そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

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八重の桜#2「やむにやまれぬ心」

http://www9.nhk.or.jp/yaenosakura/
脚本:山本むつみ 演出:加藤拓
 
むうう!そうだよな、何かをやりたいと思う心はまさに「やむにやまれぬ」心だよな!すげー納得!そりゃ八重が鉄砲やりたいってのもしょうがない!しょうがないよw
やむにやまれぬだけであんなにいろいろ描き散らし‥‥って、そのまま鉄砲撃ちじゃなく作家にでもなったらどうかって勢い。(きっと腐女子の人たちもこんなやむにやまれぬ勢いなのに違いない←おいw)
どうでもいい話から入るけど、江戸の象山先生の塾周り。
どうしてもさ、生瀬がいるとなんかオカシイような気がするんだけど、オレだけ?
龍馬伝」の時は生瀬が吉田松陰(八重>吉田寅之助@オグリン)で黒船見に行って藩に送り返されたんだよな。だから今回の生瀬は勝麟太郎だから!と自分に言い聞かせてないと混乱するよ(笑)生瀬、龍馬伝では確か1話くらいしか出てないのに、印象強すぎ(オレの中で?)
まあ逆にいえばその時すでに坂本龍馬が江戸の千葉道場にいたってことね。覚馬と尚之助は先を越されたってわけね。いやそれよりも!吉田松陰がお国もとに返されたってことはオグリンの出番はこれだけ?これだけなのー? ガ━━ΣΣ(゚Д゚;)━━ン
しかし西郷隆盛(驚きの吉川晃司)は出てくるけど坂本龍馬を完全スルーってある意味スゲエ。まだこの時はその程度だったってことだよね。そのうち出てくるのかしら。あの塾に通ってたんじゃなかったっけ。んで勝麟太郎とは接点あるけど会津の人たちとはたぶん接点ないよなあ。いや関係あってもなくてもそうだってのがわかるってことが重要、オレ的にw
そして八重さん、やっと綾瀬はるかに。しかしここでまだ11歳だよな、11歳の綾瀬はるか(笑)綾瀬はるかのルックスだからいろいろあれだけど、本当はものすごくごっついんだよね。体格よくてよかったよね‥‥w
まあ実際11歳でもそれなり体格がいいし、そんなにも鉄砲が好きならじゃあやらせようってことになったわけだから、そこで細っそい綾瀬はるかってどうなのかと思わんでもないけどさ。
しかしお父さんの言ってた「武士だからこそ」ってのは、武士じゃないおなごは立場や人格、いろんな意味で人として足りてないってことじゃないよねえ?男尊女卑的な意味でってことじゃないのかな?会津の人たちの気質がよくわかんないんだけどさ。
どっちにしても鉄砲を撃つってことは人の命を取ることで、八重の中でそこはどうなってんだろう。つぶしが利かない仕事、覚悟はともかく趣味的というか戦う道具だと思ってないから憧れるってのはあると思うけど、的を撃つということは人の命を取ることだと言われても揺るがないって言われても、だもんな。そして極めたら結局人を撃つんだよねえ。
しかし鉄砲をやっても将来的につぶしが利かない、おなごとしても人としても使いようがないと思われながらもやらせてもらえたのは八重の情熱と努力だろうけど、結局それが藩を救うことになるんだから何が幸いするかわからんな。
鉄砲は人の命を取る道具だって説教も、当時のおなごの立場からいうと危ないというより武士としての覚悟がないということで諦めさせるためのものだったと思うし、子供の頃から武装国家教育のわりにそこはきっちり分けてたんかなあ。まあ普通そうだと思うけど、だからこそ八重の「やむにやまれぬ心」ってのが相当の覚悟をもって言ってるってことだよな。だよね?
そういうとこで、今回の話も大変わかり易く共感し易かったです。さすがは山本むつみ
あと新島襄の子供の頃もなにげに出てたけど(絵上手いな)、何の説明もなしでいいんだw とにかく熱中すると、とか、夢中になるほど狂うのはいいことだってことね。