そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

Woman #1

http://www.ntv.co.jp/woman2013/
脚本:坂元裕二 演出:水田伸生
 
日テレ×坂元裕二「Mother」は頭のほうしか見てないんだけど(録画はどっかにあるはず)、あれと同じスタッフなのね。
題材的にも似てると思うんだけど中身は全然違うなあ〜って当然か。いくら坂元裕二でも「Mother」はあまり見たいドラマじゃなかったけど(ああいうの苦手なんで)、「Woman」は満島ひかりが頑張って母親やってるドラマってだけで見る気にはなるよ。てか、どうもやっぱり過剰に「母」でくるものは好きじゃないんだよなー。今回の主人公は「母」だけどタイトルはが「女性」なのは何が違うんだろ。
映像的には「Mother」と同じくちょっと映画風でいいね。
というか、なんだかこの満島ひかり満島ひかり満島ひかりなんだけど、ものすごく坂元脚本の瑛太っぽい(苦笑)時々ほとんど瑛太かと思ったw(というか坂元裕二の脚本からしてそうなんだろかw)
劇中で描かれてることはものすごく、見てるだけで息が詰まりそうなほど悲惨なシングルマザーの現状なんだけど、でも満島ひかりのおかげか悲壮感があまり感じられなくてなんとか大丈夫だった。満島ひかりは折れそうで折れない、何があってもなんとか現実に踏ん張って踏みとどまれるくらいに心が太くて生命力溢れてるからかなあ。彼女はどんなにひどい目にあっても絶対に大丈夫だという確信があるから、なんだか安心して見てられるのかも。
むしろ何度か見てるこっちが心折れそうになったけど、少なくとも小春が自分が愛情に飢えてることを子供にぶつけるような酷い母親でないし、子育ての大変なことだけじゃなく楽しいことや嬉しいこともちゃんと描かれてたのがよかった。でもたぶんオレだとあの状況は心が折れる (>_<) 小春スゲエ‥‥!

というか20年母親に会ってなかった小春が信さんと出会うまでどうやって、どう思って生きてきたのかはまだわかんないけど、そこまで鬱屈した思いが母親にあったとしたら、そういうことをちょっとも出さないで子育てできてるのは信さんの愛情あったればこそってことなんだろね。そう思うと本当になんで死んだんだと思ってたら、まさかの梨。梨かよ‥‥! (;´Д`)
なんかもうこういうとこが坂元裕二の話ってばやらしいなあと思うけど、なんで人の善意がそんな裏目に出ちゃうんだろう‥‥としか。
義父(だよな)が梨をもたせたって話に対してリアクション薄いなーと思ってたらまさかという。そりゃ伝わってないだろうし、死んだことも耳に入らんよなあ (´△`) 人生は本当に予測がつかないよな。
まあ実母の紗千(田中裕子)とその再婚相手の健太郎小林薫)の応対が、この小春たちに対してちょっと意外だったんで、これからどうなるのか、どういうドラマになるのか楽しみです。健太郎のキャラが結構いいね。
紗千さんと小春の確執は、満島ひかりがああいう時に演技過剰なのはわかってるけど、何があったのか気になるよ。
しかし信さんのオグリンはこれからもずっと回想シーンで出るのかな、いやまあ出るならいいんだけど。出てくれたほうがオレの視聴モチにはなるw いいけどオグリンで登山家って、岳かよと(またあて書き?)