そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

私の嫌いな探偵#7「完全犯罪に猫は何匹必要か?」

http://www.ntv.co.jp/senryokugai/
脚本:福田雄一 演出:塚本連平 原作:東川篤哉
 
先週も今週も塚本さんが演出なのになんかイマイチ。
事件がおバカっぽいのはいいけどあまりにも何の事件なんだかわかりません。脚本の問題?
33分で解決しなくてもいいから(福田雄一つながりなネタw)事件のことはもう少し「ちゃんとした事件」としてアウトラインくらいは抑えようよ…原作そのものが薄ぼんやりしてるのかもしれないけど、だったらなおのことというか、先週のビールケース事件もね。てかやっぱり脚本、脚本が問題なのかなあ?福田さん忙しすぎんじゃね?
これって事件はしっかりあって、マヌケでおバカな掛け合いをしつつもその事件自体は(たとえトンデモでも)きっちり解決するっていうのが常道だと思うのよ。
あと基本的にその場にいるいないはともかく、メインは鵜飼・朱美・流平・砂川警部だと思うのね。それぞれがちゃんとそれなり活躍してないと面白くないのね。流平の出番が少ないのは他の仕事との兼ね合いかみたいなぶっちゃけネタを入れときながらも、それがシャレになってないなら笑えないと思うし、謎解きのビニールハウスの模型作りましたーってのもあれ本当なら笑いどころだと思うんだけど違うのかな?ミニチュアで遠近法とサイズ感を再現しても意味ないだろ的な。うんまあ役に立ってなくはないけど特撮博物館のミニチュア撮影風だったぞ?(だからそこは笑いどころじゃないのかと…)
10年前の迷宮入り事件との絡みはわかるんだけど、効果的じゃなかったような気がするのはオレがちょっと寝てたかもしれない(酔ってた)ただなんで迷宮入りになってたんだ?それなのに今回はまるっとわかりた!ってのは雑というか、そこら辺の扱いからして事件自体がイマイチというか。
猫が大きく見えたから勘違いしたとか、それが雄の三毛猫だったから可愛がってたっていうのも微妙に事件や話と噛み合ってないし。豪徳寺家にあれだけのキャスト持ってくるならもう少しヘンテコキャラにしてもシリアスキャラにしても小芝居増やしてほしいなあ。田島令子とか小野真弓とか柿崎勇人出しといてあれとか。妄想部分でもっとはっちゃけてよかったんじゃね?(今回はちょっと33分探偵のなんやかんやを思い出させる気配がw)
そんでトリックの巨大招き猫はそれ自体がギャグだろと(^_^;)いや笑いどころにしてくださいよ的な意味で言ってるけどさ。あと情報屋のとこでネタやらないなんて!
全体にちょっと息切れ気味というか、事件を解決しながらも小ネタはもっと必要とか、キャラの出番がおろそかになり過ぎとか、なんだか時間なかったのかしら。
このドラマってキャラが概ね変人ばかりのの中で、鵜飼が相当変人なのに一見マトモに見えて一見真面目に事件を解決しようとしてるっていうのが一番のキモだし笑いどころだと思うんだけど。いや玉木も剛力ちゃんも悪くないよ。脚本が練れてなさすぎっていうかもっとネタを盛り込めよ福田さん〜(-_-;)
と思ってたら次回が最終回ですかよ!早っ!それはそれで名残惜しいよなあー、このキャラたちはもっと見たかったよ(当然前半のクオリティで)
どうでもいいけど終わるまでにゲストで永瀬匠@仮面ライダービースト出して欲しかったなあー(笑)さすがにねーかw