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タイムスクープハンター シーズン4 #5「緊急警備! 辻(つじ)斬りを阻止せよ(江戸時代)」

http://www.nhk.or.jp/timescoop/
脚本・演出:中尾浩之
 
江戸のシルバー人材雇用ネタ(笑)で、町を守る辻番の話。
てか、これって自警団だよね?ガードマンて言ってたけど岡っ引きと違って公務員じゃないけど、賃金の話してたからボランティアってわけでもないんだよね。というか江戸の人たちはよく働くよなあ。
もともとは武家屋敷が辻斬り対策で町人を雇って、そのうち何でも屋になって、でも辻斬り(つまり連続殺人犯)にも対処しないといけないって、めちゃハードワーク!公的権力も持たされてんじゃん、大八車の駐禁の取り締まりとか。
といっても職が空いたから雇われました‥‥というには命の危険ありすぎじゃね?
まあ何でも屋的にってことだから力のある若者の仕事である辻番の仕事に68歳のおじいちゃん辻番八兵衛さんがやってきて、若者からしたら邪魔という話の流れではあるけど、この番組がそれで終わるわけないよな(笑)
辻斬りが現れてただでさえ危険な辻番仕事に、じいさんなんかいても足手まといという若者たちの心配もわかる。というかちゃんとじいさんを守らないと思ってるのが微笑ましいw
八兵衛さんが一人で番をするとこではやたらハラハラするし、酔っ払い対応とか邪険にされて気の毒すぎる‥‥と気を揉んでたら、昼間っから辻斬り騒動。
通りすがりの容疑者その1、朝帰りで引っかかれたお侍、引っかき傷で誰に引っかかれたのかわかるという、年の功の経験値スゲェと持ち上げといて、本物っぽい辻斬り侍も発見する観察力はやっぱり年の功か?
そして案の定、今回は読み通りにおじいちゃん大活躍w 絶対そうだと思ったよ!たぶんじいさんに見えて実は武道をやってたとかそれなりの能力はあるんだろうと思ってたらまさにドンピシャ(笑)そんなベタ展開よく見るよ!というか、左腕に怪我が‥‥というより、その派手な着物をどうして目印にしなかったのか(笑)八兵衛さんの機転も気が効いてる。
しかしそれでも取り逃しかけて酔っぱらいを人質に立てこもり‥‥ってこれもたぶん入れ替わってると思ったよ!(笑)というか沢嶋は5分って言ったけど5分で着てるもの取り替えて口封じで自害に見せかける‥‥とか、アイツスタンド使いか?
それより番所に運ばれた辻斬り犯に八兵衛さんピーンチ!と思ったらトドメの一本背負い。捕物OKの68歳!スゲェ!カッケー!
昔は侍だったけど訳ありで‥‥というもすべてを語らず、若者たちの認識も新たにしておまけに信頼と尊敬も勝ち取って、なんとなく爽やかな感動作に!そしていつも通り泣けるその後日談。
相変わらずスバラシイ構成とカメラワークに今回もハラハラドキドキしつつ一安心という、ホントにこの番組は出来いいよなあ。ドラマチック!