http://www.fujitv.co.jp/dokusinkizoku/index.html
脚本：佐藤嗣麻子 演出：平野眞
そうそう前回のメイクルーム、IKKOちゃんいたんだよな（笑）IKKOちゃんはカワイイねえ〜 (*´▽｀*)
デヴィ夫人も思ったよりがっつり出るなあ。棒読みはちょい厳しいけど華やかさはちょうどいい感じ。あの衣装は毎回もしかして自前なんだろか？自前に決まってるよなｗ
それにしても進にはキュンキュンするよ！本人自らそういうギャップで女を落とすって言ってるけど、これ、ゆきに対してというより視聴者に対してだよね。
だってあのバーでのあの雰囲気でゆきに子供の頃の話をしておどけてお茶を濁すってこと以上に、ビジネス第一って言ってる進が「あじさい」の魅力をわかりたくてあちこち探りを入れる、しかも結構本気で‥‥ってことのほうが、視聴者としては女好きだけど実は〜というギャップ以上にキュンキュンするよ！日本映画の水島部長のとこでのやりとりとか、ちょっとムキャー（≧▽≦）ってなったｗ まさにああいうところがイイノデスヨ！
今回の話はゆきと進のフラグというよりも進の内面の描写がメインって感じで、守と違って明るくて社交的、ビジネスに向いてて如才なくスマートな仕切りが出来て頭の回転も気遣いも完璧、しかも内面はかなりナイーブという無敵のスペックを見せてもらったわけだけど、これ、視聴者からしたらゆきが進と付き合っちゃってもそりゃ仕方ないとしか思わんよね（笑）
まあ進も冗談なのか本気なのかって感じでおどけて自分と守の違い、お父さんへの思いを語ってるけど、それで捻くれるわけでもなくそういう風な自分を受け入れて、その上で守のやり方も認めてて嫉妬もしないで自分のやるべきことをやってる進ってカッコよすぎるって話じゃん。（少なくとも今回の描写だと）
ある程度大人だし、それこそ兄弟で個性の違いがわかってるからこそ会社を上手く仕切れてるという自覚もあるわけだけど、そうなるとドラマとしては守は一体どこがいいのかってことになるわけで。
今んとこ仕事的には趣味に走りすぎてダメってことだけど、少なくともヒロインであるゆきとは趣味も合うしどうも気も合うっぽいくらいしか。それ以外はどう考えてもいろいろ難しい人としか‥‥（^_^;）むしろ愛人や彼女にも動じない玲子さんが一番お似合い。玲子さんは良く出来てるというより潔くて清々しいｗ カッコいいよ！（笑）
進のナイーブな内面をメインにしながら、偏屈な守とゆきの距離が縮まっていくさまとか、会社内のあれやこれや、どちらかというとどうでもいいけどなんか面白い感じの藤ヶ谷のリモコン騒動とか、その意地悪な藤ヶ谷を軽くあしらってゆきの味方にしてしまう進のソツのなさとか、そんなスマートな進を監視する弁護士の小林とか、いろいろネタはぶち込んである割に上手くまとまってて面白かった。
ああでもやっぱり今回最高なのは、守の「俺の‥‥コレっすよ」とか玲子さんの「私も頑張るけどあなたも頑張って」のプロポーズ失敗させよう作戦失敗と、北欧人の倍のパーソナルスペースを持つ守、進のヤマータノオローチの正体バレか。
そしてティファニー〜につづいてノットキング・コールの「スマイル」のBGMの入り方もステキだった！なんの曲かなかなか思い出せなかったけど、チャップリンの「モダンタイムス」みたいだね。
ストーリー展開としてはあまり映画のオマージュではないみたいだけど、やっぱりこういう洒落た雰囲気でちょっとずつ登場人物たちが距離を縮めていくってのはいいねえ〜。もちろんその最たるものが北欧人の倍のPSを持つとゆきの脚本直しのやりとりだけど。まさにシャレオツな感じ (*´▽｀*)
ところで今一番気になってるのは進の奥さんが誰だろってことですよ。どんな人なのか、そして一体誰をキャスティングするのか、大変楽しみ！（笑）
