そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

東野圭吾ミステリーズ#7

http://www.fujitv.co.jp/higashino-keigo/index.html
■ナビゲーションパート 脚本:森ハヤシ 演出:鈴木雅之
相島さん、おかしすぎるwww 今回は相島さんだけで笑ったわー(笑)
 
■第7話「白い凶器」脚本:川崎いづみ 演出:林徹
 
あ、なんか話というかドラマとしてだいぶマシになってきたぞ。
しかしこれ、この完全に狂ってるヒロインを戸田恵梨香がやるのはまったく構わないし、むしろこの狂いっぷりがさすがすぎるというか凄みすら合ったのが良かった。マジ怖いよトダエリ(^_^;)
たださ、このヒロインの出版社OL中町由希子さん、戸田恵梨香の設定じゃかなりムリがないかなあ?
ムリというか、一応以下ネタばれだって断っとくけど〜
(ネタばれ1行開け)
 
すでに結婚してて子供がいたかもしれないという役としては戸田恵梨香の「24歳」は若すぎると思うんだよ。
ちょっとながらで見てたから、もしそういう説明があったんならスマン。でもそうであってもトダエリは若いんじゃないかなあ?
もしかしたら原作ではもっと年取ってる、せめて30代前後、どっちかというと30代後半のあとがないくらいの年齢なら、子供を失ったことでそこまで思いつめたっていう可能性もあるだろうし理解できるけど、少なくとも20代前半の役者使って実は結婚してました妊娠してました、副流煙で流産したと思い込んで片っ端から殺しました、それがこの事件の動機と概要です‥‥っていうのはどうかしてると思う。
配役が卑怯とか有り得なくない?っていうレベルじゃなく、映像付きのドラマとしては完全になしだよ。想像付かないもん、そんな彼女のこれまでの人生なんて。もし原作からしてそこにこの殺人の動機が依ってるんなら、それもどうかと思うし。
あといくら高校生でも旦那が亡くなったのに義弟が一緒に住んでる(住んでるんだよね?)ってのも、中町由紀子さんが24歳だっていうならそれもどうかなあって気がするんだよなあ。だいたい旦那は大口兼悟だけど30歳でしょ、弟と年離れすぎてね?(余計なお世話)
ユースケの刑事はまあこんなもんだけど、コンビ組んでる部下の人、なんか誰かに似てるなあと思ったら満島ひかりの弟か!ちょっと横顔が似てるかも!
まあトリックといい動機といい、ミステリードラマとしては良かった‥‥って感じかな。彼女があそこまで掛け値なしに狂ってなかったらだけどな。
(最初普通っぽかっただけにあの勘違いっぷりといい、最後自分がなくなって完全に水子に同化してることといいマジコワイ。むしろ世にも奇妙な物語レベルの話だよ、これ)