http://www.ntv.co.jp/akumu/intro/index.html
脚本：大森寿美男 演出：菅原伸太郎
遅れ気味なのでサクッと。（見てすぐ感想書けないと内容忘れちゃうんだよ‥‥）
白鳥の湖ネタだけど、白鳥の湖のストーリーを知らないのに映画の「ブラック・スワン」は見てる教授って‥‥（笑）なんでそんなネタを入れてくるんだ（笑）でもちゃんとは知らないオレでも、白鳥の湖にカッパは出てこないって知ってるｗ
またイヤーな感じに子供のトラウマになりそうな話であった。特にカッパ。
だけどあのカッパの気持ち悪さって、まんまあのロリコン連続殺人犯の人の気持ち悪さだから、間違ってはないよな。うん。莉音ちゃんの時にチャイムを鳴らしたのも偽物に天誅的な〜って、それありそすぎてコワイよ病んでる思考だよ（^_^;）いろんな意味でこのドラマ、チャレンジングｗ
バレエスタジオに通う母子家庭の莉音ちゃんとお金持ちの未来ちゃんは本人同士は結構仲良しなのに、気負いすぎてる莉音ちゃんのお母さんの麻子さんが娘に過大なプレッシャーをかけて歪ませてる‥‥って感じなのかな。
お母さんに気を使ってるっていってるから、世間にありがちな「親のために良い子を演じてる」というより、価値観の投影をされて操られてるに近いんじゃないかと思うけど。いるよね、こういう自分の理想とか希望を娘に託しすぎる人って。名前がちょいDQNネームちっくなのもなんかいろいろ過剰に期待しちゃったんだろうねえ。莉音ちゃん自身はあんまりそういう認識無さそうだからちょっと可哀想。今がというより将来的に。このあとどうなったんだろか。
でも今回の話ではそこには突っ込んでないんだよね。そこは今回の事件的にはあんま関係なしかよｗ
関係はないけど、母親の価値観に踊らされて親友を酷い目に合わせたのは確かなんだけど、そこはいいのかなあ。未来ちゃん的には川流しという酷いことされたのに、カッパから助けてもらってチャラとか、そうとう莉音ちゃんが好きっぽいな。というか、わりかしレズっぽい関係性多いなあ、このドラマ（苦笑）ちょっと珍しいかもｗ
そういや「ブラック・スワン」もレズっぽいネタ入ってたし、何よりあれもヒロインが母親からのプレッシャーを感じて、そこから逃れるために心のバランス崩して精神的に黒鳥になりきる話だったよな。そう考えるとネタ元はそっちか。
ただ莉音ちゃんとお母さんの話はすぐに解決しない話だからうやむやにしといて、変質者の方の話で悪夢ネタってのは上手く使ってるなあ。脚本上手いなあ。さすが大森寿美男。
本筋の話は結構進んで、志岐は独立？して研究所を開いてた。BAKU２号も完成ー。じゃあもう彩未先生とこに入り浸るのはやめたのかな？というかホントはどういうつもりだったんだ？そして琴葉先生に取り行って上手いこと古藤さんの夢札ゲット。今回はそれぞれの悪夢が続きで、段々詳しくなっていくからわかりやすかった。
琴葉先生の過去とメンタリティもかなりあっさりやってるけど、ちょっと面白いな。
娘依存の母親との確執をさらっと語るとか、相当いろいろあったんじゃないかと思うし、それでよくこんな腹黒オカルトオタクになったもんだと思うけど、つまりそういう境遇から抜け出すのは知的好奇心や探究心みたいなものを持ってるオタク系の、ある意味頭いい子っていうことなのかな。
その点、彩未先生も琴葉先生も自分で何とかしてきた人間ってことで、悪い人じゃないけどいい意味で腹黒い毒のある人ってメンタリティも強いっていうのはキャラの味付けとして珍しいし、それをわかってやれてる北川景子とか優香ってやっぱりちょっと面白いと思う（笑）
えーとあとは、古藤さんってよっぽど彩未しぇんしぇ〜が好きなんだなあー（笑）母親を投影してるってことなんだろか、あの無条件の信頼は親に対するそれっぽいけど、でもなんかこっちも妙に百合ちっく（苦笑）古藤さんは子犬っぽくてカワイイｗ
あと古藤さんの悪夢がすごいのは映像記憶力がいいからか。それって彩未先生の明晰夢とはまた違うのかな？似てるようでちょっと違うって感じ？なんか関係あるのかなー？
そういや彩未先生と琴葉先生もちょっとそれっぽいというか、世の中ホモやBLには寛容になってきてところに女同士で押すのかー（笑）
それで彩未先生は封印してた過去の記憶を思い出したら人を殺してた‥‥って、それは本当の記憶なのかなんなのか。感情としては妬みとか憎悪に近いよなあ。他人へなのか自分の境遇に対してなのかはともかく。
あ、そうそう、思わぬところでオレの田中哲司が！ (*ﾟ∀ﾟ)=3 ﾑｯﾊｰ 今後のレギュラーっぽいよなあ、重要な役じゃなさそうだけど。しかしこれは楽しみｗ全体にキャスティングが変な絵面すぎる（主にGACKTさんのせいｗ）
