http://www.fujitv.co.jp/richman-poorwoman/index.html
脚本：安達奈緒子 演出：田中亮
あー、久しぶりに月９がちゃんと面白いよー、面白いよー。オグリンカッコイイよー (*ﾟ∀ﾟ)=3 ﾑｯﾊｰ
この枠って別に一生懸命恋愛モノ枠とかにしなくてもいいんじゃねーのー？ラブ要素はちょっぴりでいいよ、普通に面白いドラマやってくださいよ、のだめみたいなさー。いいけどこのドラマってなんて略したらいいんだ？リチプー？
今週は初っ端からの、この「NEXT INNOVATION」社の成り立ちストーリーにちょっとグッときた！
ああやって朝比奈が日向に共感し、山上さんを引き入れて、マンションの一室からあの広いオフィスに移ったわけねー。まんま「ソーシャル・ネットワーク」だったけどｗ、そこは問題じゃないよな。
このさー、オグリン演じるところの日向徹が変人天才エンジニアキャラだってのが見てて本当によく分かるんだ。
その「よく分かる」部分を、ちゃんと脚本が描いて、役者が理解して演じて、演出がそう見えるように映像を繋げていく、キャラクターってそういう作業を経て生み出されるんだなあと今回は強く思った次第。
日向だけでなく千尋も朝比奈も、あと如実に安岡ね（笑）
いや、34時間ぶっ通しで仕事する社長のいる社長室を退出社時にチラチラと気にしながら仕事する社員たちや、社長に息抜きを強要しても問題ない名前を覚えてもらってない社員（安岡だよｗ）とか、自分比較（高機能でアピール力の高いデザイン）で使えねーと思った社員を一方的に怒鳴り散らして無能呼ばわりしておきながら、ちゃんと自分が間違ってたところは認めて謝る、でもその社員たちの意見（官公庁向けインターフェイス）を採用するわけではなく、常に新しいアイデア（使う側に立ったインターフェイス）を提示するからこそ日向徹なんだということをきっちり描いてるから、このキャラが設定だけでキャラ立ちしてるってだけでなく、ちゃんと生きてて面白いんだよな。
それで前回クビ切った千尋を今回また最後に雇って一件落着なのはともかくとして、千尋の本当の名前もわかったし！マジで改名ｗするとは思ってなかった！（番組公式的にはするのかな？）まさかのヒロイン４話目で改名！ある意味サプライズだなあｗ
しかも本当の「澤木千尋」の行方もちゃんとわかってて本人にも伝わってるって、これで解決したような気もするけどこれから話に関係あるのかないのか、また絶妙にストレスたまらない展開！
あ、でも千尋改め、「夏井真琴」には顔と名前を覚えられない病のことは言ってないとこまで、なのに曜子さんとはキスしたよ！てか９年前にやったの？ヤッたの？
んでもって、崇徳院、じゃねー朝比奈さんは、曜子の何気ない、本人的には褒め言葉のつもりで言った「よく出来たNo.2」発言にちょっとフリーズ、そしてせっかくお膳立てしてきた大企業との合併話の契約書をグシャられて、まさに今週の大河の清盛で写本をグシャられて送り返された崇徳院のごとく、内心では呪詛を‥‥（笑）
しかも日向にがっかりされたよ、失望されたよ？いかん、このままじゃ、朝比奈さんが怨霊に！ｗ
８年一緒にやってきても、「誰が見ても一流に見える」＝売れるを目指す朝比奈さんと「使う人間にとっての最高」＝ソフトとしての出来の良さを目指すってことで方向性が違ってきちゃったよ…（ ´Д｀）
朝比奈さん、思い出の「俺達の魂」の壁を「汚ねぇ壁」って言ったよ！？このままダークサイドに落ちていくの？
しかも日向が「失望する」ってのは前回の話をちゃんと引っ張ってんだよな。今回の小川と細木への「これからは君たちが必要だ」もだけど、日向徹に認められることがあの会社の人間のアイデンティティだから、これはキッツいよなあ。
それが「お話としてちゃんとわかる」ってだけで、ああこのドラマ面白いなあと思えるのはシアワセですよｗ
千尋改め真琴の新しい名刺もできたし、アバターは「バカこそ最強！」ワロタｗ ああ石原さとみカワエエ〜
これは恋‥‥になるのか？
まあ若干気になるのは、劇中ではこの会社が「携帯ゲームを当てて」って言ってるけどwikiでは「SNSを運営する」になってて、まあなんとなくどういう事かはわかるけど、業績を上げてる具体的なすごさ（＝利益）がイマイチ見えないってくらいかな。社会的にもスゴいってこと自体は周りの反応でわかるから、まあもうちょいあれば程度だけど。
来週は綾野剛かよ！これまた良さ気な‥‥と思ったら、朝比奈さんが！Σ(゜□゜)
