そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

蟲師特別篇「日蝕む翳」

http://www.mushishi-anime.com/
脚本:漆原友紀 演出:長濱博史 総作画監督馬越嘉彦 原作:漆原友紀
 
お正月に放送した蟲師特別篇やっと見たよ。相変わらずのハイクオリティ。絵は前もこんなんだっけ?監督は「惡の華」の監督さんね。(惡の華の感想では蟲師の…ていってたw)
しかし原作が再開したわけでもなく(というかこの作者さん、これのあと何も描いてないっぽい?)なんで8年もたってまた続編やるんだろうという特別篇からの続章再開なのか。ほんとなんでなんだ?あ、今回の特別篇はアフタヌーンで新作の短期読み切りやったのね。なるほど(>公式)
日食の話と、それに絡んで蟲の影響を受けた双子の姉妹のちょっとした気持ちのすれ違いの話は面白かったけど、1時間枠のわりには話が捻り無くストレートすぎて…って感じはあったかな。30分でも良かったんじゃね?
もっとあのヒナタとヒヨリの姉妹の間に確執があるのかと思ってたけどそういわけでもない良い子たちだったし、そういう意味ではちょっと拍子抜け。1時間もあるならもうすこし姉妹間のドロドロした感情と、蟲絡みでそこに付け入られてしまう話のほうが(そういうのあったような気もするけど)1時間もっただろうし印象には残ったかなって気はする。村人たちのヒヨリに対する反応も薄いしなあ。
でもこれはこれでかなってことで続章も楽しみですよ。原作の前回使ってない話を引っ張ってくるのかしら。残ってたっけ?
ただ雰囲気的には独自のものはちゃんとあるんだけど、さすがに8年経つともう少し伝記色が強いほうが…とは思っちゃうかな。これ、時代的には昭和の初めとかそのへんじゃなかったっけ。そこら辺、蟲の設定とともにパラレルワールド的な気分で楽しみたい感じの話だよね。