そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

鈴木先生(再)#1〜2

http://www.tv-tokyo.co.jp/suzukisensei_drama/index.html
脚本:古沢良太 演出:河合勇人
 
こないだから関東深夜で再放送してるんで録画して視聴。
リアルタイム放送の時は前番組も後番組もちゃんと見てて、しかも脚本は古沢良太なのに、本当に自分でもなぜかこれだけものすごく拒否反応が出てしまってまったく見てなかったんですが、今見るとすげー面白いです。周回遅れでスイマセンw(多分当時の長谷川博己がダメだったと記憶してますが)
1話2話、結構面白いです。ハマるね。
まあ今だから楽しめてるってのはあるかもしれないけど、あのリアルなドキュメンタリーっぽい映像と、突飛な話に鈴木先生の超理屈論がツボ(笑)「どうする俺?」とか今更だけど言っちゃうねw
というか鈴木先生の理屈ってものすごく突っ込みどころ満載というか、オレ見ながらずっとTVに向かって突っ込んでるよ。それくらいのユルイ感じがいいのかも。1話の説得の流れも生徒との受け答えも含め突っ込みどころ満載すぎるw それも狙い?
そして2話目は「私の給食は精神的に台無しです!」がツボったw
出水の嫌がらせが好意の裏返しじゃなく「左手を添えないのが嫌だった」っていう本当に嫌がらせだったっていう流れは面白かったけど、話のまとめ方はちょっと大雑把すぎるかなあ。出水が嫌だという理由はわかるけど、それを鈴木先生の体験とダブらせるのは鈴木先生のバックボーンがわからないからそれが正義だと言われても‥‥みたいな?
左手問題、一般的に添えるのが正しいマナーではあるけどそうじゃない人が多いのは家庭の躾の問題だし、だったら良し悪しで語ってもいい話じゃないかと思うんで、うやむやエンドというか教師として「強制できない」で終わらせるのはどうかと。みんなで考えようって話でもないと思うんだよね、だって左手を使わないのはマナーとしても美しくないし、何よりたぶん本人たちが多少なりとも将来的に不利益になることだと思うしなあ。直せるもんなら直したほうがってことじゃん。
1話の超論理の説得もそうだけど、そこら辺が脚本家の癖なのか原作通りの展開なのかこのドラマの空気感なのかちょっと引っかかるかなあ。
良し悪しで語れることを押し付けないでみんなでじっくり考えようで終わらせるのは、前提として正しい結論を出すべきというドラマ側のスタンスありきに思える‥‥ってのは勘ぐり過ぎか?いや、それであっても(というかそこを問題に作劇してるわけだから)ドラマとして面白いからいいんだけど。
あ、再放送の感想のつもりだったのにうっかり突っ込みすぎたけど、まあ感想は面白かったらひとことふたことって感じで。