そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

雲の階段#3

http://www.ntv.co.jp/kumonokaidan/
脚本:寺田敏雄 演出:岩本仁志
 
日テレはよく中途半端な回で時間延長するけど何なの?別にレコが勝手に延長してくれてるからいいけどさー。
さて、このドラマでボクちんもやっと萌え方向での長谷川博己の良さがわかったようです。長谷川博己はイイネ!イイネ! (*´∀`)=3
オレはこのドラマは長谷川博己を見るためだけに見るよっ!ヽ(゚∀゚)ノ
やー長谷川博己がなんか妙に上手いのはわかってたけど、単にこの手のタイプは特に好みというわけではなかったんでスルーだったんだけど、これの長谷川博己はイイ。俄然やる気になりました(笑)
なにがツボかって、相川先生の流されっぷりが思った以上にダメで、なのにその流されるままの野心の芽生え方が絶妙だからです。それひっくるめてなんかすごいよ長谷川博己。読んだことないけどまさに渡辺淳一的な破滅の方向というか、ダメさ加減がすごく好みです(笑)これ破滅するんだよね、最終的に。今すぐにも結末をググりたい気持ちを抑えてますよ。
そこに何より今回華を添えてる(笑)のが、鳴り物入りで島にやってきたエリート医師の山中先生(田中哲司)で、もーそのオレの哲司が思った以上にダメ医者だったところがなんというかお膳立てがご都合だけど上手すぎるというか、このドラマ思ったより面白すぎるよwwwww
真面目に当たり前に考えて、山中先生のいうことも町長のいうことも診療所の人たちのいうことも当然すぎるよ。出来るからといって無免許医に診療させたらイカンのは当たり前だよな。車の免許がないのに公道走っちゃいかんのと同じで。
だからといって、じゃあ医師免許をもらうための試験を受ければいいのかって言うとそんなわけないだろよっていう話で、そもそも車の免許と違って医者になるのには金と時間がかかりすぎるっていうのがあるわけで、真っ当な考え方ならじゃあ医学部に入るべき‥‥って話だよな。当然だよね。
だから手術が出来なかった山中先生にしたって言ってることはものすごく当然当たり前のことを言ってるわけで、手術ができなくて子供死んじゃってても無免許医がやるのとちゃんとした本物の医者がやるのではまったく違うって話なんだよな、最初から。
しかしそこで相川先生がただの事務員扱いに戻されて、彼自信が納得できるかと言ったら出来ないって言うのが‥‥って話なんだよな。それこそ才能はあったのに医者になるという選択肢すら思いつかなかった境遇にあった、その才能はどう活かされるべきか‥‥という話じゃないのはもちろんわかってるけど(だって渡辺淳一だしw)、たまたま医者の才能があってダメ人間だったからこそ、身に余る(のか)野心を抱いてしまった相川三郎はどうすんのかっていうのを長谷川博己がやってるからこんなにもワクワクするんだと思うんだけどさ。いやそういう風に見るよ、このドラマw
そして分不相応にフランクミュラーをもらってしまった(しかもその価値はわかってるんだよなw)相川先生の明日はどうなる !?