そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

S -最後の警官-#1

http://www.tbs.co.jp/S-saigonokeikan-/
脚本:古家和尚 演出:平野俊一 原作:小森陽一藤堂裕
 
やっと見たけど、日曜劇場の枠だけで考えても既視感あるキャストが出すぎてて混乱するwww
向井りーは天空の医者だし吹石はとんびだし、綾野剛高橋努、池ノ内は空飛ぶだし。大森南朋は何となくSPECだけど、他のメインキャストもほとんどこの1年内にTBSのドラマにレギュラーで出てる人ばっかやんw でもまあ面白かったかな。
綾野剛と向井りーは同じチームだと思ってたけどそうじゃないのね。隊の特性として同じ現場にかち合う、違う考え方を持った二人の衝突ってことか。
一応向井りーが主役なのね。まあ彼はともかく綾野剛はこの1年ちょっとの間だけでも空自の萌えキャラwや美術講師なのにヒモ風の愛すべきダメ男、かと思いきや会津の不遇の殿様などなどやってさらにこの凄腕スナイパーだからスゲエよなあ。しかも全部違う人に見えるし。
まあこれまでになく見たことあるようなキャストばっかだなあってのもオレの主観的な問題なので、漫画原作ってこともありその辺補正すれば普通に楽しめたよ。
見るの遅くなっちゃったからうっかりネットでイマイチ的な話とか目に入っちゃったけど、ピンの抜けた手榴弾を跳ねさせて爆発させるってそんな問題な描写かなあ?できるかどうかというよりそれができるような凄腕って話でしょ。何が問題なんだ?別に手榴弾を爆発させるために撃ったわけじゃないじゃん。
んでまあ神御蔵一號(なんだよこの名前)が1枚12キロのジュラルミンの盾2枚持って片手で耐えきれるかどうかにしたって元が漫画なのでいいです別に。他の機動隊員はさっさとどうにかしろよ、車を楯に回収できないのかよとか言ってたらそれも出来ねーって劇中で速攻潰されたんで、あまり先回りして突っ込まなくてもまあダラっと見てていいみたいだし。
まあ全般に脚本や演出がそういう感じだったんで、突っ込むヒマがないくらいのテンポな方がストレスなく楽しめるけど、たぶん初回延長だったからかな。いやま、とにかく早く人質救出してあの機動隊員を助けてあげてーって思ったくらいで。
それよりもジュラルミンの盾を貫く徹甲弾みたいなマシンガン持ってる奴らが街で大暴れって、そっちのほうがトンデモだよ。怖すぎる。新聞は人権がーとか言ってるけどそんなレベルじゃないだろよ。今だともう誰かがその惨状をTwitterとかに上げてるよ。たぶん今ネット上では炎上案件だよw
というか、その過去の話が長すぎて今が別の事件の作戦行動中だってことをすっかり忘れてたんで、あんな銃撃戦のあとの人質確保作戦の地味さにちょっと我に返った(笑)
でもそれ以上に壁をぶち破る一號のパンチ力に戦慄したね。凄腕スナイパーの凄腕さとどっちが漫画的よ?(苦笑)
まあヒーロー的行動をする一號が、漫画キャラそのまんまに漫画チックなのはちょっと気になるけど向井りーだからしようがないか(苦笑)向井りーは最近ちょっと役作りでボロが出すぎてる気がするけど忙しいからかもしれん。頑張れ。
人と守るためのNPSと犯人銃撃しても事件解決なSATではそもそも考え方が違うだろうから、一號と伊織、どこで歩み寄るのか寄らないのかって感じだけど、それにしたって伊織さんの「凶悪犯人はぶっ殺して当然」ってのは問題発言だと思うんで心の中で秘めとくくらいにしてください。オレもあんな乱射事件見たら絶対そう思うけど。
でも綾野剛はまったく問題ないです。蘇我伊織蘇カッコイー!あとこれの大森南朋はちょっといいかも。
一號の後輩ボクサーに夕輝壽太と君島ユウキがいたんでもうちょっと出てくれんかなー。
あとEDのテロップ見てて小澤亮太出てたけどどこにいたんだろと思ったらあの機動隊員だったのか。気が付かんかったわー。でもゲストなのか、ちぇー。
しかし日曜劇場枠ってしばらくこの路線で行くのかなあ。基本的には自分とは相性悪い年配層が見るようなぬるい韓流ドラマみたいな家族ものをやってるオレには用のない枠だと思ってたけど、そういう層は捨てるのかな?
あとなんか一號とゆづると家族の関係がよくわかんなかったけど公式見てもよくわからん。原作から変わってるから余計に混乱。(原作は読んでないけど)なんで本田博太郎と一號とゆづると一號母は一緒に住んでるの???
両親を殺されたのはゆづるで、それを見た一號が人を守りたいと思うのはドラマのほうがわかりやすくていいと思うんだけどさ。しかしクリスマスに暴漢に両親が殺されちゃったらそれはもうバットマンになるしかないよなーと思った。え、違う?