そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

幽かな彼女#5

http://www.ktv.jp/kasuka/index.html
脚本:古家和尚 演出:星野和成
 
結論までの話も十分面白いけど、相変わらず言いたいことはわかりやすく「怒ると叱るは違うんだ」でした。
これは岸名先生の人柄が十分に描かれてるからこそ、ちゃんと話として成り立ってるよね。
逃げるように帰る葉山さんのこともあるし、普通に考えてもここまでこのドラマをちゃんと見てる人は、岸名先生が藤江くんに体罰をしたとは思わないもんなあ。あの学ランにパーカーの根津くんが言うように、岸名先生が本当にやったのなら「自分から言う」だろうし。
体罰事件の真相も、それを言わなかったこと自体も単純に岸名先生が藤江くんや葉山さんを庇ったというだけでなく、藤江くんの「脅し」のせいだったわけだし。
あとその脅しの事実に対して、藤江くんの父親が「子供の言うことだから」みたいなことを言ったけど、それって酷いよね。マイナスな方向ではあるけど子供の言うことを信じてないってことじゃん。プレッシャーはかけるけど信用してない親って最悪だけど、たぶん現実にも大なり小なりそういうことを言ってる親はいるんだよな。そして万年2番の藤江くんは、葉山さんの上からな態度でキレたと。こっちはこっちで「言葉もいいようでは暴力になる」って話ね。
岸名先生の、葉山さんと藤江くんが「そういう状況になった」理由を知らなくても生徒を信じ、しかも藤江くんの脅しもちゃんと真正面から受け止め、クビになりかけても何も言わなかったというその懐の広さと生徒に対する思いは大変素晴らしかった。というかカッケー!
実際はそんな先生がいても問題は起こるんだけど(持ち物検査に引っかかったあいつらとか)、周囲への影響力はあるよな。本当にクビにならなくてよかった。まあ副校長がいる限りそんな事にはならないだろうけど(たぶん)
それにしても事実の解明でなく自体の早急な収集のほうが重要だという教育委委員会の人はほんと酷いな。誰かと思ったら加藤虎ノ介だったけどw
 
先週の藤田さんと葉山さんのことも地味に引っ張ってるし、学校の話は話として面白いけどちょい面倒臭い内容だったんで、アカネさんがあんまり出番なくて寂しかったよ!まあ彼女も悩んではいたわけだけど。
そして幽霊電話はともかく(たしかに出来れば便利だが)「インターネットにハマった」の「ハマった」の意味が違うー!(笑)なんというベタな‥‥(^_^;)サイバー空間に囚われたよ、アカネさんw でも士郎正宗によれば霊魂も電脳空間も同じゴーストがいるんだろ?(ものすごくまとめた)間違ってはないよねw
訓練すれば電話より確実に電脳空間通じてアクセスできんじゃねーかな?ネットの海は広大よ‥‥w
あとやっぱりアカネさん、あの部屋で死んだわけじゃなさそうね。だとしたらやっぱりあの寄木はなんなんだろう。どこで刺されて何があってあそこに憑いたのか。