そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

最高の離婚#10

http://www.fujitv.co.jp/saikouno_rikon/
脚本:坂元裕二 演出:加藤裕将
 
佐藤祐基キター!しかも胡散臭いAVスカウト!(笑)
この人絶対こーゆー役が合ってるよな。使いどころが正しすぎるw
今回のサブタイ(wiki参照→http://goo.gl/wZbJ3)、結夏のセリフだった。オレ予想だと諒が言った、「その子に会いたいんです」のシーンだと思ってたのになーと初見では思ってたんだけど、見返したら明らかにこっちのほうが重かった。タイトルインサートの軽快な曲に誤魔化されたけど、今回アバンでいつもの語りに入ってたってことね。
結夏って、ずっと言ってるけどこの中では一番普通の人で、だから置き手紙の時に「もしかして自分が悪かった&ずっと光生が好きだと思ってる」ことをわりときれいに見せて、結夏も反省したんだなーっていう普通ならそこで終わらせても良かったのに、それを次の回で灯里が具体的に糾弾したんだよね。
他人、しかも恋敵から責められるってことでさらに追い詰めて、その後どうしたかっていうとたぶんまだ全然未練はあるけど、光生のことが好きなんだったら近づいちゃいけないっていう自戒モードに入ってるとこなのかなあと。結夏なりに反省した結果というか、光生への未練を断ち切ろうとしてるというか。これ実家に帰っちゃったら本格的に終わったってことだろうけど、未練があるから無意識にかどうか分かんないけど(もちろん父親に怒られたってのもあるけど)、実家には帰らず友達のとこに居候してまだ都内で働こうと思ってるんじゃないかなと思うんだけど。
灯里の妊娠を聞いた光生がどうしていいかわからなくて電話してきてるけど、光生だってなんか言って欲しい訳じゃなくただ単に自分の頭で整理できないからいつもみたいに結夏に大雑把に適当なこと言ってもらって、それに反論するって形で考えをまとめるっていうそれをやりたかったんだと思う。光生ってそういうところ具体的解決求めてないというか、ある意味女性っぽいというか、相談じゃなくただ聞いて欲しいだけなとこが全然理路整然としてなくて、してないけどだから結夏に突っ込んでもらって反論するということで考えをまとめて自分が成り立つっていうふうに、この2年で適応進化しちゃってたんじゃないかと(笑)
それを当たり前の意見みたいに「子供の父親になればいい」とか言われたのが予想外で何言いたかったのかわかんなくなってんだし、結夏のほうも本心はそこでいうべきじゃないって思ってるから心なく突き放す意見しか言えなくて落ち込んでる‥‥というシーンかと。
あと結夏がハロワで受付の仕事をいい加減な仕事だと思ってたのって、クリーニング店のことかと思ったけど結婚前の仕事なんだとしたらこの人、今まであんまりまじめに働いてなかったんだなあとは思った(^_^;)
 
それにしても光生と諒のカラオケ店での殺し合い、もとい殴り合いが爆笑すぎる。そこにタイミングよく「女々しくて」がかかるのがまたwwwww
「僕、正直濱崎さんに殺意あります」「たった今、僕にも殺意生まれました」女々しくて女々しくてめめしくて、辛いよ〜〜♪ってヤベ、爆笑!!! しかもマラカスとタンバリンで殴り合いww確かに最低なのは諒さんだよwwwww
しかし、光生が肝心なことを言えないまま、このあと諒は自殺しようとしたんだよな。なんという振り幅のドラマ。
んでまあ、諒の本気っぷりは病院からパジャマ&スリッパで灯里の家に駆けつけるってとこなんだろうけど、これもどの程度上原諒って人間が本気なのかまったくわからないんだよね。というかこのドラマがわかるように描いてくれないというか。
確かに子供のことを聞いた途端に子供のいる未来を想像する諒は本気なんだろうけど、灯里は「それでもまた浮気するかもしれない」と思ってるわけだし、それでほだされないのは一度見限ってるからだろうし。やっぱり一度切れると女はダメだよね。
どうでもいいけど、光生の投げっぱな一人ツッコミ待ち発言。
「僕思うんですけどー、結婚って男同士女同士でしたほうが上手くいくと思いません?」「‥‥‥‥」「いや、思わないな‥‥」って、こないだのキャンプ発言もそうだけど、とりあえず言っといてから考えるのはどうだろう?(苦笑)というかそういう考えに至るのはおかしいだろw
 
まあそれはともかく、オレが最初に灯里みたいな嘘つく女は嫌いって言ったのそのまんま、灯里が自分で嘘ついて生きてるって認めてたけど、別に驚かないよ。だって最初からそうだと思ってたもんw
てか、母親になって生きるのが「嘘のない生き方」っていうけど、それも嘘じゃん。
前回、諒が「最低なのは仮面夫婦。離婚最高!」って言ったことをドラマ的には受けて、多分一度青森に帰るつもりになった灯里が諒と寄りを戻したのはいいけど、灯里からしたらもう完全に心は諒にはなくて、諒の懇願さえ「めんどくさ‥‥」って話で(これもどう思っての発言かわかんないし)、今度こそ諒と結婚するのはそれが子供のために一番ベストで、でも灯里からしたら嘘で出来上がった仮面夫婦だっていうだけの話だというね。
しかもそれを、諒より「ちょっとだけ好きな」光生には本当のことを告げるというのがまたなんとも。光生の嫌な気分、すげーわかる。光生は灯里に幸せになって欲しいんだから、そういう灯里を祝福は出来ないよなあ。
最初の頃、最後に葬式の喪主になってれば勝ちと言ってた灯里はたぶんもう諒に心を開くことはないんだろなーという、それもわかりすぎるくらいわかるよ。心は開いてなくても表面的にはすごく仲の良い家族に見えるだろうってことも。
たぶん将来的に光生と結夏もより戻して、4人でキャンプ行くくらいになるんじゃないかしら。とても楽しそうだし実際楽しいんだろうけど、ものすごく心無いキャンプだなw こないだの鍋みたいな。
灯里がその関係を一生貫こうと思ったってのも、それはそれで人生かけた嫌がらせというよりはそれが一番面倒くさくないからかなーと思う。たぶん灯里にとってもそれなり楽しい人生になると思うし、そもそも嘘ついて生きてる女なんだからどう嘘つくかって違いだけで、諒と順当に結婚して浮気に目をつぶってやり過ごしてるのとそう変わんないよなあ。でもこっちのほうが全然いいと思うな。腹の探り合いする必要ない分だけましかも。

そしてそんなことを灯里に告げらて光生が急に結夏に連絡取るのは、結夏が嘘はつかない女だからかと。
灯里のことが嫌いになったとか得体が知れないとかじゃなく、もう単純に安心できる単純さを求めた感じ?
なのにその肝心の結夏は今度は嘘ついて生きようとしてるというか、AVなんて騙されてるのわかってるだろうし、でもそこでたぶんそれをやらずにはいられないのが結夏というか。自分への罰なのかなあとも思うけど。
このドラマって灯里にしても結夏にしても、悪いと思ってはいるけどだからといって自分を罰するっていう気持ちが無さそうだから、普通のドロドロ系ドラマみたいに、そういう自罰的な考えだって言い切れないのがあれなんだけど(苦笑)だから結夏もAVに対してそういう意味で「堕ちる」とは思ってないんじゃないかなあと予想。まあヤケになってるのは確かだと思う。
そしてなんか壊れて、再構成したらおかしな方へ暴走したのは光生(笑)なんで地下アイドルの追っかけに目覚めたwwwww真面目な人が壊れると大変にアレというか、面倒くさいなあ(^_^;)
そしてとうとう最終回か。ああ終わってほしくないw
結夏のお友達の、「ありがちで、あるあるな悩みが一番つらいんだ」ってのは、みんなそうだからこそ簡単に解決できないから‥‥ってことかな。部屋の汚いお友達良い人だなあと思ったけど、飲みに胡散臭いAVスカウト呼ぶってどうなのよw AVやれってことかw
ED、とうとうまさかの棒立ちwwww
そして最終回は光生の両親、初登場?どう見てもお父さんは光生そっくりでお母さんは結夏そっくりってwww
どうでもいいけどマチルダとはっさくはいつもすげーカワイイんだけど、やっぱり仕草とか部屋にいる様子とか見てるとなんつか、動物タレントですね‥‥と思って我に返るよ。なんかいつもものすごく借りてきた猫感が‥‥いや確かに借りてきてる猫なんだけどさ(苦笑)猫って、部屋にいる殆どが寝てるもんだよ‥‥?
あとこないだ渋谷に行ったついでに中目黒にも行ってきたよ。光生と灯里のお家見てきたw
クリーニング店はやっぱりクリーニング店だったw