そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

八重の桜#48「グッバイ、また会わん」

http://www9.nhk.or.jp/yaenosakura/
脚本:山本むつみ 演出:加藤拓
 
とうとう襄さんが逝ってしまった…(´;ω;`)
これのオダジョーは本当に良かった。オレ実はオダジョーってそんなに好きなわけじゃないけど(ドラマに出てるとチェックするけど)この新島襄の役は本当に良かった。このドラマの後半はもうオダジョーに尽きるね。いい演技見せてもろたわー。満足。
ところでそんな瀕死の襄さんが大磯で床に伏せ、もうそろそろ危ないという頃合いになってもいっかな八重さんを呼ばないのはナゼなんだぜ?汽車だってあるからすぐにでも大磯へは来られるはずだし、彼女に京都を離れられない理由があるわけでもないのに頑ななまでに呼ばないのはどう考えても不自然。
てかオレが襄さんでもなんとなくあの八重さんを身の回りの世話で呼びたいとは思わんのだよなあ(^_^;)
伝え聞く話も考えるとその点においてはこのドラマの八重さんの描写は間違ってないのかも。やらなきゃいけないこと、やりたいことがたくさんあるのに体がついていかない、たぶん自分でも不甲斐なく思って心折れそうなときに、いくら心配だからといっても傍でやいのやいのうるさく言われたくないもんな。その点においてこれの綾瀬はるかはものすごく八重さんを体現してたと思う(笑)もう想像がつきすぎるw
あと八重さんって手先が器用っぽい描写はあるし今回もワッフル作ってたり料理はしてるんだけど、なんか家事に長けててそういうことを細やかにやってくれるっていうイメージがないんだよね。そういう意味ではすごく悪い意味で「男」な感じ。たまの料理シーンもなんか男の料理とか、毎日のご飯は作らないけどお菓子作りが趣味の女みたいな感じがw
ああ、えーとっまったく家庭的なイメージがないってことだけど。(実際どうだったんだ?)
そんでやっぱりいまだ八重さんが京都で日常何をしていたのかさっぱりわかりません。この人の仕事って何?
だから襄が死んで腑抜けになってる八重をあえて覚馬が東京の赤十字へ送り込むってのはすごくよくわかる。だって特に何も仕事してないから気が紛れないんだよね。本当に襄さんが命削って学園の資金を集めてるっていうのにこの人何やってたんでしょ。
んで結局結婚に反対した捨松さんとこで看護師の技術を学ぶっていっても、ちょっとしっくり来ないんだよな。いや史実なんだろうけどさ。どうも八重さんって言ってることは立派だけど立派すぎて心ないんだよなあ。弱者の気持ちかってるの?って気にさせられる頑迷さしか感じないよ?捨松さんが褒めてるのもなんだかみんなで八重さんを持ち上げようっていうふうにしか見えないし。
どうでもいいけど医者になれるって言われた八重さんは綾瀬はるかなんで、「JIN-仁」の先さん思い出したよw あれの先さんって1862年頃にちょうど17,8歳だったよね。もしかして八重と年同じくらいじゃないかな?
あとは久々に秋月さんが!てか老けてるw 秋月さんって覚馬とそんなに変わらない歳だったと思ったけど一体…苦労したのか?(違)やはり役者さんの問題なのかw 秋月さんもかつての敵、薩摩の地に。いろいろ時代は変わるよね。
そして平馬さんはお亡くなりに。はっきりさせてないけど、テイさんは平馬さんの今妻だよね?二葉さんの気持ちはともかく、そういうのも普通にありだったと思えばやっぱり山本家のうらさんや時栄さん絡みのこともよくありがちな話であって、それにものすごく腹を立ててる八重さんって‥‥という気持ちにすごくなった (∋_∈) 当人たちの気持ちは気持ちとして他人がとやかく口出しすることじゃないよなあ。
なんかもう、ヒロインがそういうことにはやたら厳しい「ならぬことはならぬのです」の人ってイメージのまま終わってしまうのかこのドラマ。あと2回だよな。どこで終わるんだ?