そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

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みんな!エスパーだよ!#12(終)

http://www.tv-tokyo.co.jp/esper/
脚本・演出:園子音
 
えーとこれ、これまでの話自体が、ハルマゲドンを迎えるにあたって最強のエスパーである嘉郎くんを真に覚醒させるためのお話だったってこと?
そしてパーオと西郷さん(の連れてる犬)と茂木健一郎(何で東方の三賢人?)と淺見さんこそが覚醒済みのしかも強力な超能力者だったのだ‥‥ってことで?彼らのいってたとおり、本当に駅前のパチンコ屋の張りぼてスペースシャトルは侵略宇宙人のUFOで、本当に侵略キター!で、嘉郎もやっと目覚めたんだと。
いやこれならこれで別にいいんだよ。この最終回はいい。OK。
とするとやっぱり前回前々回の意味不明な謎展開はいらなかったんじゃないかな。何がやりたかったのかはわかったから、せめてもう少しストーリー的に整理して見せて欲しかったんだけど‥‥って尺稼ぎじゃないよなあ?尺稼ぎで余計にややこしいことになった気がするよ?園子音監督なにやってんのさ?ストレートに浅見さんは万能エスパーですべてを知っていた‥‥でいいじゃん。お父さんの秋山教授をそのために使った、むしろ本当は家族じゃない、そう思い込ませていただけなのだーでもいいじゃん。いやなんとなーく、安田さんは「ただ利用されていただけ」っていう風情が似合うからだけどw というか浅見さんはともかく教授はいまいち信用出来ないよ?(^_^;)
結局嘉郎が最強の完全エスパーだったーってとても中2的な話なんだけど、あんまりそういう風にも見えないのが逆によかったのかな。
あとED流れて普通の日常のあとの宇宙人の攻撃ハルマゲドンが妄想じゃなく本当で、タイムワープで1年前に戻ってやり直し、今度こそ地球を救えるのか、三河エスパーたちは立ち上がるのか?という展開で、みんなエスパーだよ!でパンチラ☆エンドは大変良かったですw
でもハルマゲドンがなければ嘉郎とエスパー軍団以外の誰がそれを信じるのかっていうことになりゃーせんかね。それはそれでパラドックスというかジレンマだなあ(苦笑)
起こるはずのことを止めると(というか時間をやり直すと)本当に起こったかどうかがわからなくなるから、量子物理学的な認識としてもとても危ういよね。そう考えると深いなー(笑)
まあハルマゲドン描写はなんだか深夜帯番組のチープCGの割に妙にGANTZレベルで実感的だった。見せ方と役者の問題か?
あと輝さんはたとえエロいものしか浮かせられなくても、PKで浮かせられるんだからすごいと思うぞ?(笑)
染谷くんにしても夏帆にしても若手役者が大変良かったのは、さすが園子音監督の眼力というべきかw あとマキタスポーツさんも(書くの忘れてたw)
あとOPの高橋優の曲よりEDの石崎ひゅーいの「夜間飛行」のほうが好きだな。ところで石崎ひゅーいの「ひゅーい」が本名だと知ってビックリですよ。一体何をどう思ってそんな名前にしたのか‥‥!スゲエな、お母さんの発想を尊敬するよ(^_^;)