そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

TOKYOエアポート〜東京空港管制保安部〜#4

http://www.fujitv.co.jp/tokyo-airport/index.html
脚本:早船歌江子 演出:西坂瑞城
 
2,3話を見そこねちゃったんだけど、たぶんあんま問題なし。
どうやら4話目にしてやっと香織が管制官になったり理由はわかったけど、それだけでああいう仕事ってつけるの?適正はあるよね?説得力は微妙?
それは別としても話は面白かった。最後、ちょっとうっかり涙ぐんだよ。ゲストが木南晴夏だったってのもあるけど。いや、木南晴夏だったせいか、明らかに。木南晴夏が上手いんだよなw
ボジョレー解禁ネタ、ワイン会社の矢吹さん(木南晴夏)が力を入れてるワインを解禁イベントに間に合わせるための他のスタッフの努力と、矢吹さんがそこにかける思いだけでいけたよ。あそこでちゃんとギリギリ間に合って、お客さんがそのワインをそれと知ってそこまでの努力が報われた瞬間ちょっと泣けたね。
ストーリー展開としても、ゲストネタで帰国子女の望みんとのやり取りやグランドスタッフのサトエリたちが上手く絡んでたし、そこにどうやら足踏み状態だった香織の仕切りの見せ場もあって、その全部がちゃんとあのおっさん客の「ピエール・ルヴォーじゃないか」で報われたーと思ったとこが良かった。
今回の話はちょっと洋ドラっぽかったなあ、話の展開とかキャラの動きとしては。他の回見てないからわかんないけど、洋ドラの群像劇っぽいな、こういうの。狙ってるのかなあ。
でもそれなら確かに香織の事情とか、今回出てきた元パイロット候補生だった平岡祐太とのこともあんまり突っ込んでない、ちょっとだけやって次回しな感じなのは納得。
いつの間にか香織の教官が瀬戸朝香じゃなく梶原善になってたけど、まあなんかあったんだよなw そこんとこの矢野さん(梶原)と竹内(瀬戸)のやり取りも感じ良かったし。
ただなんだろうなあ、深キョンが悪いわけじゃないと思うけど、主人公の香織自体になんか魅力がないんだよなあ。何が足りないんだろ?
管制官の仕事はすごく面白く見せてるから、これ1クールじゃなくせめて2クールくらいやって、もっと各キャラそれぞれをメインにしつつ、管制官だけじゃなく今回みたいに空港全体に関わるようなネタで話をすすめていく形式で、ちゃんとした職業群像劇にして欲しいなあ。最初から登場人物みんながプロフェッショナルのドラマって、応援しようがないから感情移入しにくいんだよね。
たぶんこういう形式のドラマって日本じゃあんまり馴染みがないせいでとっつきが良くないんじゃないかって気はするから、その分キャラが定着してからの方が面白いと思うなあ。ドラマ自体が空港の日常業務を描いてるから、逆に終わりがあるようなネタじゃないし。