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脚本:橋部敦子 演出:八十島美也子
会社の人たちが親切すぎてホロリ(・_;)
いや実際あんなにみんながみんないい人だってのはないと思うけどさー。一応拓人に広告レイアウトの才があったから少なくとも仕事として役に立ってるにしても、絶対うっかりしたこと言う人はいそうだけどなあ。ま、陰口じゃなく表立って軽口叩くくらいだから関係としてはいいんだろうけど、それこそ拓人の人柄とコミュ力か。扱いにくい人が嫌われるのは障害者でもそうでなくても同じだしな。
というか恵と拓人はより戻しちゃったんだー…そうでないとお話にはならんか。
だいぶきれいな話にはしてるんだと思うけど、きれいごとをきれいごととして扱ってるせいかそんなに絵空事だとは感じないからいいかな。特にあんなふうに別れたらそりゃねえ、それはそれで良かったけど繁先輩カワイそう (>_<)
ただあれはどう考えても繁先輩が途中から割り込んで恵ちゃんをかっさらったんだから仕方がない。いやま、どうなるのかな、あの予告のとか…
そっちはともかく澤田家の方、病気でいつ死ぬのかわからないからこそ言いたいことを言えるってこともあるし、明らかにいろいろ感情の矢印の向いてる方向が噛み合ってないってことをやっとみなさんが知りました。
つーことでどちらかと言うとお母さんの溜まってたものがスッキリしてよかった。そこまで突っ込んだ描写でないわりにわかりやすかったけど、お母さんがいい奥さんでいるために必死過ぎていろいろ見えてなかったのね。そりゃまあそう言われたらしょうがない。歳のせいかむしろこっちに泣いたよ。お母さん良かった。いろいろなんとか取り戻してください。
てなわけで陸人が「お母さんが喜ぶから」から開放され、お母さんは「子供を医者にしなきゃいけない」という重圧から開放されて、やっと拓人は「お母さんに認めて欲しかった」を言うことが出来たと。ううう、ちょっと泣けた (´;ω;`)ウッ…よかったよかった。
陸人とお母さんのは努力義務であり願望だから、それが「重圧」だというのを感じないままプレッシャーになるようなものだけど(そしてある日突然壊れるよな)、拓人のは「望み」だから放っとくと腐っていくんだよな。腐った結果が言いたいことを言わない空気読みすぎ人間ってのもちょっとカワイそうな子だなあと思うけど、だからあの状況でもワガママ人間にならないっていうんならそうなのかもな。人は善い方にはすぐには変わらんけど悪い方にだってそんなに根っこからは変わらんよなあとか思ったり。拓人は優しいいい子だよなー(´;ω;`)ウッ…
あと今回は陸人のこと思ったよりちゃんとやってるなあという印象。拓人が言いたいことを言うにはやっぱり陸人とお母さんのことがちゃんとしないとってことだったのかしら。あとはお父さんかー。いやお父さんにしたって息子の進路や命を諦めるってのは受け入れがたいよなあ。やっぱりこれもなんとなく年取ったせいか、ちょっと心情わかるわー (´;ω;`) でもお母さんに任せすぎだよな。
拓人が会社のトイレで倒れて帰ってきて早く着替えたいっていうのはまあそういうことかなとは思ったけど、相変わらず陸人が気が利かなくてハラハラしたわ。いつもと違う様子くらいわからんのか、いやわからんのか。ジュース買いにくらいはさすがに学んだみたいだけど、陸人が普通の人間になるのもいろいろ難しいねえ。早く人間になりた〜い(妖怪人間?)あと彼はホントにもう考古学でもやればいいのに。どうすんのかねえ。
とにかくトイレ問題は拓人的にもっとくるかと思ったけど覚悟の問題かなあ。意外とさらっと。でもあれだ、緊急時の呼び出しボタンってこないだ家のもそうだったけど倒れたら届かないよね。でもそうなるとナースコールの呼び出しボタンみたいに常に握ってるとかしかないのか?それすら力入らなくなったらどうにもならんていうのが…
なんかバリアフリーもだけどこういうのっていろいろ考えること多すぎるよなあ。まじめに (´・ω・`)