そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

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仮面ライダーウィザード#39「ピッチの忘れ物」

東映 http://www.toei.co.jp/tv/wizard/ テレ朝 http://www.tv-asahi.co.jp/wizard/
脚本:きだつよし 監督:石田秀範
『白い魔法使い‥‥!』
 
何の捻りもない話どころか、晴人と和也と直美の話にすらちゃんとしたオチを付けず、白い魔法使い登場で終わらせたことに愕然としました。
そりゃ石田監督もやる気なくなるよなー(あくまで想像)
せめてあの3人の話はちゃんと和解でケリを付けて、その上で面影堂に現れた指輪の謎の男=笛木が白い魔法使いだった‥‥という展開にして欲しかったんですが。
たとえ次回その部分の説明があったとしても、今回の枠内での話としてなし崩しな展開すぎてこの話って面白くもなんともないよ。(というか来週お休み‥‥)きださん、カタルシスって知ってる?ライブ感どころか、ストーリー自体がマジクソつまんねえよ。どこらへんがピッチの忘れ物だったんだよ。最低限ベタでもいいからまともなあの3人の話として終わらせて欲しかったよ。結局晴人のことをまともに描くつもりって無いのか?仁藤と比べて人物描写としての情報が少なすぎる。ダメだよこれ。
そもそも晴人が魔法使いである現状とプロサッカー選手を目指せなくなったことはイコールじゃないと思うんだけどさ。
設定的な前提として言えば、ファントムになることは死ぬことと同義だけど魔法使いは死んでないわけで、改めて言わなくてもだけど、あくまでも”今”ファントムと戦わなければいけないから自分の事を優先してる余裕もヒマがないまま魔法使いやってる‥‥んだと思ってたんだけどさ。
今回のこういうネタの話で来られると、晴人がプロを諦めた理由と和也がサッカーを諦めないで頑張る理由って全然繋がらないんだけど。
しかも晴人がプロサッカー選手を諦めたのは魔法使いになったからじゃないよね。そこんとこもクリアしてないよね。なんか見落としてる気がしなくもないけど、話が面白く無いからあえて見返してちゃんと理解したい気もしないからもういいや。

晴人がプロを諦めてその後サバトに巻き込まれた、その時に絶望と戦ってそれに打ち勝ったからみんなの「最後の希望」の魔法使いになって戦ってるという「戦う理由」の問題と、今回の和也と直美に対してのプロを諦めた理由、逃げたわけじゃないってこともイコールじゃないし。
まあ和也は理解してくれたからいいけど、それって元々逃げた(ように見えた)ことに怒ってたけどそうじゃなかったことがわかったから許せたってだけの話じゃん。そして和也がプロサッカー選手を目指すという努力と頑張りは、晴人が魔法使いとして戦ってることとは違うってのは、そもそも晴人が魔法使いとして戦ってるのは自分のためじゃないってのもあるし。
仁藤は自分の探究心と命のために戦ってるけど、晴人は今わかってることで言えば、そうじゃないでしょ。だからそもそも和也の話と噛み合ってないんだよね。なんでこんな話でいいと思ったんだ?
とにかく今回の話としてはつまらなかったし、期待してたものとは違っててガッカリってことですよ。
巨匠の演出もいつもなら役者のアップとか行くとこをずっと引きのロングの固定カメラだし。そのわりに最後の戦闘シーンで何も言わない和也の顔ばっか挟むって、本当に一体どうしちゃったの?
あ、なので、今回のエピの見どころのすべては笛木@池田成志が白い魔法使いだったー!ってことだけかと。
 
予告
やっと真由たんが出てきたよ!変身するの?変身するの?というかまた仁藤が面白カッコよさそうな話かw
と思ってたらゲストが粟根まことって!今回の池田成志といい、キャスティング傾向がそっちの方面ですか?どうもPに武部さんが噛んでないからなのかどうなのか、わかりやすくマイナーメジャーな俳優さんを連れてくる傾向があるような。しかも舞台系には違いないけど東映系っぽくないよね。