そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

ビブリア古書堂の事件手帖(終)

http://www.fujitv.co.jp/biblia/
脚本:相沢友子、岡田道尚、早船歌江子 演出:松山博昭、宮木正悟、長瀬国博
 
途中感想書かなかったのは序盤の話がけっこうえーっ?て話だったのもあるけど、基本的には劇中でモチーフになってる本の内容を知らないからですよ。それにまつわる話だと言われてもへーそうなんだとしかいいようないしなあ。ドラマ自体はちゃんとわかりやすく描かれてたし面白かったんだけどさ。
最終的には鍵のかかった部屋と同じく(原作知らなきゃ)普通に面白かった。
鍵の最終回に向かってのあの異様なテンションはちょっとおかしかったと思うけど(笑)、ビブリアは鍵と違って殺人事件が起こるわけでもなく、あくまでも古書と持ち主の謎を解くドラマだったから盛り上がりがイマイチだったのはしょうがないよな。
最終的に失踪した栞子の母親と対面してその理由を聞くってのも、どう考えても「栞子さんのお母さんって酷い人間」だってこと以外言い様がないし(^_^;)
それより栞子さんのお母さんが安田成美だったけど、とんだ酷いお母さん、というかラス1までは酷い人間過ぎねーかと思ってたけど、最終回で突然失踪した理由を明かされても古書に命かけすぎててコワイとしか‥‥酷いというよりコワイよ、マジで。子供置いて何の説明もなく失踪するのにそんな理由あるか?しかもやってる安田成美がものすごく得体のしれない空気出しててコエーのなんの。さすが安田成美というしかw

メインキャラ配置も鍵と同じく、探偵役の栞子とフォローの志田さん(高橋克実)に本が読めないからこそのツッコミ役な五浦(AKIRA)で掛け合い、そして鍵では榎本の作った模型で説明するシーンに相当する栞子の「想像してみてください」でわかりやすく事件を説明ってのも同じかな。
原作読んでないからわかんないけど、どこまで原作通りなんだろ。(あとで原作のほうのwikiも読んでみるけど)特に栞子のお母さんのくだりとか。まあドラマはドラマなんで、わかんなくても困んないけどさ。
ああ、そういや中盤のせどり屋の笠井(田中圭)はやっぱりああいうキャラだったなあ。キャスティングからしてもう(^_^;)
まあそこら辺での古書に対する笠井や栞子の異常さを描いてるから、最終回の栞子の母親の異常さもなんとなくそういうもんかと思うんだけど。
あと古本屋の井上さん(佐野史郎)も最初に出てきたときはライバル嫌味キャラかと思ったら最終回への伏線キャラだったとか、そこら辺は意外性も含めて面白かった。カフェの藤波さん(鈴木浩介)はオリキャラらしいけど、最後までイラッとするオカマの人でうざかったw上手いなあー鈴木浩介
あとさ、ドラマ開始前にやたら話題になった剛力ちゃんのキャスティングは、もう原作オタクの戯言として処理しといていいんだろか?(苦笑)
初期にちらっと見かけた批判で「古書店なのに店内が明るすぎ」っていうのがあって、ドラマなんだからいいじゃんとしか思えなかったんだけど、今公式サイトのセットについてのコメント見たらちゃんとそこはわかった上で明るめの店内にしてたって書いてあったよ。当たり前だよなあ‥‥本当にオタクって‥‥ (∋_∈)
なので剛力ちゃんも普通にカワイかったしあの役にも合ってたし、まあちょっと専門知識とかうんちくが多かったから時々セリフが棒チックだったり気持ち入ってないふうだったりもしたけど、あの佇まいと雰囲気だけでもう十分。ロングスカートにショールのレイヤード、外に出るときはトレンチコートって、それだけでファンタジー(笑)
しかも最初の頃よりもなんかだんだん可愛くなっていった気もするしなあ。メイクのせいだろか。最初は結構ボーイッシュなショーとだったけど、明らかに髪型の感じが柔らかめにマイナーチェンジして、目元のメイクも変わったと思うんだけど。剛力ちゃんチョーカワイイよ (*´Д`)ハァハァ
そしてそんな剛力さんよりも、五浦さんのAKIRAは萌えカワイかった。あの大きな小動物は一体なんだろう?(笑)
最後は本が読めないトラウマをおして「「押絵と旅する男」を5ページだけ読んだ」って、その努力が‥‥その努力は栞子さんに認めて欲しかった気がするけど、あらすじの語り聞かせってシチュもよく考えたら超萌えるよなあ。ってことで、あの二人はくっつけばいいと思うよ!