そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

リッチマン、プアウーマン#6

http://www.fujitv.co.jp/richman-poorwoman/index.html
脚本:安達奈緒子 演出:田中良
 
この一連の朝比奈造反の流れのオチは、やっぱり子供みたいに夢を語る男じゃないとネクスイノベーション社は回していけないんだ‥‥ってことになるんじゃないかと思うの。
他の大企業ならともかく、この会社に関してだけは日向徹の子供っぽい直感とひらめきでやってこそ成長できるって話で朝比奈さんのクーデター失敗になるんじゃないかなあ。つまり朝比奈さんが負けるってか、「しょうがないなあ〜」で折れるってことだけど。
ただそれはともかくとしても、株主総会で株主たちに謝らないで次の事業の話をしたり、フリーター青年(菅田将暉)だけを株主として丁寧に扱ったってのは朝比奈の言うとおり大人げない振る舞いだってのは正論だけど。そこは一応反省してるみたいなんでいいんだけど。オレが株主でもありゃ怒るよ。お高い手土産を投げつけたりはしないけどさ。
それより、これに関して朝比奈さんが何を考えてるのかってことなんだけど、どう考えても日向への歪んだ愛にしか思えんのがなんというかかんというか、うっかり愛が逆上っちゃったんだねというか(苦笑)
だってどう見ても日向を思いっきりヘコませて(しかも朝比奈が言ってるのは確かに企業として成長するためには正論だし)、そのどん底まで落ち込んだ日向に”自分が”助け舟を出してやることで日向の信頼を得ようとしてるとしか思えないんだもん(笑)
いやもっといえば、それで朝比奈さんが何を得するかっていうと、日向を見返してやりたいとか、自分のすごさを認めさせたいとかじゃなく、もっと単純な、日向からの信頼と愛だとしか‥‥(^_^;)これはどうにもブロマンスすぎるw そうとしか思えない執着にしか見えんw
だからこそ「弱みがある日向のほうが好き」だという真琴が日向の支えになるのが気に入らないから、ちょっかい出して自分のほうを向かせとくってことだと思うんだ。どう考えても朝比奈が真琴のことなんか好きになるわけないもん(断言)
じゃあ妹の燿子のほうが日向とくっつくのはいいのかっていうと、たぶん燿子は日向と似たもの同士だからうまくいかないと思ってるんじゃないかって気がするんだよなあw まあそっちはわかんないけど、少なくとも真琴の方はポッと出の新人がいきなり社長の寵愛を受けてしまったゆえの嫉妬にしか思えない。いやマジでマジで。
どっちにしてもこの状況で日向徹がダメージ受けて会社はダメージ受けないってことはないと思うし、あるとしたらまさに肉を切らせて骨を断つで朝比奈さんが会社乗っ取るくらいの流れだろうけど、だから結局それで朝比奈に何が残るかって言うと何も残んないような気がするから、ブロマンスだって思うわけでw
あ、株が暴落したから買い漁るってのはいいのかなあ?問題ない‥‥か。ただその支持を出した相手が誰なのかってのは問題。朝比奈さんは利用してるつもりで利用されてなけりゃいいよね。そういうとこでポカしそうなんだよな、朝比奈さん。それでボロボロになった朝比奈を最終的に日向が助けてやればいいよw(投げやり)
それよりあのフリーターの酒井って青年が日向の言ったことを信じて、今まさにここで金をかき集めて底値になったN社の株を買えるだけ買って、後で大儲けすればいいのにとか思ったw それでこそあえてあんな茶番風のネタを仕込んだことのオチとして完結するんじゃね?(笑)菅田っち再びw
まあ朝比奈さんのクーデターは次回まで様子見で。普通に考えて朝比奈って一度使えないって判断した遠野を会社に引き入れたり仲間にはしないだろうし、上手いこと使って後腐れなく手を切ってバイバイな気がするんだが。
んでまあ別に朝比奈さんが本気で日向を潰そうと思ってた‥‥になってもまあそれはそれでだけど、そういう感情じゃないと思うんだよなあ。溜まり溜まった不満と愛情が逆上がって捻れて捩れた結果がこれ、って気がするw
あ、あと会社の寄せ書きの壁の古い部分とこにあった「俺ならできる」が遠野(綾野剛)のだとは思わんかった。というかあえてそこも持ってきてるんだから初期メンバー、「3人めの仲間」の寄せ書きだって布石だったんだなあ。こないだのネクスイノベーション社の歴史振り返りを年月縛りで完全にスルーしてたのはわざとか。
でも会社が上場してあそこに移ってきたときはもう遠野は抜けてたんだから、それでもあの寄せ書きを持ってきてるってとこが日向の愛だと思うけどw
あと遠野に理解できないとこで会社を回してた日向だから朝比奈さんは日向に賭けたんだとおもうけど、どう考えても変わったのは朝比奈さんだよな。てことは変わらない日向が憎かった、要するに「可愛さ余って憎さ百倍」なのかもな。ああ難儀だねえ(笑)
まあいいけど、どん底まで落ち込んだ日向はかなり (*゚∀゚)=3 ムッハーですよ!今回の役作り、オグリンはどこまで自分でアレンジしてるのかなあー。こういう落ち込んだ様子を表すのに、部屋の隅で丸くなってボーッとしてるってのはオグリンのアイデアなような気がしなくもないんだけど。

真琴と燿子の何気に三角関係、せっかく真琴に癒しを求めようとした日向とタイミング合わなかったところに超肉食獣・燿子が押しかけてきた‥‥ってのが、エピソードの使い方と展開がうまくて大変にハラハラホロホロ、腕を捩りあげてしまうくらい楽しいですよ!いやどっちにも勝って欲しいんだけど、どちらかというと肉食獣の燿子さんはシェフの乃木とくっつくのがいいような気がするよ?今回はどう見ても日向さんガゼルかなんかで、チーターな燿子さんが酒持って押しかけてきたった風にしか見えんw
今回のあのレストランのお料理教室から乃木さんに頼るって話もイイ。レストランで料理教室をやって同じ食材でシェフも料理を作り、それによってプロの腕を見せつけて店に人を呼び込むっていうのはなんか上手いなあ。そのドラマの展開上の発想が燿子のキャラとも合ってるし。本当にできる女はちゃんとああいうプライド高い男の仕事を立てつつ上手く操るものだよなw 乃木はきっと猛禽類だから、チーターの燿子と一緒に獲物の肉でもつつけばいいと思うよ!
まあ店の中で疎まれてるってのはともかく、何でそんな鳴り物入りのチーフシェフがオープニングから酷評されなきゃいかんのだって気はするけど。その辺はたぶんあのストーカーつぶやきも込みで乃木の手回しなんだろうとは思うが。そして何で食材はそんなにも余っているのか。どんだけ買い込んでたんだ?契約的な問題?
あとは社員の調査で安岡の名前アピの新ネタを晒されたり(あくまで視聴者的にw)、小川が鉄オタだってわかったり(ありそうすぎw)、パーソナルファイルのプロジェクトチームのメンバー表の細木の名前が消されてて勝手に「I'll be back!!」って書かれてたり(戻ったんだよなあ?)、秘書が安岡に気があるっぽいのかないのかとか、キャラの小ネタ入れすぎ細かすぎです(笑)