http://www.tv-asahi.co.jp/doctor-x/
脚本：中園ミホ 演出：田村直己
オモシレー、一週間遅れだけどおもしれーなーこのドラマｗ
医療物の場合原因特定のサスペンス風味がメインになることはよくあるけど、料理研究家ネタで食道ガンの手術、でももう一つの問題、味覚障害がまったく食道ガンに関係無かったってのが、サスペンステイストの話の捌き方としてもみごとすぎる（笑）
花山さん（平岩紙）の味覚障害の原因が脳腫瘍ってのはいいけど、脳も大門先生が手術するんですかい？脳外科医いねーのか、あの病院ｗ
結局手術法が違うからってことで訴えられることもなく、味覚障害を手術のせいにしたい花山さんのことも手術の信頼性で納得か。手術跡がきれいってのは女性ならではの拘りそころかな。オレも手術したから思うけど、そこ重要だよね。
味覚障害はたまたま一人だけ気がついてたってことだけど、医師免許関係ない仕事はしないと言いつつ原因を調べる努力は仕事の範囲外でもやるし、手術は成功したってことで丸く収まって、しかもオチが花山さんの電撃結婚と女子力＆男子力アップルパイって、おかしーよなー（笑）さすが中園ミホってことか？（笑）
まあとにかく前提として大門のスーパードクターぶりはスルーするとして、だけど（苦笑）
ただこのドラマは、手術に失敗しないという前提がまずないし、そういう医療モノってハラハラしようがないじゃんというところを根本的に覆してるよｗ
結果的にこの中では患者思いでそれ故押しの弱い原先生が大門を密かにソンケーってとこがまたねｗ あれ、あのまま花山さん死んでたら寝覚め悪いどころじゃないよなあ、原先生は。
まあそうやってそのつもりもなくあそこの大門アンチ勢力を一人ずつ落としていくんだろうけど（笑）次は勝村の加地先生か？
悪夢ちゃんもそうだけど、こういう一見口も性格も悪い先生が（奇しくも両方とも「先生」だね）、その実職業的には能力が高くて、それ故ちゃんと相手のことを見てる‥‥というネタが多いように思えるのはイマドキ的にそういう世相なんだろか。まあ森本先生も言ってるけど、そりゃ人当たりよくて腕が不確かな医者よりは、性格悪いけど手術の上手い医者のほうがいいに決まってるよ。しかしそれがすべてだと、他の先生の仕事なくなっちゃうけど、どうなん？（苦笑）
とにかく今回は何となく患者側の話が大きかったから、トンデモというより妙に地に足ついてるし、面白かった。安定してるなあーｗ
しかしサブタイの「いりません。ネーミングがヘンだし、まずいので」は一体‥‥（笑）狙ってるの？ｗ
