そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

dinner #5

http://www.fujitv.co.jp/dinner/
脚本:小川真 演出:星護
 
今回は完全に勘違いコメディだったけど、すごく良くできてた。
このドラマって、こないだも言ったけどテンポとか間のとり方がゆっくりめで、繰り返しギャグも念入りすぎるくらい長めなのはそんなに好みではないし、ぶっちゃけオレはこの手の勘違いドタバタってあんまり好きじゃないんだけど、それでもこのキレの良い演出はさすが星護。というかもう完全に星護以外にありえない上手さだった。
特にタコ、タコは笑ったわー!そこまではありがちな感じだったんだけど、タコで完全に空気変わったわw
タコパス自体もやたら長いなーとは思ってたけど、その終わりにあのタイミング、あの江崎の流し方ってとこがさすがすぎる、あまりにも演出がベテランの域に達しすぎてる(笑)
夏野の奥さんネタの勘違いの重ね方も、もうネタとしては江崎が奥さんが来てると言ったとこで原沙知絵のほうが江崎の奥さんだろうってわかるけど、あの場でその取り違えを知ってる人と知らない人、事情を知ってるかどうか、知らないからこその可笑しさで何重にも勘違いが重なってるのがおかしかった。
厨房のみんなが勘違い状態のまま江崎の奥さんを見に行こうとするのを夏野が止めるとか、その夏野自身も勘違いしたまま「俺一生江崎さんについていきます!」とか、あと瀬川の妙に親身なキャラのせいでちょっとその状況が面白く見えるとこがただのドタバタじゃなく高度な勘違いネタになってて面白かった。
何も知らない江崎の奥さんがわかったあとも、まだ夏野の身の処し方で楽しめるという(笑)ちょっとヒヤヒヤしたしw
そして夏野、アイツバカ。本当に「少年のように」どころか「子供並みに」バカ(^_^;)そこも言葉遊びとして掛けてんのかと思ったら本気でバカだったし、とにかく最後まで子供並みのバカだけどむしろそこがいいって感じに思えるようなキャラクターってとこが愛され系バカなのか(笑)
江崎と奥さんの離婚の話もちょっとほろ苦かったし、それを知らずに江崎と同じように「美味しかった」が嬉しくて結局夏野を振っちゃう恵理子もステキカッコ良かった。いやそもそもなんで恵理子みたいなタイプが夏野と付き合ってるのかって感じだけどw 年上だけど子供すぎる(^_^;)
ところでその夏野の奥さん役であんなにガッツリ出てた森カンナがわからないオレときたら‥‥
見てる途中で帰ってきた相方が、「あの子仮面ライダーのあの子だよねえ」ていうから画面止めてまで見たのにむしろ優里亜か?違うよなあと思って、最後まで森カンナだってわかんなかったよ‥‥
その割に予告にチラッと映った弓削っちは一発でわかるとか、オレってやつぁ><