そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

鍵のかかった部屋#8

http://www.fujitv.co.jp/kagi/index.html
脚本:岡田道尚 演出:松山博昭
 
今週はストーリーと密室?の謎で見せる話だった!
なんか、メイン脚本家の相沢さんときは犯行の動機や感情面をガッツリ描いて、それに見合ったゲスト俳優を持ってきて演技で魅せる話が多く、こないだの劇団の話とか今回の話みたいに、相沢さんじゃない脚本家さんの時はゲストを軽めにしといてストーリー展開の面白さで魅せるというパターンみたいだなあ。これはこれでバランスいいなあ。
それで今回の事件も前回と同じく状況で密室になったパターン。これもトリックとしてはありなのかどうかわからないけど、ネタとしては面白かった。
 
その前に殺された事件の被害者が漫画家ということで先に突っ込んどく。
まずああいうそれなりいい暮らししてる=人気漫画家の仕事場にアシスタントが2人ってことはたぶん無いです。少なくとも4人はいるかなあ。人使いが荒いからアシスタントが居着かないっていうけど、先生の作品が面白くて給料が良ければそれなり残ってるものよ?というかそこは人員補充するまでは引きとめようよ、先生‥‥(^_^;)
まあそこは人数多いとこのトリックのばあい面倒だからだとは思うけど、じゃあ漫画家じゃなくていいじゃんと思う(^_^;)漫画家でないといけない理由なかったよね。だったら小説家でもいいじゃん。こないだハンチョウでも漫画家ネタやってたけど、漫画家ってドラマでネタにするには特殊すぎる職業形態なんだってことはそろそろ気がつこうよ‥‥
一番弟子(というか普通はチーフアシっていうけど)の理佳子(MEGUMI)と最近入った麻美(岩佐真悠子)の確執ってのはまあ普通にあるだろね。女性ばかりの職場だしウマが合わない人というのはいるし、気に入らないってだけであれくらいのいじわるもままあるんじゃないかと思う。
麻美さんみたいに美人アシもまあいなくはないけど、それ以前に前提として10年以上アシやってる理佳子さんはともかく、麻美さんは1年目で先生が目をかけるくらい上手いんだし美人だしヤル気あるんだから、当然プロデビューとか考えてると思うの。
アシスタントの人は独り立ちできない負け犬ってことはないし、アシスタント”を”やりたいって人がいないわけでもないけど、普通はプロになるための”修行”なのね。そもそも理佳子さんと麻美さんは目標も立場も違うの。麻美さんは美人アシさんじゃなくて美人漫画家さんになってしかるべきw普通は。
そんなことは10年以上この業界にいたら理佳子さんだって当然わかってるだろうに‥‥というか、だからこそ理佳子さんが妬んだ‥‥ってんならわかるけど、だったら先生を殺すのはそもそも間違ってるから。麻美さんが理佳子さんが真犯人だと知らず陥れようとしたってのは、性格わるーとは思うけど、それはそれですごくわかるけど(^_^;)うぜーよなw(ただそれにしても自分が独り立ちしたらいいだけの話)

なんでそんなことを長々と説明しちゃったかというと、これ言ったらやっぱり事件は成り立たないんだけど、そんなことで先生を殺す意味がわからないんだよ。もう頭おかしいとしか‥‥(しかもそんな描写もないしそういう人でもなさそう)
あれ、あと理佳子さんが犬が嫌いだっていうのは嘘だったんだよね?なついてたし、いくらなんでも10年以上勤めてるアシさんが犬嫌いなの知ってて犬を飼うってのはないと思うよ?青砥さん、そこは突っ込もうよ。贈り物のビールに気がついてんだから。
動機としては大したことなく、密室自体も犬がいるから密室になるという状況密室、だけどまあその犬に嫌われることによって密室状態を作り出した‥‥というのが、密室トリックのネタとして面白かった。そこに至る下り含めて。
しかも動機がわかって密室のトリックが分かって、自供して観念するのかと思ってたら、そこから何度も、最後まで自分じゃないと知らを切り通し、そのたびに覆され、最後に芹沢さんの持ってきた録音音声を言質をとってから公開してドンデン返しというのも面白かった。あれ、でもこのパターン、二回目‥‥だよな(笑)
話自体もいろいろ展開するから見ごたえあったけど、とにかく今回は芹沢さんのいい加減さに尽きるよなあ(笑)あの人どうかしてるよ?本当にちゃんとした弁護士?(笑)
口先三寸というにはあまりにもいい加減というか適当というか出たとこ任せというか、虚栄心は強くてすぐ依頼人にいい顔するくせに解決は他人任せ(青砥と榎本の応援はするw)、でも上司的気質で責任は持つ‥‥という憎めないお得な性格(笑)
しかも事件にものすごく適当に首突っ込んできて、謎解きごっこが楽しいのかと思いきやそう言うわけでもない、適当な想像だけの持論を繰り広げてハイ終了〜という面倒くさがり屋という面倒くささ(笑)解決すればいいだろという態度のわりに、細かいことを気にして、一応ちゃんと独自の仕事っぷりは展開、しかも最後のおいしいところを持って行くって、何者?
おまけにそういう芹沢に翻弄されてるようでされてない青砥と榎本のスルーっぷりもたまらんなあ〜(笑)
そして青砥と榎本は何だか妙にいい感じ。このふたりくっつくの?くっつかないの?距離感微妙すぎて、しかも青砥天然過ぎて読めねえ(笑)
そいやたまたま朝目覚まし見たらドラマの収録のことやってたけど、目覚ましだったんだね、あの番組w
いいけどあんな番組内で本業じゃない依頼受けてもいいのか?警察とか大丈夫なのかよ。そして今までの密室事件のことは公になってんの?芹沢さんってスーパー弁護士か?(笑)