そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

八重の桜#9「八月の動乱」

http://www9.nhk.or.jp/yaenosakura/
脚本:山本むつみ 演出:一木正恵
 
メインは八月十八日の政変なんだろうけど、なんとなくお話的には後半の会津の女たちのやり取りのほうが印象深かった感じ。
八月十八日の政変って、えーとつまり、三条実美を中心に長州が実権を握りつつあった朝廷内で、ないがしろにされてた孝明天皇が実権を取り戻そうとした事件ってことでいいのかな?
その時、まだ薩摩の方が朝廷内では重きを置かれてたけど運のいい偶然と孝明天皇ー容保ラインで、会津がそこに上手く割って入ったってことか。
あいかわらず尊王と攘夷派の主義主張はわかりにくいけど、龍馬伝の武市さん時みたいな何がどう違うのかよくわからんってこともなく、なんとなくは把握。内情的には面倒臭いモザイク状態ってことで?
とにかく出動した会津藩が超カッケー! (*゚∀゚)=3 ムッハー これの説得力のために前回、会津による天覧の馬揃えがあったってことかな。あいかわらず地味に話が上手いなあ。
そして壬生浪士組新選組に名前を変えたと。ここら辺は「新選組!」の時もやってたはずだけど、あの時はなんでそんな事になったのかやっぱりわかんなかったんだよな(苦笑)完全に坂本龍馬メインの「龍馬伝」はともかく、「新選組!」の話を描いてる「組!」ですらよくわかんなかったってどんだけw というか会津の描写抜きで幕末史ってないわーってこと?
何度もいうけどオレ歴史に疎いので(記憶力もヤバい)、かろうじて「組!」と「龍馬伝」と「JIN」で補完してんだけど、どこも会津の事情なんか詳しくやんなかったぞ?薩長のことしか知らないし。ダメじゃん、これ重要事項じゃん。会津、ちょー貢献してんじゃん(といっても今回これで理解してるかどうかといわれると怪しいしwikiの記述も理解に難しすぎる)
 
それはともかくとして、会津藩の方の蟄居を食らってる頼母と官兵衛、そして照姫様の右筆の話が。
前回のラストの頼母と八重のシーンが大変良かったって書いてんだけど、それがあって薙刀の稽古で頼母の奥方をハブろうとする他の皆さんの言いように八重が差し出口を挟むってのは上手いなあと思った。てか、主人が蟄居してると奥方も外出禁止が当然って、いじめか!それもならぬことはならんなのか?
八重が頼母の忠義を知ってるからってのもあるし、そこにやってきた照姫様の『会津を思い殿を思い、己が家を思う気持ちが同じなら、たとえ諍いがあってもそれは一刻のこと。皆、会津の女子なのですから』『優しく、勇ましくありましょうぞ』がしびれた!カッコイイー!ちょっと泣けた。オレも胸が熱くなった!
そして照姫萌えで右筆に乗り気な八重さんを微妙な気持ちで見る尚之助さん‥‥結局ドキドキしながら御右筆のお知らせを待ってた山本家に、「御右筆は時尾さん」って言われた時の、あの時の止まりっぷりがまた‥‥(笑)
でも八重さんがいなくなったら鉄砲作りが滞るからそれでいいんだよ。きっと適材適所。どう考えても右筆には向いてないだろうし、むしろ鉄砲作れっていう方が会津のためだよな。
それはともかく、尚之助はもう完全に八重さんに決めてます!ってつもりの「代わりはいない」なんだろうけど、やっぱりあいかわらず鈍感な八重さんはまったく気がついてません。あの子今18歳くらいだよなあ?大丈夫か(^_^;)
あとまあ八重さんがああいうちょっとしたことで浮かれて自分の本分を忘れがちな娘だってのは覚えといた方がいいんだろか(苦笑)
そして弟たちが銃を触ろうとするのを止めるのはともかく、学ぶ順序ってやっぱり銃の絵を描くとこからですか?ってちょっと思った(笑)そこ大事!というかやっぱり何にしても八重さんのそこしか見てないっぷりって、それ考えると相当アレだなw