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脚本：水橋文美江・山岡真介 演出：南雲聖一・吉野洋・中島悟
結局なんだかんだとそれなりに最後まで見ちゃったんだけど、最終的にちゃんとキレイに終わってるのになんだかイマイチピンと来ないドラマだったなあ〜って印象。
しかも本当に辰平さん（大泉洋）は宇宙人だったよ（苦笑）
最初こそ話題だった変な三角関係、ぶっちゃけ辰平さんを好きな櫻井さん（谷原章介）って一体なにごと！？って世の（腐）女子たちをどよめかせたBLテイストな部分は結局櫻井さんの勘違いだったーというのがなんというかかんというか、結局何だったの？っていうか。
いやオレは別にそこを期待したわけでもないけど、結局つまりこれって大泉洋を見るドラマだったのかしら？っていうならまだわかる。
わかるけど、だったらクールでドSな櫻井さんの猛アタックに、もっと辰平、いやさ大泉が困ったり照れたり困惑したりするさまを見せてくれよ！とは思った（^_^;）そこだよ、足りなかったのはｗ
まあそんなこんなで、何やりたい話なんだろうとは思いながらも終わってみれば汐ちゃん（水川あさみ）が頑張る話はそれとして、櫻井さんが立ち直る話もそれとして、それぞれそこそこに良い話だったような気はする。特に櫻井さんが立ち直って家族の元に戻る話は、そもそものその理由から経過から最後の決断から、とても無理なく納得できて良かったと思う。これ、普通にありがちな話だと思うし。（結局まじめで繊細な旦那を日常生活の中での無神経さで傷つけてた奥さんが悪いって話だよね？それもっと突っ込めばよかったのに‥‥）
ただ本当に途中、なんで水橋さんはこの仕事受けたんだろうと思ってしまうようなドラマだったけど、自分探しの汐ちゃんのパートが山岡さんテイスト、家族絡みで思考停止してる櫻井さんのパートが水橋さんならなんとなく納得できるかなあとは思ったし。いやホントのところ、どっちがどうなのかはわかんないけどさ。
あとドラマ的にも劇中的にも扱いがよくわかんなくてどう捉えていいのかわからない汐ちゃんの弟くん（中島裕翔）の話も、ありがちといえばありがちなリアルさはあったけど、こっちのほうこそもっと「何やりたかったの？」というか‥‥なんだろうこの中途半端感（^_^;）姉弟揃ってダメダメだってことか？
まあ本当に、そのどれににも関わりながらずっとピュアで癒し系でしかも本当に宇宙人だった辰平さんを愛でるドラマだったと思えば‥‥いや、ますます良くわからんか。しかも辰平さんの宇宙人設定、あれ別に外国人でも良かったんじゃないかって気がするし。ものすごく辺鄙なとこからきて日本文化をものすごく勘違いしてる日系○世とかそんな感じの。ロマンチックだとは思うけどなんで宇宙人とかにしちゃったんだろう？弟くんの宇宙語解析も必要だった？
コメディに振りきれるわけでもなくシリアスすぎるわけでもなく、最後のオチも定番っぽいし、可もなく不可もなくな最終回だった。
ただあの1話目で出てった山吹さん（三浦理恵子）が最後に戻ってきたってのはなんとなく不愉快だったかなあ。彼女がいなきゃもっと良かったのに。
とにかく元々の友達同士の同居でなく、見知らぬ他人と住む方の「シェアハウス」というものを誤解するようなドラマだったような気はする（^_^;）まあお互い干渉しないとドラマにならんかｗ
