そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

空飛ぶ広報室#11(終)

http://www.tbs.co.jp/soratobu-tbs/
脚本:野木亜紀子 演出:土井裕泰
 
空井が乗れなかったブルーインパルスと、震災の津波が直撃したその松島基地を軸に、リカと空井はどうなるの?ということでハラハラした最終回も、無事に二人がカップルになって、最後はリア充爆発しろ!(*・皿・)ノで終わってよかったヨカッタ!十分以上にハッピーエンドで良かった!
「可愛いですよね‥‥うちのリカ…ぴょん」とのろける空井を見ながら、空井さんカワイイ〜萌え〜どころか、マジでTVに向かって「(#・∀・)ノ死んでいいよ!」と思うくらいにギャフーンな感じのあのラスト。何あのラブラブおバカな(主に旦那が)夫婦!(笑)
ああ、でも本当に良かった、あの二人がちゃんとくっついてよかった。このドラマだから別れたまま終わるとかそんなことはないだろうとは思いつつも、まさかエレメントのボールペンみたいにずっと平行線かよ!とか、並び立って同じ道を歩くのは違うだろ!(それは友達w)とか思ってただけに、二人共素直に相手のところへ走って行けてよかった。(空井さんの脚を心配してしまったよ)
というかやっぱり、今どき相手に幸せにしてもらおうとか、自分が頑張って幸せにしてあげるとかって違うよな。自分の幸せは自分で決める!だよな、リカにかぎらず。
しかし鷺坂さんの「私達、結婚します」の既成事実ショットCCメールがあまりにあまりでワロタw あの時点でリカと空井さんは自分らのことがあっという間に知り合い全員に流れたとは夢にも思ってないんだよな(笑)まさに鷺坂さんの勇猛果敢・支離滅裂の精神!メールもらった阿久津さんの「…集合\(・∀・)ニヤニヤ」も良かったしw
でも別居婚はいつまで続くんだ?いくら空は繋がってる‥‥とはいっても限度というものがw(逆に隊内夫婦の槇・柚木夫妻は子供生まれたばっかってこともあり多少考慮されてんだろか?)
 
まあもとよりこのドラマで震災を直接描くとは思ってなかったけど、2年後の今年の4月に松島基地に「あの時」の話を取材しに行くという話で、本当にちょっとだけだけどあの日の松島の話を聞いて涙が‥‥そして自衛隊員たちの活躍なども。
お話としては損害額2千億円超えの「なぜあの日津波が来るまでの30分で戦闘機を飛び立たせることができなかったのか」という疑問に答えるという形だったけど、雪か‥‥ (∋_∈) 逆に言えばそんな寒さの中であの震災にあったんだと思うとまた‥‥
報道の方も直後の対応やその後の1週間とかをチラ見せくらいだけど、それでもやっぱりあの時のことがいろいろ思い出されて涙出てくるよ。報道関係の人たちのスクランブル状態も大変だったろうなあと思うけど、「災害派遣勝利なき戦いである」の現地の自衛隊の人たちはまたそれ以上に大変すぎて、あれあやこれや想像するだに涙が‥‥
あん時確か、現地以外では原発や電力でそれどころじゃなかったり、地震の話がつらいからTVで普通の番組を見たいってのもあったんだよな。
ネット経由でリアルタイムやその後の話として自衛隊の人たちの活躍の話はある程度聞いてたけど、それでもやっぱり当時のお風呂の話や自衛隊女子たちの苦労なんかを聞くといろいろああ‥‥と思うし、地域の捜索が出来ないってのは多分初耳な気もするんで(自衛隊設備の捜索って形で現地判断で許可された)、本当にいろんな縛りがありすぎるってことも思った。
お風呂はあの状況でそんなもの直してどうするんだって言われながらもそれに被災者1万何千人が入って感謝されたとか、自衛隊女子の生理用品の話では各地の女性自衛官たちが「救援物資には手を付けられないだろうから」といって集めて送ってくれたとか、泣ける (´Д⊂ヽ
話としてはちょっとずつしか触れてないけど、それだけでも見てるこっちも泣けてくるくらいだからやってる役者さんたちはどんなにと思うと、またそれもドラマとは別のとこでいろいろ思うところありすぎてなあ。
そういや松島基地の室長がサンドウィッチマンの富澤さんで、なんだろ、ものすごい基地の人感溢れすぎてて妙な臨場感が‥‥(苦笑)いやナイスキャスティング。
 
3年どころか1年そこそこで空幕の広報室は比嘉さん以外はまるっと入れ替わりてってのも寂しいけど、本来空井さんはまだいるはずだったんだよなあ。まあ全国各地に散っても相変わらずっぽくて安心したけどw
比嘉さんの話も聞いてて涙出てきた。そういや最初に坂手さんがカメラアシの大津に「生きててゴメンナサイって言ってんじゃないよ」って言ってたけど、しょっぱなにそれもってくるのも気を使ってる感じか。
そしていつの間にか槇&柚木にベイビーが!早っ!片山もやっとプロポーズ成功‥‥って、なんで片山がモテないのかイマイチよくわからないよ?そこまで性格に難が?それともマッチングの問題?もしかして劇中ではそういう描写じゃなかったけど、相当なオタク系残念イケメンってことなのか?広報誌のお見合い企画でゲットしたの?w
鷺坂さんはボランティア。自衛隊の人たちは本当に公私共に使命感あふれる人たちばかりだよねえ‥‥ (´Д⊂ヽ
このドラマの最終回で少しでもそういうことがお茶の間に伝わればいいなと思いつつ、何かあった時にすぐに自衛隊を責めたりせず見守って上げて欲しいよと部外者だけど思う。
あ、そういや報道と自衛隊ってことで最終回はもっと現場的な話になるのかなーと思ってたけど別段そういうこともなく、職業関係なく「自分の幸せは自分で決める」だったのも良かったかな。それこそ劇中でよく言ってた「自衛隊だからといって特別な人達じゃない、みんな普通の人たちなんです」ってことだと思った。
あとリカが松島基地に行くとことか、こないだ石巻まで行って矢本とか松島海岸とか通ったんであそこら辺の雰囲気がなんとなく分かる感じだったのも‥‥。あの辺、まだ全然復興してなくて、海岸沿いの道路とか本当にあんなだったんだよな。
 
ブルーインパルスは今回もカッコよかった!
本当に九州に行ってたのは不幸中の幸いだよな。というか隊長がいってたように、国を守るための戦闘機が失われてる状態で、どちらかと言うと広報に近いブルーインパルスの機体が失われてたら復活するのに何十年もかかってただろうってことは、その間曲技飛行の人材は完全に失われるってことだしなあ。思った以上に大変な話だった。
そういや最後のブルーインパルスの隊員たちはエキストラじゃなく本物の人たちらしいね‥‥ってツイッターで見かけたよ。松島に戻ってこれてよかったね。
まあこのドラマで自衛隊のイメージが少しでも良くなればいいなあと思いつつ、ドラマとしても本当に面白かったし、いろいろトキメイた。ガッキーと綾野くんはカワイイし、他のキャストの人たちも最後まで良かった。うん。
スタッフ&キャストの方々にステキなドラマをありがとうと言いたいです。面白かった!
原作も一応読んでみるよ!