そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

dinner #8

http://www.fujitv.co.jp/dinner/
脚本:小川真 演出:星護
 
夫婦のすれ違いって本当に些細なことだよなあーと思わせる話であった。いやこれ奥さんの言ってることは正しいけど、それはちゃんと伝えようよとは思う。それで何もわかってないっていきなり出て行くのはいくらなんでも勝手すぎるし、そういう妻の行動を当然だと言われてもって気はするなあ。それ絶対おかしいから。旦那に罪はないよ。 ( - ε - )
しかも奥さん専業主婦なのに家族サービス(この言葉嫌い)はともかく、家事まで手伝えってのはないと思うよ?それを非難されるのはねーなー。
まあ理由も解決法もわりとベタな話だったけど、味付けが若干意表をつく感じで面白かった。なんかしんみりしちゃうよ(´・ω・`)
というかこれってレストランの話じゃないよね?店の客でストーリーが展開するわけじゃないし、どちらかというと厨房内人間ドラマ?(笑)
前回の話も今回の話も店自体に関係あるわけじゃなく、あくまでも個人の事情の話だしなあ。春メニューは絡むにしてもそこや江崎がメインじゃないし店じゃないし、かろうじて嫁が元々ロッカビアンカの従業員で職場結婚だったってことくらいか。それにしたって10年前の話で今それを知ってる人は少ないしという。
そして数馬は息子の翔馬くんの好き嫌い(かぼちゃ)容認かよwwwシェフなのに(^_^;)
しかしそこで躍起になってかぼちゃメニューを食べさせて上手いと言わせたい江崎がガキすぎるwwww子供かwww
いやまじめに数馬の家庭の事情にはまったく興味示さないし何かするわけでもないし、はっぱはかけたけどそれも数馬の実力だったし‥‥という落とし所は良かった。それでこそ料理にしか興味がない料理オタクw
しかもそれが嫁とのやり取りの話じゃなく「なぜ料理をつくるのか」で、今井さんいわく数馬が結構苦労した過去ネタと、その妹のために料理を作ってあげていた原点を思い出すような新メニューを作るってことだった‥‥ってとこが良かったのかな。料理を作りたかった動機は人それぞれだけど、結局今は「それしかできない」という純粋さでしか、人に感動を与えることは出来ないってことかなあ。
江崎は何もしてないにしても、翔馬くんがいちいち江崎の真似をしてるのは多分楽しそうに料理を作ってたからだろうし、それと比べるとお父さんの数馬が全然楽しそうじゃないってのは感じてたんだろうし。
なんか上手いよなあ、この脚本も演出も。
そしてチョイ気になる数馬の嫁の正美さんを今井さんが好きだったっていう弥生さんの話だけど、途中数馬の生い立ちを語る今井さんの感じでホントに数馬のことを心配してのことかなと思ったんだけど、正美さんが店に来た時の様子見ると、弥生さんドンピシャっぽいのが‥‥(^_^;)
あの人子供あしらい上手いし(ワンピース全巻揃ってるって餌になるのかw)ちゃっかりしてるし世渡り上手いのになんで離婚、じゃねー別居してんだろ。だから、なのかな?(笑)いいけど数馬というか世の旦那に多くを求めすぎだよw
結局最後までかぼちゃ料理を上手いと言わなかった翔馬くんはどうしたもんかと思うけど、あそこでわざと「わーおいしー」とみんなで試食して気を引くとか、ディテールとして上手いなあw 何かこういう細かいとこ気が利いてるドラマは見てて楽しいよ。

どうでもいいけど、毎回本当に支配人の沙織がまったく役に立ってないのが地味に気になるんだけどさ。性格は良いんだけど年の割に人間的にも考えが浅いし気が利いてるわけでもないしかと言ってそこまでバカでもないから、ドラマ的なポジションとしていなくてもいい人にしか思えないんだけど、なんであんなキャラなんだろ?確かに彼女があまりに気が利きすぎてたら話広がらないとは思うけどね(^_^;)
それにしても毎回思うけど、ロッカビアンカって本当にシェフがTVに出るような有名店なの?厨房メンバーのゆるさが気になるわー(苦笑)あ、メインを数馬に任せましょうよ、ローテーションでもいいからってくだりね。ありなのか?それって一流店のやることじゃないと思うし、支配人が料理長に言うのはどうかなあと思うんだけどー?