そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

雲の階段#6

http://www.ntv.co.jp/kumonokaidan/
脚本:寺田敏雄 演出:岩本仁志
 
え、え、ちょっと待って?副院長おめでとう展開がやたら早いのはともかくとして、なんか勝算があって医師免許なしで副院長やりますって心づもりなのかと思ったら、院長にバレてたと知るや「すいません、警察へ行く覚悟あります」みたいな言い訳もなしであっさり認めるってどうなのよ?その程度だったの?三郎さん何がしたいの?つーか、原作の三郎もこういう性格の流されキャラなのかしら?
まあいつバレるのか‥‥って、そりゃその辺のPCで検索してもわかることなら院長ならとっくに調べてるよなあ。医師免許を提出するとかしないとか関係なく。そんなことも知らなかったのね、三郎さん‥‥つーか出身医大に問い合わせたらすぐわかるよね‥‥( ´∋`)
とりあえず言っとく。三郎さん、バカなの?バカなの?
結局院長たちも否応なく巻き込まれてしまったわけだ。当たり前だよね。本当〜〜〜〜〜〜〜に、何も考えてないのね、三郎さん‥‥(^_^;)

無資格診療はともかく、大病院のご令嬢の亜希子に気に入られ、半分は院長に利用されてるとはいえトントン拍子に大病院の副院長になったことを「強運なんだ」という自覚があって、ある程度の野心を持ってそういう方向へ自ら進んでいる、つまりそれがうまくいくことが強運なんだっていうならわかるんだけど、成り行き任せで「そこにいたら」こうなった‥‥という状態を人は「強運」とはいわんと思うんだよ。
なんとなくのイメージでいうけど、原作ってこういうキャラじゃなくもっとダメな、底辺から闇雲にトップを狙うチャンスを手に入れ、それこそ強運だけで乗り切るような野心家キャラとしてわかりやすかったりしないかな?医者だから限界あるかな。
いやこれがホストで成り上がったとか、うっかり大企業の社長に成り上がってしまったとかならともかく医者だよ?無資格=犯罪だからね。しかもヘタすると人の命まで奪うからね。あまりにもリスクがでかすぎるよ。
それを考えると三郎さんのこの野心は、それが亜希子さんの元婚約者・野上先生ならともかく、三郎は最初からその野心の土俵に立ってないから。それを大丈夫だと言い切るそのなんかよくわからん彼のアンバランスな感覚がまさにエロいとしかいいようがありません(苦笑)
長谷川博己の三郎さんは、とにかくそういうキャラにハマりすぎるその雰囲気と、その役柄自体があまりにも身にそぐわない野心を持ってて、なおかついつでもそれを捨ててもいいと思ってるその精神状態のアンバランスさの上に成り立ってるということかと。
まあ野上先生に関していえば、三郎が副院長になったことよりも亜希子さんのことを本当に愛してるかどうかを心配する彼は真の天然じゃないかと(^_^;)フツーそこじゃないだろよ!(苦笑)亜希子さんが幸せならいいってことか?遠くで見守るのか?ま、それが彼の生き方ならそれはそれでいいと思うよ!(棒読み)
とにかく三郎さんはあまりにも行き当たりばったりすぎる。人が死なないことをひたすら祈るばかり。
しかしそういう状態の三郎さんはなんだか果てしなくエロい。何か、根拠のまったくない野心を抱けば抱くほどダメな人のオーラがにじみ出てるくるよ!ギラギラしてない野心ってスゴいな!w
 
あとさ、原作はほぼ30年前にしても、この人たち携帯メールというものを知らないのかしら‥‥と突っ込まざるをえないとこも多数(笑)
高岡、明子が電話に出ねーならメール送れよ。というかまずメール送れ。それともメアド教えてもらってないのか?w
明子は同じ家の中にいるのにわざわざトイレから電話するな。まあ証拠の残るようなやり取りするのもあれだし、お母さんからって言ってるってのもあるけどさー(でもあとで着信履歴見られたら即バレるよな)
あと亜希子さんは嫉妬しすぎじゃね?そもそも奪ったのはあなたですから。まあ何もかも三郎が悪いといえばそうなんだけど。亜希子さんも明子さんも悪くはないよなあ。