そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

大奥〜誕生〜[有功・家光篇]#1,2

http://www.tbs.co.jp/ohoku2012/
脚本:神山由美子 演出:金子文紀 原作:よしながふみ
 
原作は5〜6巻辺りまで(吉宗までかな)借りて読んだだけなので記憶がウロなんですが、ほぼ原作通りだよね。
なのでまああんまりいうこともないので、たぶん感想は最初だけかな。まあ気が向いたら。
正直ドラマ化の話聞いた時、有功ってもっと若かったはずだから彼が堺雅人って何の冗談だと思ってたんだけど、ドラマはドラマとして見れば問題はないよな?(笑)
というかドラマの有功っていくつ設定なんだろ‥‥と思ってたら、本当に18歳設定らしいと知ってビックリw
なのでまあドラマ外の事情というかキャストの年齢がわかるだけにいろいろ違和感はあるもののなんとか。役としては堺雅人で全然オッケーだし。というか堺雅人を使いたくてしょうがないってことだよね?だって映画版も二役にしてまでキャスティングしてるんだし(^_^;)
うん、オレも堺雅人でこの役を見ることに何の問題もありませんよ。堺雅人は普段柔和な表情の顔立ちだから、そうじゃない顔をしたときはたまらんね。今までで一番そのギャップが激しいかも。堺雅人の激しい怒りの表情、ステキすぎる! (*゚∀゚)=3 ムッハー (例の素振りエピの無心なとこもなんとも)
玉瑛の田中聖も全然オッケーね。てか、思ったよりイケてたw あの子ももっと子供の設定じゃなかったっけ?
たぶん画面的なオレの違和感って、よしながふみの絵柄のキャラがわりとあっさり目で美形なんだかどうかもよくわかんないビジュアルなのを実写にしたらこうなるのかーという違和感だと思う。堺雅人は美丈夫だけどわかりやすく美形ではない‥‥よね?家光の多部未華子もそうだけど。いや彼女はあの微妙さ感がタマランのだけど。
でも役者的な意味でのキャストとしては皆さんまったく問題ないです(何度も念押ししとくw)
ところでこれ、前の二宮が主演だった大奥もちゃんと劇場で見てんだけど、今回のドラマってスタッフは同じ、TBSの金曜枠の方のスタッフなのに、なんだか「JIN-仁-」っぽいなあと感じるのはなんでだろう?主題歌がMISIAだから?w 前の映画はまったくそんなことなかったんだけどさ。
ぶっちゃけ、時代劇ってファンタジーやSFと同じカテゴリーだけど、日本人の大部分の人はそう認識はしてないと思うから、JINよりもSF色の強い設定の(というかそこがキモだけど)《男女逆転大奥》がどの程度世間に受けるかよくわかりません。なんでこれをゴールデンのこの時間帯にドラマにしようと思ったんだろ?と余計な心配までしてしまうよ。だってこの作品って相当性的なものを含む虐待や残酷描写、虐めやそれ関連多いよね?
赤面疱瘡設定は単なる装置なので、むしろ残虐描写なしにはこの話の悲劇性や運命のままならなさ、それゆえの人の心の弱さと愛情ってのは描けないというか表裏一体で描かれてるから、そこら辺がどれだけ世間的に大丈夫なのかなあとは思うんだけどさ。まあ題材としては男女逆転ということ以上にチャレンジングな気はする。
それもあってか、2話めまで見た感じではどうなんだろうという気もちょっとするんだよなあ。このメンツの枠が人気はあるのに視聴率が低いのは木更津キャッツ以来いつものことだからそこは気にしないけど、JINみたいだからといってJINみたいなつもりで見てると、あれっ?と思うような気がしなくもないかなあ。
てかこれ、もしかして元悪が溜まるたびにキャスト変えながらずっと続けていくつもりの企画なのかしら?
原作通りやるならオレとしては何の問題もなく面白いし、最後まで楽しめるですよ。映画見に行くかどうかはわかんないけど。(その時の心の余裕次第)