そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

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キルラキル #21「未完成」

http://www.kill-la-kill.jp/
脚本:中島かずき 絵コンテ:今石洋之、雨宮哲 演出:雨宮哲 作画監督:堀 剛史、半田修平、平田雄三、芳垣祐介、すしお
 
前回も言ったように、どうもこの展開の乗れないんでさくっと。
たぶんおそらく最終回展開に向けた枚数節約のための意味ないレズ展開とやたら止めっぽいドアップ構図乱発に耐えつつ(苦笑)作画は乱れてはないけど、かなり省力化w
勝手にどグサレて羅暁の言いなりになっちゃって気持ち良い方へ流されてた流子ちゃんが、なんかマコちゃんと鮮血に説得されて戻ってきたよ。戻ってきたのはいいけど、大体そもそもそこまでの流子ちゃんがああいう状態になってるっていうのが痛々しくて見てらんねえ。そもそも何も考えてないというか「自分」がないから羅暁の口車に乗せられちゃうんだけど、この展開だとそこは突っ込まれないからどうして立ち直れたのかもよくわかんないし、どうもこういうとこが中島かずきのテイストに乗りきれないというか。
基本的には皐月様や四天王が「パワー」って意味で理由もなく強くてもいいんだけど、何の根拠もなく流子ちゃんが精神的に強いっていうのがどうも納得出来ないんだよな。まあ展開自体はいつもの中島節だし、こういうキャラだとこういうふうにしかならないんだろうけど、中島節展開って自分的には2〜3時間の舞台なら勢いだけで納得できても連続のシリーズものだとついついそこに根拠を求めちゃってアカンのです。
まあ今回は「皐月様が手に書いといてくれたよ!」の、マコちゃんの手のひらに複雑な説明を書いてた皐月様グッジョブ!とかいつものマコちゃん劇場か。ジャミラだのアバレンジャー(アバレモード)だのいつもと違う角度からのマコちゃん劇場&無反応の流子ちゃんてのが見どころか。
そうそう、とうとう針目縫も倒されちゃったね。嫌なキャラだから倒されたのはスッキリはするけど、番組的にああいう使い捨てっぽい最後はなんか嫌かなあ。流子ちゃんと同じように、羅暁に作られた生命繊維のお人形じゃなかったのか?針目縫なら理由もなく殺してもいいの?
そしてどうやら羅暁がCOVERSに取り込まれてるというより鬼龍院家そのものがCOVERSの手先なの?いつから操られてたのか。