そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

タイムスクープハンター シーズン4 #4「見せ物 カッパ珍騒動!(明治時代)」

http://www.nhk.or.jp/timescoop/
脚本・演出:中尾浩之
 
見世物小屋っていってもダジャレ興行の方かーと脱力(笑)
いいけど初っ端からなぜか「スカイ・キャプテン」のテーマ曲がかかっててインチキ胡散臭さいや増し。そしてそれをすぐに分かってしまうオレのダメ耳にも脱力w(劇場で一度しか見てないのにw)
というかまあこの手の話も聞いたことはあるけど、この時代、よくもまあみんなこんなのをネタバレせずにいられたよなあ。そこんとこのほうが素直にスゴいという気がする(笑)いい時代だなw
しかしこういうのって今だとネットだよな。いい意味での捏造画像とかしょーもないネタサイトとか、ツイッターハッシュタグ遊びもこういうダジャレなネタをみんなで楽しむという発想なのかな。わかって入ってるからそれで怒るのは野暮っていう、ある意味文化的、知的には高度なお遊びかなあ。これが三代(天保からだから30年くらい?)も続いてたってのも驚きだよねー(笑)
まあユルいネタ遊びではあるけど、そこからどんどん即物的なネタの見世物になっていく‥‥という移行期のお話ってことだろか(穿ちすぎ)それに連れてそういう冗談が通じない本気の人や、はなから本物だと信じちゃうようなおバカさんが増えていくってことか?
しかしミイラ作りの職人がいるってのもナンダカナーだけど、それが日本土産で世界に出回ってるって、ある意味スゲェ。というか海外でもあっただろうけど、日本の職人さんが本気すぎるってことか?(笑)
つーかさ、沢嶋が人魚のミイラを見て「これは本物ではないとみていいわけですね?」って念押ししてミナミちゃんに確認求めてるけど、ミナミちゃんに「人魚というのはそもそも架空の生物ですからね」と言われて「確かに、そうですね」って、いやそこは前提じゃないのかって気が(苦笑)大丈夫か沢嶋w
そんなダジャレ興行からイカサマの見世物をってことだけど、まあ詐欺とイカサマは違うといえば違う気はする。
というか、催眠術とか超能力(にもたぶん発展する)って、やっぱりイカサマってよりは詐欺だよな。でもイカサマ判定ってダジャレ興行の延長で考えると、「偽物だとわかってる」という認識だけってことじゃないかな。見てるほうが本当だと信じたら詐欺になるんじゃないかって気もするし。
そういうことはともかく、興行主の柄本三郎七郎兄弟の兄ちゃん、ミイラだけじゃなく動く見世物というトンデモな発想に(笑)確かにお化け屋敷だけど、これはこれでありなところがこの番組の上手いとこだよなあ(笑)催眠術とか超能力にいっちゃったらヤバいネタだけど、お化け屋敷ならOK。こういう見世物はちょっと楽しいかもしれないw(お化け屋敷ってオールロボットのより、本物の人間がやってるほうがなぜかワクワクするよなあ)
そして弟をカッパのミイラに。つか特殊メイクすぎる。特殊メイクの範疇だろこれ(笑)毎回同じようにできるのか?できないんじゃね?
これを会心の出来だとドヤ顔する職人さんもちょっとおかしい気がするけど、そこから見世物小屋まで運ぶって、バカ展開が‥‥というかもうその瞬間に、「トイレ‥‥」と思ったら案の定だし(笑)
あの状況で村人に捕まったら、しゃれでなくたぶんマズかったと思うよ?大ムカデじゃないけど怪物を利用してその間に窃盗って聞く話だし、ほんとに下手したらリンチものだよなあ。無事に逃げられて良かったヨカッタ。
というか、大八車から弟カッパがずり落ちるとこからして、沢嶋さん見てなかったの?としか思えないけど。あと罠のとこにカメラ仕掛けてたんならそこで確保しろよと‥‥沢嶋、役に立たねーなあw
まあ興行もうまく行ってよかったと思うけど、大正になるまで動くカッパのミイラで稼いだって、その後10年以上も!?そっちのほうがビックリだよ。いい時代だなあー(笑)
最後にミナミちゃんが笑ってたのがなんというか(笑)思ったよりバカネタじゃないけど展開がバカだった(笑)沢嶋さんはちょっと冷静すぎるw