そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

八重の桜#7「将軍の首」

http://www9.nhk.or.jp/yaenosakura/
脚本:山本むつみ 演出:末永創
 
ねぇ会津の人たちっ!会津の人たちは雪が降ったら庭の障子は締めようよ!何で庭の障子全開なの?オカシイだろよ、寒くないのか?何であんな外みたいな状態の部屋でかるたとか出来んだよー(^_^;)
寅次郎さんが来た時にも雪見酒とか言いながら障子全開だったのは突っ込みたかったんだけどさ、普通寒くて死ぬよw 
しかしあのかるたの平安人の絵と今現実に京にいるお公家様たちとのシーンのリンク付けは上手いよなー。平安の時代から京の都は変わってないってことか。まあこないだまでその平安の時代の話@平清盛 をやってたわけですが(笑)
幕末の話というだけでなく、清盛の作った武士の時代が隆盛を極めて今ここに落ちようとしている中での平安貴族の末裔たちの権威って感じで良し。とにかく実権は幕府にあっても天皇のご威光は大したもんだってことか。
話としては相当ゆっくり丁寧だけど、今までのいかにもなキラキラ大河と違って、自分的にはまったく退屈しないし面白いです。何が違うんだろ。映像が美しくてちょうど好みだってのもあるけどさ。
本当にこの映像見てると心和むよ。話の展開と映像がちょうどいいテンポなんだよなあ。美しいのう美しいのう〜(*´∀`*)
ああそうだ、今回は露天温泉の入浴シーンが。しかし八重も同行してるのに入浴シーンのお色気担当(おい)は綾瀬はるかではなく覚馬と尚之助さんの文武コンビであった(笑)さすがNHKわかってるー。ただ誰も風呂から出なかったけどw そこはちゃんと風呂に入ったら立ち上がるという「最高の離婚」を見習ってほしいものですw 毎年大河見てるわけじゃないけど、男二人の露天風呂って「風林火山」のお屋形さまと勘助以来か?w というか八重さんもも17歳なのでさすがに入浴シーンはマズイかw

今回は微妙に話が分かりにくかったんだけど、治安維持のために京の都に派遣されてきた容保と会津藩士たちは、つまり天皇を守るためのに幕府に派遣されたんだよな。だから容保は攘夷派の不貞浪人を取り締まってわざわざ説得してたんだけど、そもそもすでに尊王攘夷運動尊王そっちのけで、攘夷の機運から外国人と取引してる幕府を倒せ運動になってたことに、今やっと気がついたってことか。
慶喜公がそこに気がついてたってことじゃないと思うけど、彼は単に武闘派ってことだったのかなあ?一応このドラマ的な容保と慶喜のキャラクター対比描写だとは思うけど。
そして孝明天皇に感激したけど心は幕府の忠臣なので、任務遂行と都の安定のために会津の武力で徹底的な弾圧を始めたってことね。
それが図らずも尚之助さんがいうところの「最後は怯れる」ってことだと思うけど、それって会津のせいじゃないよなあ。もちろん幕府の慶喜派はそのつもりで会津投入だったんだろうけど、盾にするつもりまで考えてたのかしらん>最終的に鳥羽伏見の戦いまでって意味で
キャストは斎藤工が出てきてその嫁は芦名星、八重の幼馴染で剛力彩芽も投入。そして孝明天皇染五郎かー。孝明天皇はいい人なの?(漠然とし過ぎ)
あと玉山の大倉様はホントは八重さんが好きだったんだよね、尚之助に告白タイムを潰されたけど。次回誰と結婚したのかなあ。貫地谷じゃないってことなのかなあ‥‥
 
一応確認だけど、ちょうどこの時期に脱藩して江戸にいた龍馬はなんだかんだで勝海舟とつるんでたり、あと岡田以蔵が京都で勝先生の護衛してたのがこの頃?そして仁先生が江戸にタイムスリップしてきたのもこの時期だよねw(はっ、綾瀬はるか…いやいやいやw)
今回の将軍の像の首が晒されたのが文久2年2月23日だけど、浪士組(新選組)が京に着いたのもちょうどこの日なのか。で、翌月には会津藩お預かりってことで、次回は新選組(まだ壬生浪士組)の出番ってことね。会津の話だけだと幕末の有名エピって結構スルーだなあw