そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

雲の階段#5

http://www.ntv.co.jp/kumonokaidan/
脚本:寺田敏雄 演出:猪俣隆一
 
もう三郎さんの言ってることもやってること、何もかもネタにしか思えないくらいツッコみどころありまくりなんだけど、どうしたら‥‥!
だからもう婿養子でも結婚でも未来の院長でもなんでもいいけど、本当に手術だけはやめてー!><
お母さんも心配しまくり。そりゃ何の取り柄もなかったはずの息子が医者を騙ってると知ったら横っ面の一つやふたつひっぱたきたくなるよなあ。あれが普通の反応だよな。なんでいけると思ってるんだろ、三郎は。今後転落するにしても落差が大きすぎて震える。本気でヒヤヒヤするよ。
披露宴のシーンとかマジ心臓に悪かった(←TVドラマだよ、オレ!)あの程度の低そうな親戚の叔父さんがなんかうっかりしたこといいやしないかと思ってハラハラしたけどさすが程度の低い人は違うよ、医者になったというスピーチ聞いて「え、そうなの?」とか思いつつ「昔から優秀なやつでした」だの「医者になるのが夢だといってました」だの、期待通りの対応!(笑)つか、お母さんの心中を考えると本当に心臓に悪いよ‥‥( ´Д`)
だからこそ、別段仲が悪くもなかった、たぶん単に三郎が不義理をしてたってだけだろうあの気の毒なお母さんの「何があっても守る」にはちょっとホロリと来たよ。人を殺すようなことだけは許さない、でももし何かあったらなりふり構わず逃げて来なさいという母の愛!(´Д⊂グスン
そこら辺のこと考えるに、どうやら三郎さんは本気でただの気のいいろくでなしの役立たずだったってことなんですね。そのわりに若い頃からルサンチマンな怒りには燃え、意味もなくブルジョワ死ねくらいには思ってたんだよな。
いやあの別荘の、車で街に繰り出そうのくだりの「運転手付きの車」は爆笑。いや笑っちゃイカン、オレも三郎と同じく「お前ら酒飲んでるだろ !?」って思ったから!ブルジョワ大学生にしても運転手付きで車持ってきてるなんて思わないよ!庶民だからそんな世界知らない!そりゃいろいろイヤンなるよね。
ところで亜希子さんの同級生だったブルジョワ大学生は武田航平でした。まあ大学4年なら27歳の武しゃんでもなんとか。あと後ろに柳喬之くんもいた。(舞台「14番目の月」でオカマちゃんが上手かった人)
いやそれはともかくルサンチマンな三郎さんのことですね。
勉強はできるし手先も器用だし、それなり如才なく世渡りもできるしいざというときの度胸もある。それに何より顔がいい!というそんな利点があったのに、なんでなんで今までの人生ダメダメだったの?三郎さん‥‥
その割にものすごいトラブルに巻き込まれたふうでもないし、単にそういうとこは出てこないだけかな。それとも本当に流されるままに生きててヤクザなことに巻き込まれるでもなく、ただただダメ人間という状態だけで生きてこれたのかなあ。それも大概ラッキーなことじゃね?
てことで今回のことは本当に人生最大のビッグチャンス、もう目つきが違うよ!何なのこの人。明らかに、どう考えても一片の曇りもなく三郎のやってることは犯罪です。人のためになっているということに酔いしれてるようですが、まごうことなき犯罪です!(断言)
一瞬だけ、もしかしたら院長に真実を話すのかな‥‥と思ったんだけど、あくまでも自分一人の責任で行くつもりです。どんな度胸だよ。しかしやり遂げそうだよ、この人。
しかもお母さんに人を殺すようなことはダメ絶対!って言われた直後に無理目の急患受付って、死ぬ気か三郎!と思ったら、まさかのゴッドハンド輝‥‥!生き返った、生き返ったよ。何それ、気迫の勝利?このまま絶対死なせないゴッドハンドな医者になるの?メガネ君もビックリ。マジで「患者と自分、どっちが大事なんですか?」とか憤ってるの見て、何言ってんのこの人‥‥と遠い目をしてたとこだったよ?
あとまあどうでもいいけど、田坂家に結婚の申し込みに行く時くらい髭剃れやーと思ったのに、まさかの結婚式でも無精髭でした‥‥(^_^;)
どゆこと?フツー剃るだろよ。それとも撮影の都合で剃ったらまずかったの?それにしても無精髭もどきを生やしたままで、きっと業界の名士が集まるようなかなり盛大な結婚式&披露宴って、どうかしてる(笑)
それにしても、本当にボサボサ頭で無精髭、いつも首元がゆるいVネックセーターの長谷川博己がエロいよ (*´∀`)=3 まさにこのドラマって長谷川博己を150%楽しむためのドラマ以外の何物でもないよ(笑)