そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

海の上の診療所#3

http://www.fujitv.co.jp/uminoueno_shinryojo/index.html
脚本:徳永友一 演出:中江功
 
今回やっと、あの鉄拳のエンディングアニメが紘汰と眞子の今までの人生を描いていた‥‥ってことに気が付きました(笑)
 
1,2話と同じパターンで紘汰がマドンナに夢中→船を降りる→失恋ではあるんだけど、今回はいきなりがらっと違って、紘汰が惚れるのはともかくプロポーズされたはいいけどマドンナ逮捕、最後もちょっと切なく悲しい話というパターンでした。
しかし一番の見せ所はマドンナの夏帆じゃなく、そのお母さんのいしだあゆみだったよ。里花@夏帆が逮捕されて船に乗せられて本土へと向かう間、お母さんのいしだあゆみのかすれた声の瀬戸の花嫁の歌と、それを流す間の歌に合わせた島の風景、場を盛り上げるようなBGMがまったくない数分間という演出があまりにも月9らしくなく、なんとも言えない切なさだった。泣ける (ノ_・。)
話もいい話ではあったけどすごく苦いよ。里花の結婚詐欺がどれくらいの罪になるのかわかんないけど(さっくりググってみた感じではどうも実刑が多くてしかも結構長いっぽい)たぶんもう母親とは会えないよね。会えたとしても認知症が進んでたら里花のことはわからないだろうし。
元はといえば里花は被害者だったはずなのに、人生のボタンの掛け違いというか、その話を知ってるのはとりあえず紘汰だけだし、今までで一番苦い失恋になったってところか。白いギターも出番なし。
しかしこうもまんまって感じで「瀬戸の花嫁」オマージュドラマをやるとは、これはこれでスゴいなあ。しかもベタに見えないほど良さ。いつものパターン(といってもまだ2話分しかやってないのにw)がうまく効いてて、良いドラマでした。
どうでもいいけど、紘汰に告白されてもねえ…みたいなことを眞子と葵さんが言ってたけど、見た目はどう見てもシュッとしたチョーイケメンじゃないかよ(^_^;)
まあ普通はああいうキャラだと女好きでめげないアホの子、でも医者としては優秀というギャップ狙いで(・∀・)モエッーってなるんだろうけど、紘汰の場合全然そんな感じでもないのがおかしい。視聴者的(つまりオレ)にも。ただ今回の「俺はただ恋をしただけ」ってのはカッコよかったな。イケメンしか言ってはいかんセリフだw
そういえば紘汰が首から下げてるペンダントって単なるオシャレアイテムかと思ってたんだけど、あれって寅さんのお守りだよね(笑)
まあそんな苦い失恋でも相変わらず紘汰@翔太はアホ可愛くて、昇@福士くんとの二人きりのやりとりは毎回のお約束ってわけね。あれ、あのシーンいいよなw
それと眞子ちゃんはやっぱり広島で鳴らしたヤンキーガールか。ヤンキーというか雰囲気的にはスケバン?
次回予告がまったくもう松田翔太なんだけど、次回ヒロイン・瀧本美織ちゃんの風立ちぬのセリフのマネが意外と上手かったw
あとあれだ、夏帆がゲストで途中のパンテーンのCMが夏帆でちょっとえっと思ったぞ。戸田恵梨香もそうだけど(^_^;)