そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

平清盛#24「清盛の大一番」

http://www9.nhk.or.jp/kiyomori/
脚本:藤本有紀 演出:佐々木善春
 
清盛さん、893すぎ‥‥(^_^;)
あれは完全に暴力団のやり方だよな、何もかも(笑)普通に話して話が通らないからって、ならず者連れて勝手に家に上がりこんで、乱暴狼藉して脅してみかじめ料をせしめる(違)とか、カタギじゃねえよw
あの一件以来どんだけ肝が座ったかはよく分かりました。まさに平組の組長ですありがとうございます(笑)しかし清盛メインで話が回ったら断然面白くなってきた!だからなんで最初からこう‥‥まあいいや。
その清盛に比べると‥‥というか、もうすでに比べるのも気の毒な感じの義朝さん。信西への直談判も明らかにスルー。信西さん、何かを持ち上げるために別の何かを落としめるのはイクナイよ!あからさまな平氏ageのための源氏sageとか、義朝さんは気の毒すぎる。貴族になったからよしと思った為朝さんも気の毒すぎる。出世できなきゃ意味ないよな。
どうでもいいけど、いま義朝さんを源氏の棟梁といいそうになったんだけど、そういや平氏は棟梁っていうけど源氏は棟梁って言わないよなあと思って一応ググって見たらなんやかんやであの源氏一家は宗家じゃないってことが分かりました。うーんそれは、家柄の格的にはそもそも清盛と対等じゃない‥‥よねえ?そこからし平氏と源氏の待遇の違いってことなんだろか?まあいいや。
ということでもう何だかんだいっても清盛さんのヤクザまがいの脅し透かしの手法で(一応大宰府とは仲良く上手い汁吸っていこうやってことだよねえ?w)そのまま帝にも取りいって、上手いこと大宰大弐の地位も手に入れたけど、これって信西にしたらたぶんあんまりいい気分じゃないよね?それともそれくらいはやる才覚がないとってことかなあ?だって信西信西で、利用しあってるのはお互い様だけどたぶん自分のほうが上手だという意識はあるような気はするんだけどなあー、どうなんだろ。本当に清盛が朝廷に上手く取り行ったら、それはそれで潰しにかかるような気がする。でも次回予告で、別方面からヤバそうだったよね?
えーと、帝の方は帝の方で、後白河の敵である得子さんが後白河天皇の息子を帝にしたいと言ってくるとか、もう意味がわかりません(笑)まああっさり譲っちゃったけど、実権はたぶん後白河が握るんだよな。そして清盛と遊びをせんとや〜なんだよな。

あと清盛の方は息子の重盛が大きくなって窪田正孝になり、弟の基盛が渡部豪太になりました。てか、渡部豪太のほうが確実に窪田くんより年上だよね?(確認したら3つ上だったw)でもなんとなく雰囲気的にはあってる(笑)
窪田敦盛は懐にロボに変形するケータイを入れてたりはしないと思うけど(緒方洪庵でもない)、青春なのか自我なのか、いろいろ腹の座ってないこと言ってるけど、腹が座ってないのをそのままにあしらう清盛スゲーって話。
終始にこやかに重盛の言うことを聞いてるようでまったく聞いてない決定事項な婚礼進行とか、むしろ恐いw まさにヤクザの親分(笑)そんな一幕も気にせず踊りを続ける身内の方々の反応見るに、まあ日常茶飯事なんだろうなと思えるのがちょっと面白いけど。
「今が一門にとってどういうときがわかっておろうな」は政略結婚を強要するための常套句みたいなもんだと思うけど、かつてそれを言われながら明子さんと結婚した清盛が(>公式あらすじ)、今それを盾に不自由な結婚をさせるってのは、まあそういうことだよな。つか別に重盛は経子が最初から好きだったんだからいいじゃんと思うんだけど。
それにしてもあの一瞬の反抗とあしらわれようは面白かった(笑)重盛、あまりにもボー然としすぎ(笑)
重盛のあの思いつめるタイプな感じは窪田くんでピッタリだよな。好みで言えばオレ窪田くんは全然好みじゃない(ああいう繊細で神経質そうな役者はって意味で)けど、重盛はイイね。ただまあ喋んないほうがいいかなあー。彼の台詞の言い方は好きじゃないんだ。(あくまでも好みの問題)
あと義朝の息子の頼朝くんも大きくなって中川大志くんになったー。雰囲気的には岡田将生とちょっと似てる気はする。
しかし由良御前が倒れた!あまりの心労なのか?統子内親王はずっと由良姫が仕えてた人だよな。だから余計に由良姫のことを気にかけてたんだろうなあと思うと、あの声の荒らげようもわかるというもの。ええ人や。というか、それで義朝さんが怒られた(苦笑)
怒られた義朝さんは、官位も上げてもらえないしで踏んだり蹴ったりで気の毒すぎる。その反面、完全に自信つけてる昔の面影なしな清盛と差がつきすぎた!その差はもう取り戻せないだろうけど頑張れ義朝!そのうち源氏の天下が来るさ。少なくとも武士の世が来るのは確か。うむ。
相撲は〜、なんか一瞬だった気がする。重盛の婚礼と被せなくてもなあ。
この脚本家さんはよくこういうダブらせシーン作るけど、あんまり好きじゃないな。その場にいなくてもというのはわかるけど、なんか意味あったの?両方で朝廷貴族に取り行ったってのが清盛の大一番の勝負だった‥‥ってこと?(なんかそんな気はする)
 
あと、今回NHK大河初の試みらしいプロデューサーによるTwitter解説のまとめはここにありやす。
平清盛 第24回「清盛の大一番」生清盛ツイート解説まとめ http://togetter.com/li/322369