そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

泣くな、はらちゃん#8

http://www.ntv.co.jp/harachan/
脚本:岡田惠和 演出:菅原伸太郎
 
今さらだけど、やっぱり百合子さんが矢東薫子先生か。まあ今さらだよな、予想ついてたし。
しかも描かなくなった理由がスランプって‥‥スランプかーそれで漫画描くのやめちゃうんだー。何のために漫画描いてたんだろ。
てか連載してたんだろうに、その仕事どうしたんだろ。描いてる漫画の割にいい部屋すんでるよなー。絵柄自体はどっちかというとガロ系というかマニア系っぽいけどそんなに売れてた漫画なんだろか。(いやこれの漫画担当のビブオさんの作品はまた別の話だけどw)
うーん何か全体のテイストがあまりにも好きじゃなさすぎる。何だろこれ、不快感ギリギリ。
特に不愉快だったのは、映画の撮影を見るためにズル休みするパートのおばちゃんたち(全員)。あれ通っちゃうんだ?もう辞めさせろよー(^_^;)あと弟も‥‥って、話には関係ないか。関係ないけど、彼ら彼女らを必要以上に不快にダメに描くことで、ピュアな漫画世界の住人を持ち上げるってのはわかるけど、なんかそこからして間違ってないかなあ。助っ人のはらちゃんたちが歌いながら注文こなすとか、もらったバイト代あっという間に使いきっちゃうとか、なんか楽しいとも面白いとも思わないんだよ‥‥って思う時点でもう最初から自分としてはこのドラマは合わないのかも。
今回の「この世界の真実」を知ったはらちゃんたちって、やってることは「Q10」と似たようなことやってる気はするんだけど、「キラキラしたもの」がないんだよ。もしかしたらこれが3.11後の「Q10」なのかもしれないけど、救いがあるように思えないよ。
ピュアで純粋なはらちゃんたちは、神様である越前さんがそう望んだキャラにしてるからそうなんだと思うんだけど、そうすっと結局世界としては越前さんの中だけで閉じてるよね。
まあこれってそもそも最初から越前さんがあんまり好きじゃないから余計にそう思えるのかもしれないけど、なんかこう、そうじゃない感というかイラッとするんだよなー、越前さんて。紺野さんの気持ちがスゴいよく分かるw てか取った注文断るとか、無理とか出来ないとかってないから!なぜ諦める、一応社員だろ。
そしてこの話はどこへ行くんだろう‥‥
はらちゃんたちはこの世界が決して面白くて楽しいだけのキラキラした神様の世界じゃないって知ってしまったわけだし、その悲しみを乗り越える癒し方向へ行くのか、それでも神様越前さんが笑える世界にしようとするのか、漫画世界に戻って漫画世界の充実を図るのか、どうすんだろね。
ところで矢東薫子の正体がわかってやっと矢東先生オリジナルのはらちゃんたちの絵が見られたけど、越前さんの漫画の絵の絵と若干違って等身高いししかもシリアスじゃん?コマ割りも大ゴマ使ってるしw あれをそうしたらこれになるのかー?(笑)
てか長瀬ってどっちかというと矢東先生の絵の方だと思うけどなあ。どこらへんが越前さんの好みのはらちゃんが長瀬になるのかw
当時の矢東先生はモチロンだけどユキ姉とキャラ似てるなw てことはユキ姉の「殺すしかないね」は矢東先生の本音か?