ってあるべき丁寧な対応をしてくれる真っ当な医者だったんで、話も普通に面白かった。
最後まで裕太が「治ります」と言ったか言ってないかを問題にしてたけど、とりあえず裕太が間違った対応をしてなくてよかったと思ったし。
「治ります」とか「大丈夫」と、言質でなくお守りがわりに言って欲しいという患者側の気持ちももちろんわかるし、そこで希望があると思えればたぶん免疫系が働くのかもってのはあるとしても、医者のことを真面目に描こうっていうドラマでそれはやっちゃイカンよなあと思うから、そこら辺どうすんのかなと思ってたし、そこで逆に良い医者を困らせるような患者だと見てるこっちも困っちゃうんだけど、そうじゃなくて良かったってことね。
まあ患者側がちゃんと納得してたのは、裕太が患者のためにいい医者であろうとしたから患者の方もいい患者であったという話でまとめていいのかな。娘ちゃんはまだ子供だから仕方ないにしても、木島さん本人も奥さんも納得の上での治療、それも死ぬための準備でなく生きるための希望を持って死ねたというのは、患者的としてもまあ理想の患者で、現実そこまで割り切れるかといったら難しいと思うけどさ。だってそれって結構治療の状況としては諦めの境地まで来てないと難しいって気がするもん。納得して同意書書いたのにクレームつけるのは問題外としても。
沢村先生(水川あさみ)の子供の頃の体験から医者の大丈夫を信じないって話はともかく、裕太のやることを肯定する割に意外と佐伯教授(松平健)が食えなさすぎるってのと、患者に対しては悪い医者の見本のような新見先生(斎藤工)が実は人柄的にはそこまで悪くないんじゃないかなってのと、教授の腰巾着の中島医局長(鈴木浩介)が味方になるかも?という予感とかその辺をチェック。
最終的な話の行先はまだ見えないのでとりあえず今回は面白かった。お義父さんの志賀廣太郎の役割がちょっと和むんだけど、息抜き係?w