そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

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牙狼〈GARO〉〜闇を照らす者〜#8「乱 Scoop」

http://garo-project.jp/TV3/index.html#/top/
脚本:江良 至 監督:横山誠
 
魔導火で魔導ホラーが見分けつかないんだからやっても無駄じゃん‥‥と思った先から符礼法師が探知機の制作に失敗してるとか(苦笑)
でも燕邦隊長の正体はわからなかったわけで、あそこで気が付かれなかったらその後また正体を確認するってことはないわけで‥‥と思わんでもなかったが。案の定何かを探りに来てたわけだし。金城の勘当息子である店長さんはまだともかくさ。
店長さんのは組織っつーにはまだ全然だけど、これがターニングポイントの回になるのかどうか。あの記者さんは次回死んじゃうのかどうか。
まあ魔導ホラーに関しても若干展開遅い気がするんだけど(やっぱ今回も2クールなわけ?)、もうちょっとそこと金城グループは突っ込んでほしいなあ。まあタイトル見るに次回と前後編みたいなんで、一応次回待ち。
 
それはともかく、猛竜と類ちゃんの話、やっぱりあまりにも前回の描写は足りなさすぎです。映像イメージ的には悪くなかったけど、重要な部分は端折らないでいただきたい。
今回新しい生活を始めた類ちゃんが記憶を消されてることと猛竜がそれを悲しむという描写自体はいいんだけど(そういやどうやってボルシティの住民に紛れ込ませたんだろう、符礼法師は)、その肝心の類ちゃんの家族の記憶の描写が記号でしかないってのがとても不満。今後もこの二人のエピを続けるなら。
彼女の家族がお父さんもおじいさんも亡くしてて、外の世界でいろいろ辛い目にあってて不幸な暮らしをしてて、だからこそボルシティに希望を見出してやってきた、不幸のどん底にいても家族の絆があったという話なら、ちゃんとどんな不幸があったのかは見せて欲しかったなあ。
そういう彼女が家族の記憶を奪われたというなら「可哀想」という感情移入が出来るんだけど、記号的不幸の描写じゃさっぱり入れ込めません。
そして猛竜がそんな彼女に惹かれたんならそれは猛竜が天涯孤独だとか家族的なものを知らないからであって、不幸な境遇なのに家族仲良く寄り添って、その中で明るく健気な彼女に運命感じたっていうならそれはぜひ応援したいと思うんだけどそんな描写もなかったし。
いやベタな展開だけどそういうつもりだったんだろうと推測するんだけど、やっぱりそのベタをやって欲しいわけよ、イメージ映像じゃなくさ。たぶん今後彼女はその記憶を取り戻したりするかも知れないんだろうし、猛竜の女遊び描写はしばらくなくなるんだろうけどw
彼女は最終的に死んじゃうのかなあ、それともちゃんと猛竜とくっついてくれるのかなあ、どうなんだろ。オレとしてはくっついて欲しいけど。
でももったいないよなあー、そういうとこ。
それはともかくホラー役で伊藤慎さんが出てましたよ(笑)
そういや今回完全CGなんだっけ?でスーツアクターさんもいないんだよね。バイクスタント世界に行ったのに結局なんだかんだでアクションをやる伊藤さん(笑)サービスサービスぅ!
流牙はあんな格好してなきゃホントに人当たりよくて好青年だよなー。栗山くんもこれが初めてとは思えない演技だし。出来れば牙狼のあとは普通のドラマとかに行って欲しいです。若手では今あんまいないタイプだし、結構使い勝手良さそうじゃないかなあ。