そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

ネコ野郎逝く。

うちのネコ野郎ことジオが今日お星様になりました…(´;ω;`)

↑手術後2週間くらいのとき。傷が良くなくてカラーだと蒸れるので代わりに保護用にスカーフ巻いてた。
 
2000年12月12日生まれのアメリカンカール。うちに来たのは翌年の6月だから生後半年以上たった子猫じゃない猫でした。すでにデカかったよ。クニャクニャ癒し系ニャンコ。
なのでうちにいたのは12年ちょっとくらいか。結構な人から早死するかも(美人薄命的な意味とあまりにアホっぽいから)と言われてたけど、まああんまり長生きしそうな感じもしなかったけど、今回のこれはちょっと急すぎました (>_<)
その辺の話に興味ある人だけどぞ。ちょっと目まぐるしかったんで自分メモも兼ねとく。
 
7月にガンの手術をしたのはここでもちょこっとだけ書いたけど、その後無事に退院して、手術の傷の予後が悪かったのも何とか持ち直してたんでその後は特に記事にもしてなかったんですが、再発して急変です。転移してるのはわかってたんで、正確には再発じゃないけど。
最終的には肺に転移した癌が広範囲に広がって腹水が出たりして、とにかく進行がすごく早くて抗癌剤の治療が間に合わなかったのです。
 
細かくいうとアポクリン腺癌というやつで、わりと珍しいガンらしい。ジオの場合それが顎に出来て急に活性化して…という感じ。
最初は昨年12月に5ミリくらいの傷っぽい感じに腫瘍(いま思うと腫瘍なんだけど)ができてて、いつまでも治らないのでおかしいなあと思いつつそのうち病院に行こうかなと思いながら特に変化もなく数ヶ月。
5月すぎて急にそれが大きくなって明らかに傷じゃなくなったんで、いい加減おかしいと思って6月末にやっと病院に行ったら悪性腫瘍、つまり癌だと言われて検査。結果が出るまでに10日くらいかかり、手術したのが7月半ば。
今にして思えばもうちょっと早く気がついてれば…ということは途中何度かあったのに…(>_<)
手術自体は耳に出来てるポリープ群も一緒に取ろうという計画だったけど(アメリカンカールなので耳にいろいろ持病持ち)、前日に見えてる顎だけじゃなく首のリンパにも腫瘍があることに気がついたんで、思ったより大掛かりな手術に。
手術自体は無事に終わったけど顎の切除範囲が思ったより大きく、そのせいで傷自体がちょっと治りにくくなって腐りかけたりもしたけど、それはなんとかケアして大丈夫だったのですよ。一時期元気になってたし。
ただ癌自体はリンパ経由ですでに全身に転移はしてるだろうということで、状態が良くなり次第抗癌剤の治療をするつもりでした。その予定が10月くらいだった。ただしこの癌には抗癌剤は効くかもしれないけど効かないかもしれないという話で、やってみないとわからないけど多少はましになるかもという程度の可能性で。
 
ただジオの方は8月末くらいから元気がなくなってきて、ちょうど先々週くらいから食欲はあるけど食べられない状態になってきたんで、ちょっと早めに再診に…と思ってた先週の連休頃、切除したはずの喉の部分に腫瘍らしき瘤が急に増えてきて、病院で検査をしたらやはり癌腫瘍だったのです。細胞レベルで残ったがん細胞が再び急に活性化して喉が腫れて食事ができなくなったんだそうな。
それが先週の水曜日で、病院に検査にいってそのまま抗癌剤治療をするということで預けて(この時肺は無事だった)、翌日(木曜日)様子見に行った時にとりあえず今苦しいのは喉だから、喉の癌腫瘍を優先ってことで放射線治療をすることにしたのですよ。
当面の苦しさは喉の腫瘍とそこからくる腫れなので放射線で緩和、その後、喉を含んだ全体のガン細胞に対しての抗癌剤ということで治療計画を立てて、一週間後に放射線治療するためにこの日の抗癌剤投与は中止。(どのみちここで抗癌剤を投与してても、ガンの進行が早くて抗癌剤の効果が出るまえに様態が悪くなってたとは思われる)←もっと早く病院に行ってれば…とは思ったけどどうしようもない (>_<)
先生が近くの獣医大に無理やり予約をねじ込んでくれて、それまでは自宅療養ということで喉の炎症の腫れ止めの薬をもらって金曜日に退院。
でも家に戻ってきても一日中寝たきりで食事も食べられない上に息が荒くてしんどそうだったんで、土曜日(昨日だよ)の朝に再び点滴入院。そのまま様子を見ながら放射線の予約日を待つことにして、日曜日、つまり今日の夕方また様子を見に行くはずだった。
そして今日、予定してたより早くに体調が悪そうなので来てくれと連絡があったんで急いで病院へ。この時点でちょっとやばいかもと言われた。ちなみに病院はうちから車で10分くらい。
朝からちょっとだけ元気で機嫌も良さそうで持ち直してたという話だったけど、どうやら肺に転移が急速に広がって腹水もかなり溜まって危なかったらしい。(入院させといてよかった…)でもこの時はまだ、高酸素ケースで動けてたんだよ。なので先生と話し合って、すぐ効くわけじゃないけど抗癌剤を打つことにして帰ったその1時間もしないうちに容態急変。
肺の状態が酷くなって、もっても1日程度だと言われ、抗癌剤は打っても無駄だということになった。もともと悪性の癌なので効くなら打つけど効かない確率のほうが高いんだと。一応言うけど、2日前まで肺はまだなんともなかったのだ。
そして寝たきり状態になってもう回復は見込めない、今は単に苦痛を緩和してるだけの状況だというので、遅れて病院にきた相方と話し合って結局安楽死をさせることにしたのです。この間ほんの1時間‥‥(´;ω;`)
昨日から入院してたお陰というか、この進行度合いだとおそらく急変してから連れてきても間に合わなかったんじゃないかということで、悪化してから3時間くらい、ちゃんと看取ることが出来て、ジオも最小限のの苦しみですんだのは不幸中の幸いだったのかも…と思うことにした。担当の先生は本当に良い治療をしてくれたし、ジオも懐いていたんでそれは救いだったかも。
自分ら的には本当に唐突過ぎて、何の心の準備もなかったんで、それだけが‥‥ だって来週、放射線治療するって予定だったのに‥‥
たらればをいうなら、冬〜春のまだ腫瘍が小さいうちに診てもらってれば‥‥かなあ。手術した時点で、もしかしてあと数ヶ月くらいかなあとは漠然と感じてたけど、それにしても早かった。展開が早すぎたよ。
猫は苦しいのを我慢するらしいんで、この数週間ほんとはずいぶんしんどかったのかもしれん。ここしばらく寝るときベッドにも来なかったし。オレももっと猫モフモフしたかったよ(´;ω;`) まさかこんなに早く、家に帰ることもなくとは思わなかったのがショック。
まあとりあえず泣きそうなので、中途半端な気がするけど今日はこんなとこで。
 
これはつい先週。元気いっぱいではないけど普通に元気だったのに‥‥

在りし日のネコ野郎。去年の秋か。いつもこんなんだった(´;ω;`)

基本おマヌケ顔かおマヌケポーズばかり写真に撮ってるんでカッコイイ写真があんまりないんだけどわりと美猫でした。友達にははくち王子とか呼ばれてたし。ううう‥‥(´;ω;`)ブワッ