そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

dinner #4

http://www.fujitv.co.jp/dinner/
脚本:黒岩勉 演出:小林義則
 
ずっと引っ張ってたはづき(関めぐみ)の話にケリが付いたよ。
話としてはありがちな話なんだけど、うっかり皿に描かれた花マルでちょっと涙ぐんでしまったオレはたぶんもう年。はづきがお父さんと会えたとこでまた泣きそうになったから完全にもう年。良かった良かった。
ただお父さん、政治家秘書なら名店ロッカビアンカのことを知ってるのはともかく、娘のはづきがそこのパスタ担当だってどうして知ってたのかってのは説明不足だよな。しかもドンピシャでラビオリ頼むとか、普通ないよw
どうせなら初っ端に女性シェフとしての取材ネタがあるんだから、どっかでそれが掲載された雑誌を見たっていうのを入れてくれてれば良かったかも。写真見たらわかるだろうし、駅前の本屋に入ったら隣の人がそのページ開いてたとかさ。たぶんほんの2,3シーンで済むはずなのになあ。
あと常連客の奥園さん(濱田マリ)が実は噂の警視庁のやり手の女警部だったとか。
まあこれはあの張り込みの刑事二人が「顔知らないけど」って言ったとこで予想はついたんだけどさ。だから刑事がはづきのお父さんを逮捕しようと店内に押し入ったときは早く来ないかなあとちょっと心待ちにしちゃったんだけど(笑)むしろあそこで間を取ったとこがちょっとした引っ掛けな演出だったのかな。見てるほうは絶対そこは濱田マリくるっって思ってるんだろうしw
でも奥園さんカッコよくて、なんかスッキリしたわーw さっすが濱田マリ
このドラマって全体のテンポがちょっとゆっくり目なのが自分的にはまどろっこしいんだけど、日曜のあの枠だからってことだろうな。まあそこはいいや。そのわりに話つまってるし。
ただどうしても支配人の沙織のキャラが受け付けねー。
なんだろうなあ、何がウザいんだろと思うに、ああいうタイプのキャラならそれはそれでいいんだけど、どうも支配人としての信念がまったく見えないのがイラッとくるんじゃないかって気がする。そういうキャラ設定なのか、倉科カナの役解釈の問題なのかはわかんないんだけど、オーナーシェフの娘でその留守を預かる支配人という態度と言動じゃないよな。あとお父さんの御見舞いに行かないのはどうして?風間杜夫出せないの?w
まあ年齢的にはづきをカッコイイと思ったり、逆に女性だからといって気を使うのはそういうキャラでもいいんだけど、なんか微妙にそこじゃないだろって感じ?瀬川(ユースケ)との店のことについてのやり取り全般も、なんか芯が通ってないんだよなあ。それで甘いとこだけ目立つからイラッとすんだよな。それこそプロじゃないよって感じで。もうちょっと何とかならんもんか。
今回のはづき絡みで数馬(八嶋)が何か思うところがありそうだとか、瀬川が追われてるのは借金取りの方だってのはなんとなく分かったし、他の従業員たちの動向としても面白かったんだけどさ。
まあ主役は江口の江崎だけど江崎がメインで話が動くってわけじゃなく、あくまで全体でのバランスで成り立ってるってのも気軽に見られていいのかも。次回は袴田かw
柴本幸は結構いいよな。風林火山でデビューしたからまだ5年くらいだろうに、なんかもっとキャリアあるように見えるってのがいい感じ。関めぐより年上に見えるしなあw(スマン、関めぐは辛気臭くて好きじゃないんだ)

あ、そういや1話は無事にネット配信で見ました。ふつーに面白かったです。玉木も見たし満足w
でもそうすっとやっぱり1話以来お父さんのことが出てこないのは気になるんだよなあ。いいのかなあ、だってそういうのって沙織はもとよりあの店の人たちのキャラ描写にかかわらんかなあ?ちょっと変だと思うわー